On Green Dolphin Street 同名映画の主題歌ということで、有名な曲です。 この曲というとビル・エヴァンスのアルバムが真っ先に浮かんでくる私ですが ロリンズ流の解釈が楽しげな1曲です。 ロリンズが休憩しているところでの リズム隊の演奏は、バラバラのようにも聞こえますが これは計算された即興演奏なのでしょうか?ベースの響きが印象的です。 やや、フリー寄りの解釈でしょうか。 少しフェイド・アウト気味に終わるところが、今ひとつ歯切れのよくないような気がしますが・・・
Everything Happens To Me しっとりした雰囲気で聴かせるナンバーです。 ロリンズの歌心をかみしめて聴きたいところです。 私はこの曲自体が好きなので、ちょっぴりえこひいきが入ってしまうかな?(^^) ロリンズから、ブライアントにソロが交代されるところの、その呼吸がいいです。 さらにベースのブッカーのやや長めのソロが続き、ラストはやはりロリンズ。 二人のソロを聴き終わるのを待つかのように、情感たっぷりのソロを聴かせてくれます。 最後は何となくうっとりしてしまいます・・・
Blue Room ロジャース&ハートが手がけたミュージカルナンバー。 「新婚が住む部屋」という意味らしいです。 小品ながら、ゆったりしていて、まさに新婚の雰囲気を醸し出しているような・・・
Three Little Words さて、ラストナンバーは Three Little Words 60年代のロリンズの愛奏曲だったのでしょうね、 このナンバーが出てくるのは3回目です。 Three Little Words は3文字言葉 つまり I Love You タイトルのようなしっとりした雰囲気ではなく、速いテンポで吹きまくっています。