足湯でよもやま話(笑)

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『昆布茶と塩麹』

『昆布茶と塩麹』

2017.12.31
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カテゴリ: つれづれ日記
​​皆様こんにちは。

今年は雨の大晦日です。

さて、今年話題になったものの一つに、
ユーチュ―バー(Youtubeという動画サイトに動画を投稿している人)や
インスタに写真を投稿している人などが、
レストランでたくさんのメニューを食べるためでなく、撮影するために注文し、
手つかずの料理や大量の食べ残しを捨てる。ということがありました。



例えば、これ↓

もちろん、みんなではないですけど、やはり食べ物を粗末にしている人がいるのも事実。


参照)「Brand News」さま




「萌え断(萌える断面)」という言葉ができるくらい、
SNSや、写真共有アプリ「インスタグラム」では、旅先や日常で見つけた
かわいいもの、素敵なものがあふれています。
もちろん、それを見つける人のアンテナの高さはすごいと思います。
「いいね」で共有したくなる気持ちもわかります。
それが励みになるのもわかります。

 -----------------

日本では、食べ残しはマナー違反とされています。
しかし、外国では少し料理を残すことが「おいしかった」という意思表示を示すものとされる国もあります。そういう文化、慣習の違いを超えて、もう少し考えてほしいのです。



牛乳は牛のお乳です。
母乳と同じく、牛乳は生まれた子牛に与えるもので、母牛の血液からできています。
母乳を出すには、母牛は毎年子牛を産まなければなりません。
その母乳を私達はいただいています。
母牛が年を取り子牛が産めなくなれば、牛肉として処分されます。


魚も同じくです。
日本海での中朝韓、台湾の漁業権のせめぎあいにより、
日本の魚の漁獲高は減少の一途です。
漁師さんの高齢化による減少もあるのでしょう、魚の値段も上がっています。

私達は、スーパーに行けば、今でも夏の野菜が手に入ります。
日本では作れないトロピカルフルーツも食べることができます。
お店に入れば、世界中の食事を楽しむことができます。

こんなに簡単に手に入るからこそ、
私達は食べ物のありがたみを忘れがちになっているのではないでしょうか。

食べ物を捨てる人を「マナーがなってない」と責めることは簡単です。
ですが、日ごろ、私達親や大人は、食べることの大切さを子供たちに教え、
農作物や、料理の作り手の大変さを子供たちに伝えてきたでしょうか?

お総菜や弁当コーナーが充実するスーパー、
TVでセンセーショナルに取り上げられる食べ物番組を見るたびに、
「食」のアウトソーシング(外注)化が図られ、
家庭の味が消えているような気がするのは私だけでしょうか。

家でご飯を作ることが減れば、子供は味覚が粗末になるだけでなく、食べ物に対する興味をなくします。
食べ物は「買ってくるもの」と言う認識が芽生えます。
それでどうして、食べ物を大事にしよう。という意識が育つでしょうか。
生きる力がわいてくるでしょうか。
親の愛情を感じることができるでしょうか。


食べ物と言えば、私はいつもこの話を思い出します。↓

「もちのまと」
広い野があった。
切り開いてみるとよく肥えた土地で、田や畑を作るのにこれほどよいところはない。

 切り開いた男はハタノキミといったが、一人ではやりきれないからお前も手伝え、食わしてやるぞ。と言って、人を使って田畑を広げていった。
稲はようやくとれ始めた。ハタノキミはもう嬉しく、命にもかえるほどその田を大切にしていた。

 ところがある年のこと、毎晩のように苗が荒らされる。
夜中に何者かが来て食い荒らすのである。
ハタノキミは「これから、交代で田の番をしろ。そして田を荒らす奴をひっとらえろ。」といいつけた。
ところがどの男も夜が更けると深い眠りにおちてしまい、朝になって気がつくと苗が食い荒らされていた。

ハタノキミはひどく怒って

・・・・・

長い旅の挙句にこの土地を見つけたこと。

葦が茂ったこのあたりを空腹でよろよろしながら切り開いていったこと。

水をひくのに長い水路をコツコツ掘ったこと。

そしてようやく稲が取れるようになったこと。

・・・考え出すと眠気は吹っ飛んだ。

そして夜もすっかりふけたころ、野のはてから金色に輝く不思議な生き物があらわれた。

その姿は暗くざわめく野と、うっすらと光る空の間を軽々と飛び跳ねながら
近づいてくると、ハタノキミの田の側でぴたりと止まった。

みれば金色に輝く大鹿である。鹿は首をさしのべて、稲の苗を片端から食べ始めた。

「こやつ、よくも苗を食ったな!」
ハタノキミは鹿に飛びついた。

鹿は驚いてハタノキミを振り落とそうと矢のように駆け出した。それでもハタノキミはしっかりと首に抱き着いて離れようとしなかった。

・・・とうとう鹿はひざをついた。
ハタノキミはひらりと飛び降りると剣を鹿の首に押し当てて

「命の糧の、稲の苗を食い荒らした憎いヤツめ!」と鹿を殺そうとした。

すると鹿は
「どうかわたしを殺さないでください。もし命を助けてくだされば、子供たち、孫の代まで、決して田を荒らさないよういいつけますから。」と言った。

「その誓いを忘れるな」と、鹿をはなしてやった。

それからというもの、田は守られて稲はすくすくと育ち、秋には重い穂を垂れた。

こうして年月が流れた。
広々とした野の果てまで今では田であった。
刈り取られた稲は束ねて積み上げられていた。
中には米にもせず、そのまま腐れていく束もあった。
ハタノキミは長者であった。

酒を醸し、餅をついて、今日は取り入れの祝いの日であった。
男たちも女たちも、みんな楽しい祝いの日だった。

 その時、ハタノキミがよろよろと酔った足取りも危なげに立ち上がった。
「やいやい、お前たち静かにしろ。このわしが腕前を見せてくれるわ。
その餅を木にくくりつけろ。餅をまとに、矢を射てみしょう。」

 餅が木にくくりつけられた。

ハタノキミは、弓をきりきりとしぼり、ヒョウと矢を射放った。
矢はみごと、餅のまとにぶっすりと突き刺さった。

「見ろ。一発で射抜いたぞ。」

ハタノキミはふんぞり返り、人々はわっと声を上げたが、その声はそのまま凍りついた。

射貫かれた餅は、みるみる白い鳥となって空へ飛び立ち、そのまま空の果てへと飛び去ったのである。

不思議なことに、その後、田んぼには一粒の稲も実らなくなった。

田は荒れ果てて、やがて葦が生い茂り、元の広い野に戻って、ただ風が吹きすぎるだけであった。

(松谷みよ子の「日本の神話」(講談社)より参照。
 一部わかりやすいように表現方法を変えています)


ヤマトタケルが亡くなった時も、白い鳥となって空へ飛び去った。という記述が出てきます。​
昔から、日本の神話では白い鳥は魂を象徴するものとされています。

松谷みよ子さんのこの本では下記のような注釈が出てきます。​

特に正月の鏡餅は魂のシンボルでもあります。
だからこそ、神様にそなえたり、
人間が食べることで新たな力を授かるのです。
                 (ここまで)
--------------------------​​

今ではすっかり「買うもの」になってしまったお餅ですが、
うちの実家では毎年お餅をついて正月の準備をします。
今年も、先日帰省の折に餅つき(餅つき機ですが)をして、
丸もちをたくさん持って帰ってきました。

今どきの絵本もいいですが、
お正月にお雑煮でお餅を食べるのはなぜか、
鏡開きをするのはなぜか、
日本の神話(古事記・日本書紀)で その意味を知ることで、
少しでも昔ながらのお正月を
親子や祖父母とともに共有してもらえたらと思います。
家族で大掃除、家族で年越しそばやおせちの準備もいいと思います。
せめて、大みそかとお正月の間は、ゲームを封印してもいいと思います。

インスタグラムで「いいね」を求め、同調意見を求める裏側には
親ですら「自分のことを見て(わかって)もらえない。」
孤独感、自信のなさ、さみしさ・・・があるように思えてなりません。

食は命をつなぐもの。
おうちのご飯は、家族の楽しみとともに思い出にもなります。

買ってきたお惣菜だけでなく、できれば簡単な作り置きおかずを添えて。
留守がちなら、メモ紙に書いた手紙やホワイトボードにメッセージを。
少しでも、親子の会話が増えますように。
他愛もない話でもいいのです。
親が子供のことを大事に思っていることが子供に伝われば、
子供はきっとまっすぐに育ちます。
困っていることも、何でも相談してくれます。

せめて家族だけはチームとして、
お互いを思いやり、大切にし、いたわりあっていきたいものです。

 -------------------------------

今年一年、このブログを通じ、出会い、応援してくださった皆様、
請願書や官邸メールでご協力くださった方々、
本当にありがとうございました。

来年も様々な気づきを皆様にお届けできますよう、精進してまいります。
どうぞよいお年をお迎えください。m(V_V)m。​





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Last updated  2017.12.31 22:25:30
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