今日はMartin Luther King Jr.(キング牧師)の日ということで、祝日。一応誕生日を記念してということなんだけれど、制定当初、誕生日(1月15日)を休みにするのには、キング牧師を良く思っていない人たちから反発があったらしく、1月第3月曜日ということで落ち着いたらしいです。カリフォルニアでは、Martin Luther King Jr. Dayという名前ですが、最近まで、いくつかの州では公民権運動の日と呼んでいたり、いくつかの州では、休みですらなかったり。
南北戦争の末、アメリカで奴隷制度が廃止されたのが、1865年。ちょうど、大政奉還の少し前です。でも、その後も黒人への差別は続く。separate but equal(分離だけど平等)といって、白人と黒人が同じレストランで食事をすることも許されなければ、バスにのれば、黒人は後ろのほうの黒人専用席、さらに学校までもが、白人専用、黒人専用と分けられてました。分離だけど平等とはいえ、黒人は、たとえば、歩いて10分のところに学校があっても、バスで1時間もかかっていかないといけなかったり。こんなことが1960年代まで、第2次大戦が終わった後も続いていました。(実際は、白人とそれ以外って差別みたいな面もあったようですけど。)
こんな中でも、じょじょに変化はあり、白人専用だったけれど黒人を受け入れる大学が現れ、黒人のなかにも、学を身に着けた人も現れてくるわけです。その1人がMartin Luther King Jr.です。その演説で黒人に勇気を与え、暴力を使わず、黒人たちが自由を勝ち取っていく道筋を作りました。