Brog Of Ropesu

Brog Of Ropesu

2008年01月20日
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カテゴリ: 連載小説




左から・・・

桃太郎、源頼光、八百比丘尼、花咲の翁


どんなヤツらかは現在進行形で活躍してるのでネタバレになっちまいますので、本編をご参照くださいましー(ぉ


WEB拍手で「ビジュアルイメージが見たい」と言う、もう嬉しくてどうしようもなくて、えっと・・ばかっ!////
とツンデレるくらい有難いお言葉を頂いたんで、ちょっくら我の頭の中にあるイメージ描き起こしてみますたっ
雑ですが、大体こんな感じですヤツらの姿。



それにしてもメインキャラなのに、こやつらに人気取られてるルー君涙目wwwwwww





折角なんで予告編っぽく





十戒と対立する彼らは、敵の敵となる瞬の味方なのか?!

そして、未来に隠された衝撃の出生とは!その正体とは?!

絶賛執筆中!!





おあとがよろしいようでー(ぉ





それでは相当間があいてしまいましたが、続きですー
ルー戦想像以上に長くなってますねー。
多人数VS多人数の戦闘描写なので描きにくいったらりゃーしねーです。けっこー苦戦しまくりです


見直して推敲してないんで、けっこー荒削りな文章かと。誤字脱字も多数あるかと。
この作品が完結したときに修正加えるかも知れませぬorz

===



前回までの話



===




瞬時に使い物にならなくなった自らの刀には目もくれず、帯刀していたもう一振りを取り出し構える頼光。

―――童子切安綱。天下五振りの一つであり、頼光がかつて酒呑童子を退治し、その名を冠する様になった刀である。
本来の大原安綱と呼ばれた刀では無く、鬼の血を吸った、完全なる妖魔狩り。
それが人馬一体・・・・いや、まさしく頼光の身体の一部となり、周囲全てを威嚇するかのように掲げられる。

―――そう、まるで刀自身が、この侍以外の使い手など要らないと主張しているかの様に、禍々しく頼光に呼応する。




そうでなければ、元来、故人であり物語の中でしか現存しえない宇内な英傑が、此処にいる理由が付かない。

しかし、嘯き騙っているのだと仮定した場合、あの刀の吼えるような禍々しさに説明が付かない。贋作だとするならば、一体どれほどの名匠の仕事なのだろうか?
どちらも虚であり、どちらが真だとしてもおかしくないのではあるが、どちらにせよこの頼光と名乗る侍の実力が並大抵では無いことには変わらないのだ



「やってみろ!俺を殺したかったら銀の弾丸でも持ってくるんだな!ははは!」




ルーは蛮勇であるのか、それとも頭に血が昇っているだけなのか、そんな、威圧感だけで失禁してもおかしくない、灼けるような痺れるような空気が展開されているにも関わらず構わず前進、頼光へと強襲をかける。
一方、野生の本能で感じ取っているのか、ブリューナクは怯えを隠しきれない。
しかし、群れのリーダーとも言うべきルーに従順である彼は、迷いを一喝して振り切ると、即座にルーとは点対称に位置取りをすると一気に駆け、その間合いを詰める。
先ほどまで足が竦み上がり、今にも逃げ出しそうな様子を見せていたとは思えない機敏かつ迅速な臨機応変な対応である

ケルト神話の中で、ルーが使用していた伝家の宝刀。
彼が保持していたと言われる数あるマジックアイテムの中でも、特別重要な意味を持つ、真の切り札。
バロールを討ち滅ぼしたと言われる“ブリューナク”の名を彼に与えたのは、何のことはない。彼が群れの中でもっとも優秀であったからだ。



―――そう。実力。胆力。それら、全てに於いて。




まさしく“ブリューナク”とはルーの最後の砦となる名であり、そして絶対的信頼の象徴なのだ。そんな相棒と共にあるルーに不安などは絶無。
渦巻く瘴気を吹き散らすように吼えるルーは、その勢いを緩めずに邁進を続ける


ルーを動とするならば、頼光は静。空を切っているのではなく、音自体を斬るかのような無音。それ故の“静”
その、斬像の結界がルーとブリューナクの侵攻を阻むが、ルーにとってはそれすらも児戯に等しい。


どのような疾風のごとき妙技を披露しようと結局のところ”頼光の刀が一振りしか存在しない”という事実には変わりないのだ。

そう考えると実に単純明快な話である。

要は、その一本の太刀に触れさえしなければ事は済むのである。そして刀とはその切れ味とは裏腹に攻撃の有効部位が小さい。

極端に突き詰めてしまえば、刃渡りにさえ当たらなければ良い。加えて現在のルーは大量の体毛に覆われているのだ。
剛毛が刀に絡みつくという事は、切れ味が大幅に落ちる事と同義だ。
ルーの俊敏さを持ってしても捌き切れず、万が一、刃渡りに接触してしまう状況になってしまっても、思い切って前進し、懐にさえ入ってしまえば物理の定義上、威力は死に、多少の怪我は覚悟せねばならないが致命傷とは至らない。

実質的に避けなければならないのは、”反る”という偉功を為す事により切れ味を何倍にも高めている切っ先だけとも言えるのだ



狼の動体視力、俊足、そして人間の叡智を併せ持つルーをたかだか一本の鉄の加工品で食い止められるハズは無く―――


ルーは喉元へと噛み付いた確かな手応えを感じた。


「ふむ。大した胆力。見上げた蛮勇さだ。まさかこれ程とは・・・些か驚いたな。
これでは綱が破れるのも無理は無い。貴公に天譴を下すには少々修行不足だったといえよう。見事な手際だ。いや、正直恐れ入ったよ」


背後から聞こえくるのは、すかしたような覇気の無い”あの”声。
鼻に抜けるような声が賞賛の言を称している。それが余計にイラつく。


―――おかしい。喉を食い破られた人間が声など発せられるはずが無い。
いや、それはどんな生き物だろうと平等な事実であろう。



―――声の主は背後から・・・?



嫌な予感がルーの脳内を駆け巡る。
恐る恐る目を咥えた獲物へと向けると、そこには確かに頚動脈を引き千切り息の根を止めた獲物の姿があった。


―――そう、彼にとって最高の相棒であったブリューナクの姿だ。



咄嗟に口内から解いてみても、一撃で絶命しているブリューナクにとっては何の気休めにもならない。これ以上無いほど見事なまでに止めを刺されている。



―――他でもない、ルー自身によって。


そもそも前提が間違っているのだ。
守りの剣技と呼ばれる二刀流と違い、一刀流とは攻めに特化している流派がほとんどである。
まして、彼が本当にあの”源頼光”ならば、余計にその性質は強い。
妖怪を相手取るのに守りの剣を労したところで、彼らの圧倒的”種族”という壁の前には”時間”という名の隙を作るだけに過ぎないのだ。

もっとも、剣の流派やその事実をルーが知る由も無いが。



頼光が繰り出した剣の舞は相手を警戒させる為モノでも、迎撃するための攻撃でも無く、単なる目眩し。ギャラリーフェイクに他ならない。


即ち、頼光を中心とし、対称に展開していたルーとブリューナクを剣に意識を集中させることによって、彼らは狙うべき箇所である首筋と自らの命を刈り取る剣檄にしか注意が行かなくなる。
当然、互いに狙うは頼光の喉笛。
連携の取れた彼らならではの寸分違わぬ飛びかかりによる急襲をかわせば、いとも簡単に同士討ちの完了だ。
元より史実上でも騙まし討ちは頼光の本分である


「てめぇだけは・・・てめぇだけは簡単には殺さないからな・・・!
四肢を食い千切り、耳を引き千切り、眼球を刳り貫き、舌を引っこ抜いて、鼻を縫いつけ徹底的に拷問した後、ずっとそのままで死なない程度に生かし続けてやるよっ!」



激昂したルーは胴に巻きつけていたポーチから何かを取り出すと口へと放り込んだ。

―――仄かに桃味かかった生肉である。

保存用に加工していなかったのか、噎せ返るような腐臭を漂わせているソレを躊躇う様子も無く咀嚼するルー。

その姿はまさに、屍肉を貪るハイエナそのものだった。



つづくんー





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最終更新日  2008年01月21日 19時42分25秒 コメントを書く


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