発達障害児が伸び伸びと育つために~保健師の目で見た子育て~

「ハイと言いなさい」と迫られた時・・・



興奮状態の息子と格闘した、隣のクラスの若い男の先生。
「そのままではいけないんだ」という思いを息子に伝えたくて、必死になっているうちに、だんだん先生も興奮してしまったそうですが、そばで様子を見ていた担任の先生から聞いた話です。

「わかったら、ハイと言いなさい」
と詰め寄られたものの、納得していないので、どうしてもハイと言いたくない息子は、困った挙句、

自分の胸を指差しながら、
「ハイ(肺)」


・・・と、返事をしたそうです。

その話を電話で聞きながら、私は(ここで笑っちゃいけないのだろうか?!不謹慎だろうか?!)と内心葛藤しつつ、くっくっくっと笑いをかみ殺しながら聞いていました。

その言動でその先生は逆上してしまった・・・のかもしれませんが、
さらに続けて、

男先生は、息子の手を下ろさせ、
「そうじゃない!ハイと言いなさい」

すると息子は、
下のほうで、そっと胸を指差しながら
「ハイ(肺)」

手を袖口の中に隠しながら、胸を指差して
「ハイ(肺)」

下のほうで指している指を担任は見逃さなかったそうですが、男の先生は気付いていないので、ラッキーと、ホッとして、何も言わなかったそうです。


担任の先生と今日は会って話をし、
「やっぱり、不謹慎でも笑っちゃいますよねー」
「うんうん」
「TAKUYAは緊張した状況に弱いから、何とか緊張感を弱めようと思って、けっこう頭使ってますよねー」
「そうそう、私が怒ると、“29歳のきれいな先生”と言って、わたしを笑わせようとするのよー」

そういえば、私も「きれいなお母さん」と言われたことがある・・・

「お母さんのこと、きれいだと思う?」
「ハイ(肺)」

・・・なんてね。彼の返事には、要注意!(笑)


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