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ある朝、母がカルト視される宗教に入ったことを知った息子。
その現実に直面して、彼は母にカメラを向けた。
次の日、印鑑などの購入の他に、多額の献金をしていることが判明する。
どうしてこんなことになってしまったのか?
母は特別信仰心に篤い人ではない。
3年前に父が亡くなったことが原因かもしれない。
あるいは、仕事を辞めて毎日一人で家にいるのが悪かったのかもしれない。
繰り返される様々な対話。淡々と続いていく母の日常。
やがて疑問の矛先は彼自身に向けられる。
彼はうつ病を患っていた。苦しむ息子を思いやる母。
母はもしかしたら自分のためにカルトに入ったのではないか?
彼は事実を知ろうと思う。
カルトとは何か?そして、家族とは何か?
この映画は、監督自ら全編撮影し、
母親をはじめとする家族、宗教信者、宗教識者、心理学者、弁護士らとの
対話によって制作されました。
しかし本作を「カルト問題についてのドキュメンタリー」とだけ見ることは
適切ではありません。
これは、監督自身の母親への愛の告白であり、
同時に母親の息子への愛の告白であり、
そして家族というものがいかに成り立っているかということの記録でもあります。
自分の母親と話がしたくなる、そんな映画です。
ヨシュアさんのブログで紹介されていました。
私は統一教会にいた頃、当事者として霊感商法に携わっていました。
いわゆる霊能者の先生(トーカー)として、ゲストに献金をさせていたわけです。
当時は文教祖をメシヤとして信じ、ゲストの救いを思ってやっていたわけですが、先祖の救いという方便で多くの人たちに献金をさせ(時には借金をさせ)、結果的には騙していたわけです。
統一教会がカルトだと知った今、元統一教会員としてその事実を伝える義務はあると思います。
今後、東京でも公開される機会があれば、まだ現役の家内と一緒に観たいと思います。