光の国の凡人の遅れてきた青春

「信長の忍び」を読んでみました。

信長の忍びのご購入はこちらから！
​
[新品]信長の忍び (1-19巻 最新刊) 全巻セット ​

それとももう少し続くのかな？そんなところです。
という事で好きなキャラやシーンをあげていきたいと思います。 ネタバレありますのでご容赦ください。

【物語】
単純に信長を中心に仲間・部下・妻・戦う相手と交わり天下布武へ向けて話が進んでいく中でお抱え忍びの「千鳥」というかわいい女忍者が信長の側近として仕えて偵察・間者・暗殺・戦場 ・お買い物 にと影に日向に大活躍する物語です。
そして史実通りに話はすすんで行きます。

始まりはお決まりですが織田家がまだ尾張統一しておらず且つ信長が バカ殿 「うつけ」と呼ばれていた青年時代に千鳥と出会い紆余曲折がありお抱えの忍びとして活躍します。

桶狭間の戦い
稲葉山城の戦い
観音寺城の戦い
金ヶ崎の戦い
姉川の戦い
比叡山焼き討ち
一乗谷の戦い
長島一向一揆
長篠の戦い
手取川の戦い
紀州征伐

など主要な戦いで間者・偵察・戦に直接参加をしていき戦の勝利に貢献していきます。

【主要人物】
織田信長：いわずと知れた「大魔王兼うつけ」最近新たに甘党の属性も加わった

千鳥：…大吾でもノブでもないれっきとした女忍。ただしくノ一ではなく本多忠勝からも少年と間違えられる等幼児体系的な扱いを受けるがかなりの実力者であまたの戦いを勝利に導く。ただし本人は忍の本分を全うし世に出ることを嫌う

助蔵：まれにみるスケベ…ではなく千鳥に惚れている同じ里の出身者。暗器や爆弾など武器の開発に余念がない下手すりゃ山一つ崩しかねない、忍の実力はないがある意味ヤヴァイお方

帰蝶：良くも悪くもこの物語で最大の謎。あの信長をいつも困らせている💦

羽柴秀吉：のちの天下人。この時は主にボケ一筋。蜂須賀、竹中、黒田等優秀な家臣に支えられ手柄をあげていく。

【推す理由】
・ギャグセン高い…ていうか多すぎ
・歴史に忠実
この二つですねギャグセン高いの好きです(笑)
歴史に忠実…に関してはむしろ新しいことを教わるというか作者の「重野なおき」さんが中学校社会科の教員免許を持っていたという事もあり詳しくもあり且つ誤解を与えないような慎重な注意書きというか案内をしてくれていてとても親切でわかりやすいです。
歴史がわからない方も好きな方も面白いと感じると思います。


そんなバカな！

信長の忍びはこちらから購入できます。
​
[新品]信長の忍び (1-19巻 最新刊) 全巻セット ​

【名言】
「憎むでも許すでもなく　受け止めて下さい」
帰蝶：是非もなしの精神ですね。物語では城をお遊びで改造したりいたずらというかたくさんの人を困らせたりしてましたがここぞという時にナイスアドバイスしたりします。

「誰も恨まず生きて行けたら　人はそれだけで幸せなのかもしれませんね」
お市：戦国時代では女性は政治の道具となりますがその中でも懸命に生きた日の本一の美人さんが言うと重みがありますね。この後彼女の子供たちがある意味歴史を動かすことになりますしね

「扉を開くのは手では無い　先に進もうとする意志だ」
信長：しびれました。

「大将というものは犬と言われようと、畜生と言われようと、 勝つことこそが最も大事である」
朝倉宗滴：主要キャラではなく回想のみですがすべての武将の矜持なんでしょう…これもしびれます
現代で言うと仕事を必ず全うし成果（利益）をあげようという事でしょうか。

【最後に】
まだ本能寺の変を迎えていないのでいったいどういう終わらせ方をするのかがとても興味があります。
本能寺の変を迎える前に終了させる可能性もあるしいきなり数十年後に飛ぶ可能性もあるし…
楽しみに待つことにします。

ちなみにこの作者さんですがほかの連載中の作品どれも面白いです。
個人的には雑兵めし物語早く続きが見たいです。
それではまたー
​
図書カードNEXT/5,000円券 ​