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深夜の社殿の中で、井坂伊織ら9人の侍が上役の汚職を暴き出そうと密談していた。意気が上がる若侍たちの前に社殿の奥から1人の浪人が現れた。粗末な身なりに口も悪く、腹が減っていると見える。しかし、話を聞くうちに、井坂は浪人に類のない頭の切れを感じ、仲間に加わって欲しいと頼む。反対する侍もいたが、井坂は三十郎と名乗るその素浪人にえもいわれぬ魅力を感じていた...。
黒澤明監督の名作『椿三十郎』が森田芳光監督の手により、時代を超えて帰って来た。主演は、織田裕二、豊川悦司ら今の映画界をリードする若き侍たちだ。ある夜、密談する若侍たちの前に現れた男は、一見、無精ひげを生やした素浪人だが、類まれなユーモアで人を挽き付け、卓越した知識と剣の腕前で危難をなぎ倒していく。三船三十郎が威圧感でグイグイ引っ張って行くのに対し、織田三十郎は、協調性で若侍たちを惹き付ける。時代の違いこそあれ、理想のリーダーとしての三十郎を作り上げている。また、仲代達矢が演じた室戸半兵衛を豊川悦司が颯爽と好演している。脇を固める風間杜夫、小林稔侍、藤田まことらの演技合戦も見ものだ。
<寸評>
黒澤監督のオリジナルの方は、観ていません。
でもこの映画を観て、オリジナルも観てみたいと思いました。
脚本はオリジナルのものをそのまま使っているそうで、やはり本が面白いと映画も面白いですね。
殺陣も結構迫力がありました。
やはり日本人は、こういった勧善懲悪ものが好きなんですね。
ただ、最近ビデオで「東京ラブストーリー」を見たばかりなので、椿三十郎とカンチが時々被さりましたが・・・・・・。(「東京ラブストーリー」でカンチの上司役をやっていた、西岡徳馬(今回は敵役)も出ていたので尚更・・・・)
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