3度の飯より音楽好き♪

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Live 1986-2001

Live 1986-2001


アルバムを、家の中やクルマの中で聴くのもいいけれど、
元春はやっぱり、ライブがイチバン♪
過去に見たライブ、これから見るライブのことを
気の向くままに語っていきます。


☆ Tokyo Monthly 1986.5.19 日本青年館 ☆


  さてまずは、最初に行ったライブのことです。
『』内の短い文章は、佐野元春のファンクラブ会報誌
Cafe Bohemia に掲載された文です。
(一時投稿にはまったことがありまして・・・でもHPを立ち上げるまで すっかり忘れておりました。 ^^ゞ)

『私のFirst 元春’s Liveは, 日本青年館「東京マンスリー」の2回目でした。
高校の頃の友人4人と一緒に。卒業前、Visitors Tour の チケットが取れず、「いつかはきっと」と思い続けていた夢が やっとかなえられた日です。
オープニングがなんだったか、とかそういうことは,いっさい記憶にないのですが、 「昨日、作った曲」と言って、その時初めて聴いたのが,ギター1本で歌われた「99Blues」だったのです。
その後発売されたアルバムに入っていたこの曲も、もちろんかっこよくて大好きになったのですが、
私にとっての「99Blues」はこのライブで聴いた,ギターの「99Blues」です!』


あまりの感激に、内容がぶっ飛んでしまいました。
ああ、動いてる、しゃべってる、歌ってる~~~
舞い上がり過ぎでした。この日は。
で、このときの映像、少し前に発売されたんです。
Motoharu Sano Live Anthology 1980-2000 というタイトルで!
確かずっと前に The Out Takes というビデオにも入っていたような気がするんですが、
記憶が曖昧・・・。
自分の行ったライブの模様が映像化される、こんな嬉しいことはないですね。
今でも時折、あの瞬間のことを思い出します。
ライブはそれから何度も行きましたが、あんなにピュアな気持ちで
ひたすら嬉しかったことは、なかったような気がします。

☆ Cafe Bohemia Yokohama Stadium Meeting 1987.9.14 ☆


初の野外ライブでした。横浜スタジアムは熱かったです。横浜というと、元春の思い出の地でもあります。
デビューアルバムのジャケの写真は横浜の「赤い靴」という店の前でとられたもの。ブレイク寸前にTVKの「ファイティング80’s」という番組にも出演していたそうですし。
元春のもう一つの故郷ともいえる街でのライブは、最高でした。

☆ Pieces Tour 1987.1.17 東京厚生年金会館 ☆


元春の星座「魚座」にちなんで名付けられたツアー名だそうです。
印象に残ったのは、当時まだ未発表だった「君を待っている」という曲。
元春の優しさが曲間から伝わってきて、なんとなくキュンとなりました。
あと、大好きな「情けない週末」をはじめてライブで聴いたのは確かこのときではなかったかと・・・。このころはまだ、チケットをとるのに一苦労で、どんなに後ろの席でも それは、行けたというだけで感激ものでした。

☆ ナポレオンフィッシュツアー 1988.11.21 ☆


「ナポレオン・フィッシュと泳ぐ日」をひっさげてのこのライブは それまで観てきたものとは違った色を感じました。
なかでも「おれは最低」という曲があるのですが、自己否定のような かなりショッキングな内容の歌詞で、生で聴いたこの衝撃は大きかったですね。
「おれは最低」と叫ぶ前に、床を踏みならすタップの音と会場の静まりかえった雰囲気をうっすらと覚えています。

☆ Land Ho! 1995.9.15 横浜スタジアム ☆

ライブ生活(?!)にもしばらくブランクがありました。 久しぶりに観たこのライブは、元春がデビュー以来行動を共にしてきた The Heartland の解散ライブ。
デビューライブも横浜、そして惜別の地も横浜。
その日は、朝から天気が思わしくなく、昼間には雨が降っていたのですが、ライブの中盤から見えた月が、まるでこの日を祝福しているかのようでした。
スローバラードとして蘇った Young Bloods には涙が止まりませんでした。
この日の、ただ一度のアンコール、SOMEDAY まで元春の動きに釘付けで この夜がいつまでも続けばいいのに・・・そんなことをふと思いました。

☆ International Hobo King Tour 1996.2.15 日本武道館 ☆


胸がどきどき♪初めての武道館。新しいバンドのメンバーとの初めてのツアーでもありました。
印象的だったのが「君を連れて行く」 The Circleというアルバムからの作品ですが、フォーク・ロック調のアレンジが胸キュンもので。思わずじんわりと来てしまいました。
新しい元春の1ページの始まりのライブです。

☆ Fruits Tour 1996 ☆


このツアーは都合4回足を運んでいる。
中でも特別だったのは、クリスマス・イブの日の横浜アリーナでの 「フルーツ・パンチ」
クリスマスと自分の誕生日に元春のライブを観る、というのが けっこう長年の夢だった。その一つがかなった、という喜びは大きい。
井上鑑さんのオーケストラの共演、ほとんど1枚丸ごとアルバム Fruits からの演奏、昔からなじんできた曲等々・・・
2部構成というのも新鮮だったし、なんといってもこの日聴いた クリスマス・タイム・イン・ブルー はいつものそれより いっそう特別なものとなった。
この日、勢いでFCに入会した、というおまけ付き。

☆ アルマジロ日和 1997.10.18 赤坂BLITZ ☆


 この年の12月に発売される、アルバム The Barn のプレミア・ショウといえる内容で
前半にレコーディングやインタビューを収録したフィルム、後半はアルバム全曲の演奏、という何とも贅沢な内容。
初めてのライブハウス体験に感激♪
 以下は、当時FCの会報に掲載されたライブの感想を。

『ニューアルバムはHOBO KING のデビューアルバム、まさにこの言葉がぴったり来るような感じでした。
「昔の曲はやらない!」と言うことで、なんの先入観もなくまっさらな気持ちで観るのは(聴くのは)初めてのことです。
今日の1曲目は何かな~ とライブの前はいろいろと思いを巡らせながら ワクワクしてしまうものですが、この時はいつも違ったもので、「アナログ盤にはじめて針を落とすような気分」でした。
新しい中にも、どこか懐かしさを感じさせるメロディーと歌詞が心に響くようでした。ライブハウス、しかも整理番号が後ろの方だったので、姿がまるで見えないことだけが残念だったけど、その分は第一部のドキュメントと、元春がアルバムの曲やウッドストックでのレコーディングのことなど細かく話してくれたので、それはすべて帳消しということで・・・
それに何より、臨場感と元春がいつもよりずっと近くに感じられたこと、 すごく幸せでした。』

☆ The Barn Tour 1998 ☆


 The Barn このアルバムは近作で一番好きな作品。そのツアーにも3度ほど足を運んだ。Hobo King のバンドサウンドにしびれておりました。
やはり印象に残ったのは4月11日、渋公でのライブ。いつも思うのだが、ツアーは後半ほど盛り上がっていくような気がする。このツアーも最初に見た時より、ヒートアップ度が高かった。
The Barn というアルバムは、ライブを持って完成した、と思う。
充実のサウンド、はじめて「バンド」というものを意識したツアーだった。

☆ This!98 1998.8.23 赤坂BLITZ  ☆


 新世代のアーティストを元春が紹介する、といった趣旨のイベント。
この日は、ブレイク直前の「ドラゴン・アッシュ」なんかも出ていて若い世代のパワーを感じる一幕も。
元春自身もトリで、Hobo King と共に演奏。

以下は、書き残してあった当時の感想から。
「新しいミュージシャンとなんの違和感もなく、対等に同じステージにたてるところが、このバンドのすごいところだと思う。 新しい世代と交流を持ち、いつも前向きでいる元春の「柔らかい心」を感じた。
『音楽を大好き、という心を忘れずに、21世紀にダイブしてください。』という元春の言葉が心に残った。」

☆ The Underground Live’98 1998.8.30 都内某所 ☆


 これは当時としてはおそらく画期的だった、インターネットによる有料ライブ。
私は当時、パソコンを持っていなかったので、ちょうど佐野元春フェアというイベントが行われていた銀座のソニープラザまで行ってみた。
都内某所で行われたというこのライブ、画面を通して見るのは、何か新しい時代の試みのようで、とても新鮮だった。
スカパー!でも放送されていたようだが、大スクリーンで放送されていた この番組は、途中で終わってしまい、続き見たさに、別の階にあるパソコンに向かってダッシュした記憶が・・・
接続が不安定で、画面が途中で切れたりしてしまうこともあったが印象に残るライブだった。
余談・・・
「佐野元春フェア」のクイズに答え、商品としてカードマネーを手に入れたが、今はいずこ・・・

☆ カントリー・ロックの逆襲’98 1998.9.25 渋谷・クラブクアトロ ☆


 ラスト・ショウとThe Hobo King Bandとのカントリーロックに対するトリビュートライブ。
元春は、ボブ・ディランの I’ll Be Your Baby Tonight と ロックンロール・ハート の2曲を演奏。豪華な顔ぶれによるワン・ナイト・セッションでした。
ディランを歌う元春は、いつもと違うように見えました。

☆ Driving For 21st Monkeys 1999.3.13 東京・赤坂BLITZ ☆

 初のファンクラバー限定ライブは熱かった!
ピアノ弾き語りの「情けない週末」がとても印象的だった。そして、この日はじめて披露された「イノセント」も。
元春もこの日は、いつになく饒舌で、より身近な存在に感じられました。 「会費は高くない?」というMCには微笑。(^^)
そしてこの日は元春のバースデイということもあり、そこにいたすべての人々にとって特別な夜になったことだろう。もちろん、私にも・・・

☆ Stones And Eggs Tour ’99☆

 初日の戸田、市川、渋公、最終日の神奈川県民ホールに行きました。 この頃はライブに、行きまくっていましたね。
回数を重ねるごとに元春も快調になってきて、やはり、最終日の神奈川での盛り上がりは最高でした♪
この日の席は、今まで見た中で一番元春が近かった。前から2列目のど真ん中!元春の息づかいまで見えるような気がして・・・私もはじけまくりました。
やはりこの頃は Go4! でしょうか。Stand Up And Fight!

☆ The 20th Anniversary Tour 2000.3.11 日本武道館☆


 元春のデビュー20周年を記念したツアー。
・・・実はこの頃って、私的にいろいろな出来事が重なり、 かなりへこんでいた時期だった。元春の歌を聴きながらいろいろな記憶が、走馬燈のように甦ってきて 涙が止まらなくなったりした。
でも、いつも元春の歌がそばにあった、元春のファンでよかった、と 改めて感じた一夜だった。
初めて聴いた「マンハッタンブリッヂにたたずんで」に大感激。
ライブを重ねていくごとに、増えていく特別な夜。素敵です。

☆ Rock & Soul Review 2001.7.1 渋谷公会堂 ☆


 誰にも話したことがないけれど、ささやかな夢が叶った一夜でした。20周年の時を経て、ますます成熟していくバンド・サウンドにひたすら酔った夜だった。
この日、もうひとつ忘れられないのが元春つながりでお友達になった方々とのオフ会にはじめて参加したこと。
「いつもの友達も初めてのヤツも♪」とても身近に感じた。
それにしても、この日は暑かったなぁ・・・




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