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2009年08月15日
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今から約400年前、ときは文禄4年(1595年)八月二日の昼下がり、

京の三条大橋西南の河原では 世にも恐ろしい悲劇が演じられた。


この文章はある京都のお寺のパンフレットの最初の文章です。

寺の名前は 瑞泉寺(ずいせんじ)  京都の繁華街である河原町通りの一つ東に

河原町と並んで南北に通る趣のある木屋町通りの三条を少し下がった(南にいった)

ところにひっそりと立っているお寺です。


私も長いこと京都に住んでいて 学生時代などは木屋町を何度も何度も行ったりきたり

していましたが このお寺に気づくことはありませんでした。

このお寺とこのお寺が伝える縁起について 私や京都にゆかりの

人たちは わざと深層意識のなかで この事件を避けているのではないかと

思うようになったのは つい1年ほど前のことでした。


話は 戦国時代末の豊臣秀吉さまのことになりますが 彼は気の毒なことに実子にめぐまれず

養子であった実の姉のともさまの子供を豊臣の後を次ぐ関白太政大臣として任命したときがありました。

秀次公 です。

このまま行けば 秀次さまが 豊臣を継いで天下を治めていくはずでした。


ところが 秀吉さまの愛妻「 淀の君 」に後の秀頼さまが生まれ、

次第に秀次様はうとまれ、

石田三成さまのはかりごともあってか 秀次さまは謀反の疑いで 

高野山に幽閉の後自刃させられてしまうのです。




まずは 秀次さまの小姓たちが 秀次さまの刀をいただき 秀次様自らの

介錯で切腹し その後 秀次さまも切腹、 

この時の介錯をした家来の 雀部重政さま もそのままその刀で切腹して果てました。

7月15日 のことですが 

この後 秀次さまの

ご家族は 死に装束に着替えさせられ 市中引き回しのうえ

三条河原の刑場に運ばれ 秀次公の首の前で 一人一人命を絶たれることになりました。



まず六歳の若君をはじめとして 5人の子供たちは刺し殺され、 




その中には 関白殿下に腰入りしたばかりの方も多く いらっしゃって

うら若き彼女たちの心は どうであったか、 また

天下人の側室として 娘を嫁がせた郷里の親御さんのお気持ちは いかばかりで
あったかと思うと震えます。


皆、高貴な方たちであったにもかかわらず 処刑は京の民衆の前で公開でおこなわれ

ご遺体は 大きな穴を掘って 無造作に投げ捨てられることになりました。

そうして その上に土をかぶせて 秀次公の首をいれた石びつを据えて

殺生塚として 三条大橋を往来する人たちの見せしめにされました。

当時の絵巻物によると 敵方の処刑の任にあたった兵士たちも 涙し 

見物に詰め掛けた京の町衆も罪もなく無残に処刑されていく人々のようすに胸をえぐられる思いであったようです。


『洛中洛外図』 にもその様子が描かれていますが この塚は洪水などで

激しく壊れ、花を手向ける人もなく 16年という年月が過ぎました。


16年も経って 高瀬川の開削と木屋町筋整備の工事許可を得た

豪商  角倉了以さま が この塚があった所に 
豊臣秀次公一族のご供養のための お寺を建立してくださったのでした。




現在 瑞泉寺の中に入ると すぐにこの事件についての資料が ケースの中に

入れて 判りやすく見れるようになっています。
Image9881.jpg



亡くなった方たちの小さな挿絵と 辞世の歌を一つ一つ見ていくと

このようなむごたらしいことがあっていいものであろうかと

しばし 言葉を失ってしまいます。


寺の右奥には ご遺族の39名と秀次公に殉じられた家臣10名の

49基の石塔があります。

しかしこの『秀次事件』によって 葬られた人々は もっと沢山になります。

切腹
木村重茲(助命後自裁)
木村志摩守(賜死)
前野長康(助命後自裁)
前野景定(賜死)
羽田正親(賜死)
服部一忠(賜死)
渡瀬繁詮(賜死)
明石則実(賜死)
一柳可遊(賜死)
粟野秀用(賜死)
白江成定(賜死)
熊谷直澄(直之)(賜死)

三好吉房(改易・流罪)
六角義郷(改易)
木下吉隆(改易・流罪)
里村紹巴(蟄居)
浅野幸長(流罪→のちに復帰)
前野忠康(浪人)
滝川雄利(除封)
荒木元清(追放)
菊亭晴季(流罪)
土御門有脩(流罪)

難を逃れた主な人物
藤堂高虎
中村一氏
堀尾吉晴
山内一豊
伊達政宗
最上義光
田中吉政
細川忠興
最上、細川、伊達らは徳川家康の取り成しで事なきを得た。




私は この事件は あまりにもショッキングで 当時 この事件に直接関係した人の心の中に

大きなトラウマとなって その転生の中で残ってしまっているのではないかと

ずっと思っています。

それを間接的に経験をした 京都の市井の人々の心の中にも

大きなトラウマを作り出し それがあまりにも心の深い部分の傷となって

残ってしまっていることを感じます。



当時 天下人や天下人の一族となることが どれだけ大変であったかは

想像ができます。

しかし その天下人になったとたんに このようにあまりにもむごたらしい

結末をむかえたことによって 関係者の中に 深い悲しみ、呪い、不信感、無気力、などの感情を生み出してしまったように感じます。



そうして  封印 した。



今でも『悲しみ』のエネルギーを持つ女性は多いです。

また 『言いえぬ無力感』を持つ男性は 多いです。

彼らの転生を感じてみると この事件と関係がある場合が これまで

数例ありました。


ニーナカロライにご宿泊される女性たちの中には いつも「悲しみのゾーン」に囚われて

しまう傾向がある人たちがいらっしゃるのですが

彼女たちが 京都散策をされた時に この寺の近くまでうろうろしたけれども

たどりつけていないという事が結構あるのです。


もしも この事件ゆえのトラウマがあるのならば この事件を乗り越えて

幸せの波動の中に入っていく必要があるのでしょうね。

ですから いつかこの事件を取り上げたいと思っていました。



そして 実は 今年8月に入ってから この事件を取り上げて欲しいという

訴えが この事件で亡くなった方たちから 毎日のように来ているのです。



昨日、少し ニーナカロライの霊的な場所がらについて書きましたが

もう一つ付け加えていうならば  ニーナカロライの場所は平安時代の

一条天皇邸跡であり 秀吉さまの時代は 聚楽第の北東の端に位置します。


そう、 歴史をよくご存知の方であれば この豊臣秀次さまご一族は

聚楽第 に住んでおられたことをご存知かもしれませんが

ニーナカロライにいらっしゃる霊的存在のなかで この方たちは

私にとっては 馴染みの人たちなのです。





人々に対して 

「もう あの悲しみは乗り越えましょう!」 と 言っているのです。


こんなにも苦しくて悲しい出来事があった、、、だからこそ


それを経験しないよりは もっともっと 生きていることの大切さを

痛感し、 なにげない毎日のなにげないシーンの中にある無限の喜びや幸せを

感じることができる、、、 

そう 訴えてきているのです。


今日のこの記事を書くまでに 私は1年かかりました。


今やっと この秀次事件で葬られた人々に対して 究極の魂の学びをした

素晴しい人たちだという気持ちになれましたので ここに記事を

あげさせていただきます。


秀次事件に関係したすべての人々が 宇宙の愛の光で癒されますように、


皆様方の本当に勇敢で貴重な学びにたいして心から感謝します。


創造主のわけ御霊としてのみなさまを 心から祝福します。



先日 私は豊臣の縁故の者として また京都人として 京都嵯峨にある角倉了以さまのかつての

住まいを訪問して 心から感謝の気持ちを伝えてきました。


Image9851.jpg

Image9831.jpg



感無量でした。

現在は 宿泊施設「花のいえ」  として 京都にいらっしゃる人々の憩いの宿になっています。



さて今日は大文字の送り火です。

そして 奇しくも 今夜のNHKの大河ドラマで天地人で この「秀次事件」の

事が描かれるようですね。

















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最終更新日  2009年08月16日 02時33分12秒
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