雑 草 乃 如

雑 草 乃 如

December 28, 2006
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テーマ: 鬱病(2268)
カテゴリ: 鬱病


踏んでくれたのは Syliaさん でした!今日発送したけれども、生憎明日から、こちら大荒れの予報(汗)もしかしたら『お歳暮・お年賀』になる可能性も(詫)



とまぁ、今年もいよいよ「大掃除」の時期になってしまいましたが、昨日は「台風でも来たのか?」というくらいの暴風雨(この時期に雨ですよ!雨)だったもので、外ガラスがすっかり綺麗になり・・・しかも明日から「大雪」という天気予報なので『外ガラスはスルーで』という事にあいなりました(笑)

お風呂とトイレ3つ、洗面所は終わりましたが、どう考えても「ワックスかけ」には至らないようなので、そこも今回は「スルー」・・・って全部スルーしているようですが(何か?)



でもって、今日は官庁他御用納めの中 『今年最後のメンタル科受診日』 だったわけで、雨の降りしきる中行ってまいりました。。。

前回からの2週間、勿論水曜日もあった訳だし、勿論「切った・貼った・縫った・・・?飲む」という衝動にかられながらも、どうにか自制し、今回持ち越してみました!

まぁ、今朝 『水曜日の悪夢で目覚めましたがねっっ!』 つか、何故に木曜の朝方にそんな悪夢を見なきゃならんのよ?と自分で自分に毒づいてみたが。。。

何故にここまで「けっぱった」かといえば、今回「切った・貼った・縫った」等々無ければ減薬になるからだったりしたもので、ちょいとばかし「気合」入れて過ごしてみました!

たった1錠だけれども 『減薬したぜ!オウイェ~!』 となりました(喜)これで、少しは薬の量が減る!!



実はこの時期には「鬱病」が軽くなるのは雪のせいだけでは無かったりする。。。ただ去年はボロボロだったので、去年は無しとしても、この時期は色々と「人様の生死」に関する事が多々あり、自分で自分を見つめるいい機会だったりするから。。。



兄貴の移植の決定された日が、12月20日前後・・・移植日は1月19日

兄貴は1月の16日から移植日までずっと「放射線」を浴び続けていたわけだから、当然意識というものは朦朧としていた・・・にも関わらず、完全無菌室に面会に行くと、インターホンごしで 『死にたくない・・・生きたい』 何回もその言葉を発したから。。。

入院中も「夜寝るのが怖い・・・そのまま朝死んでいたらと思うと、夜寝るのが怖い」と

それこそドラマじゃないが「生と死を見つめて」闘病していたと思う。。。

そんな兄貴も来年の1月19日で、移植から満6年になるが

この時期、兄の意識朦朧な中で発した 『死にたくない・・・生きたい』 この言葉が、頭の中でこだまする。。。



「死」というものに逃げようとし、本当に今現実に「死」に直面している人の気持ちなど考えた事も無かった。。。兄貴にしても、その時には「生きて欲しい」と願ったが、自分の事は棚にあげ「死にたい」という事ばかりを願った

「生きたい、死にたくない」という言葉を多々聞いてきたにも関わらず、自分はひたすら「死」というものにすがっていた

父親にしても、最後の日、酸素ボンベが物凄い圧であったにも関わらず、涙していた・・・その時父には意識が無かったのに・・・頬を涙が伝っていた

肉親が入院していれば、どうしても、同室の患者さんとも話しをするようになる。。。その中でも兄貴と同室だった患者さんは数名亡くなった

肉親だけではなく、戦友と兄貴が言っていた人達の「生死」まで見てきたというのに・・・移植日には看護師も、他の病室の患者さんまで「お願いね・・・行ってらっしゃい」と見送ってくれた。。。1人が移植成功という事は、患者さんにとって、希望の光があるという事だから

移植が失敗する、合併症をおこして亡くなるというのは、患者さんにとって、本当に「怖い」以外のなにものでもないから。。。

それをずっと見てきたにも関わらず、安易に「死」を選択肢の1つに入れてしまっていた自分を恥じた



そして、ブログ上で、今まで@旦那の亡くなった子供は1人と言っていたが、実は@旦那には2人の男の子が居た。。。勿論、前奥様とともに、亡くなってしまったのだが

享年2歳と5歳・・・小学校入学すら出来なかった子供達だ

今、もし、この世にまだ生があったのであれば小学2年と、5年生だ。。。

自分も、もし息子を引き取っていて、この子供達が生きていたら高2・中2・小5・小2とまぁ、賑やか通り越して、時に 『やがましいわいっ!ゴルア!!』 とでもしていただろうか?

奇しくも今日は亡くなった上の子の誕生日・・・亡くなった子の歳は数えるな!と昔から言うが、親としたら数えないわけにはいかないだろう



この子達とて、死にたくて死んでしまったわけではない・・・生きたい、助かりたい、そう思いながら死んでいったであろう

自分の兄といい、この子達といい、好きで死というものを見つめた訳ではなく、やむ終えない事情で「死」というものと向き合ってしまった。。。

幸いにも兄貴の場合は、再度「生」を受ける事が出来たが、子供達は「生」を受ける事が出来なかった



いつもこの時期思う・・・この子達が引き合わせてくれたのか?@旦那と

『お父さん、生きる屍になってしまっているから、助けてあげて』そういうことだったのか?

これで自分が自ら傷つけたり、多量したり、はたまた去年から今年にかけてのように、自殺をはかって、本当に「死」という事になったら@旦那は立ち直れないかもしれない

いや、逆言えば、よくぞ@旦那こそが「後追い自殺」という行動をしなかったと思う

一気に自分以外、妻、子供2人亡くしたのだから、その思いは誰にも、若しくは同じ経験をした人にしか計り知れないだろう。。。



最初から自分が「鬱病」とわかっていながらも、一緒になってくれた@旦那、そして@こデブも、時に怒りを爆発させながらも、我が子同様に可愛がってくれた@旦那を、これ以上「奈落の底」に突き落とすわけにはいかないなぁ・・・と

まだまだ、寛解には至らないようだけれども、自分で自分に言い聞かせる事が必要かもしれない。。。どうしても苦しい時はあるかもしれないけれども、自分で「意識的」に「生きる」という事を念頭におくのはこの病気には大事な事かもしれない。。。

心が壊れてしまったとしても「生きる」という事だけは頭の中に入れないといけないなと

『生きたい!死にたくない』 そう思いながらも亡くなっていく人は大勢居る

だから「生きていれる」のだから、自ら命の炎を絶やすような事だけはしてはいけないんだ!今日の通院と、@旦那の上の子の誕生日という事で、そういう事を思ってみた

子供達が大好きだったお父さん、ずっと一緒に居たかったお父さん、一緒に遊びたかった、入学式に来て欲しかったお父さん・・・そのお父さんをおばちゃんが悲しませたらいけないね?

この2人の子供達、そして一緒に亡くなってしまった前の奥様の分まで、自分と@こデブ、そして@旦那は生きないといけないんだよね・・・そうしたら向こうの世界で、この人達は安心できるだろう!



hana-koudai

『誕生日おめでとう』 向こうで、もう少し3人で待っててね!お母さんと弟にもお祝いしてもらってるよね!!







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Last updated  December 28, 2006 11:03:21 PM コメント(42) | コメントを書く


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通りすがり@ Re:多数の手の水ぶくれ?(謎の物体)(08/15) 私も今日いきなり水疱が手にできてなんか…
コピーブランド@ コピーブランド ルイヴィトン 買取 ルイヴィトン 直営店 …
たっちゃん@ これマジだった! 生マOコ気持ち良過ぎだぁぁぁぁぁぁぁぁ…
どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
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