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2006.03.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
四日間くらい実家、新潟に帰っていました。



というのも、祖母が亡くなったため。




祖母の具合がよろしくない、というのは前からわかっていたため、実家から訃報があったときも特に驚かなかった。
新潟に帰ったときも、ずっと冷静に式の準備や弔問客の対応をしていたと思う。









母方の祖母が亡くなったのだけど、それまであまりは母方の親戚とは会ったことがなかった。
祖父と祖母はそもそも九州の生まれらしく、二人だけで新潟に来たために、周囲に親戚はいなかった。








今回、初めて母方の祖父母の親戚に会って、いろいろ考えさせられた。








家族って何だろう、って。









初めて会ったおばあちゃんの姉妹から、おばあちゃんの昔の話を聞かされた。













その話は本当らしい。
当時、その女学校の校長をしていた曾おじいちゃんが、「息子の嫁に」とわざわざおばあちゃんの家族に会いに来たくらい。
そのころからもう、すでにおじいちゃんの仕事の関係で新潟に来なければならないことはわかっていたのだが、「いつかこっちに帰ってきてくれるのなら」と、おばあちゃんのお父さんとお母さんは、泣く泣くおばあちゃんをお嫁に出したそうな。




しかし、戦争が終わって、二人で新潟で暮らし始めたけど。
ついぞ九州に戻ることはなかった。




何とか九州の方へ戻ろうとしたのだけど、仕事の関係上どうしても戻ることができず。




「あんたの曾おじいちゃんや曾おばあちゃんはねー、おばあちゃんに会いたがって。『なんであんな遠くに嫁になんかやったんだろう』って泣いとったんよ」





当時は交通も電信も発達していなかった時代。
ほとんど今生の別れのようなものだったらしい。
いつか九州へ戻ろうと、考えて。




けれどついに一生を新潟で終えることになったおばあちゃん。














孫の私からは、そんな風にちっとも見えなかったけど。
おばあちゃんの姉妹はばりばり熊本弁なのに、おばあちゃんからもおじいちゃんからもそんな訛り、全然聞いたことがなかった。






きまじめで。

おとなしくて。

編み物が得意。













おばあちゃんがどんな人間で、

どんな経緯でおじいちゃんと結婚して。

新潟で一生を終えることを、どんな風に感じていたのか。










いまとなってはおばあちゃんの口から聞くことはできない。











親戚が近辺にいず、ほとんどおじいちゃんと母とで葬式の準備をした。
もちろん、父や兄ちゃん、兄ちゃんのお嫁さんも私も手伝ったのだが、親戚が近くにいない大変さを、今回しみじみ母は感じたらしい。




母「あんた(←と兄ちゃんに向かって)、マイオイ君だけでなくてもっとたくさん子供作りなさい。一人じゃ大変よ。あんたも(←と私に向かって)早く結婚して子供作りなさい」






いつもだったら反発するところだったけど、今回母の大変さを見ていて、自分でも納得するところがあった。






「子供は育てていると大変だけんどねぇ。大きくなるとこれほど頼りになるのはいないけん。3人くらい作っとくがよかよ(←うろ覚えの熊本弁)」





と親戚のおばあさんも賛同。







家族って。
実はすごい大事なんだと思った。






恋云々、好きだ嫌いだじゃなくて。
家族を作ること。
その土地に根付くこと。






それって、ちゃんと考えていないと(考えていても)思ってもみないことにもなりえない。
女の人なんか特に。







結婚相手によって、親の死に目に会えない、ってことにもなりかねない。

おばあちゃんがそうだった。
好きで新潟に住んでいたんじゃなかった。






おばあちゃんの体を、親族できれいにするとき。







おじいちゃんが泣きながら「世話になったなぁ、世話になったなぁ」とおばあちゃんの体を拭いているのを見て。
おばあちゃんがきれいにお化粧してもらったあとの顔を見て、おじいちゃんが「ほんとにきれいになって」しみじみとつぶやいているのを見て。












おばあちゃんは。











いまおばあちゃんが口が聞けたなら。







「結婚したことを後悔はしてないよ」

と言いそうな気がした。










あくまで孫からの視点だけど。






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Last updated  2006.04.06 23:54:49
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