スティーヴィー・ワンダーの「You are the sunshine of my love」のアレンジの秀逸さ。 前に聴いたときとまたチョト違って、こうキタか!といった新鮮さがある。 美しく清々しく流れ出る演奏、そのいっこいっこの丁寧さに感動する。 千北さんのベースの一つ一つが粒立って並び揃うなかに、 ソプラノみたいなクリアーさで奏で切る西口さんのテナー。 ここはこんなでこれだけかっこよくなるんだよ、というアプローチが見事な服部さんのドラム。場数が実を結ぶのか、バランスの妙が本当にプロフェッショナルさを感じる。 氷のような透き通った冷たさ、空気にとけていくような温かさ、どれも古谷さんの指先から放たれるピアノの鳴り。繊細な彩りもダイナミックなげんこつも、もれなく美しさを忘れないのが、彼に備わった技術なのかも。