新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2005年03月14日
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カテゴリ: 汝自身を知れ。
ベンチャー事業者に近づいては駄目である。

その事業者の準備不足を言えば、怒り出す。
素晴らしいものだと誉めてやれば、のぼせあがる。
溺れているのだと救いの手を差し伸べてやれば、しがみつく。

うっかりすれば助けに行った方も共倒れで溺れかねない。
助けてやりたいと思うのは簡単だが、水難訓練で鍛えた人
でも危なくて手がだせない時とところがあるように、よほど
の準備と余裕、そしてなによりも鍛え上げられた肉体がないと
溺れかけているほどの人は救えない。




水没寸前の人のようなものなのである。
これは意外に知られていないが、現実であろう。

なんで水没寸前の半死半生のような事態にあるのか、というと
革新的で新規な技術というものは、その大半が現実の経済社会構成
からすると挑戦的過ぎて巨大なリスクであるからだ。

考えてみてほしい。

いま、石油を使っている自動車が石油なしで安全に運行できるように
なるとしよう。誰が歓迎などするものか。みな、寄ってたかってその
ようなとんでもない優れものを「潰そう」とするのは間違いない。
理由は簡単である。優れものを育てることの危険さはあっても、潰す
ことの不利は極めて少ないからである。


いるとしよう。電力会社が黙っているものか。みな、寄ってたかって
そのようなとんでもないエネルギー源を使用しようという人物や団体を
警察が追いかけてくるかもしれない。場合によっては国家安全保障上の
脅威だとか、なんだとかレッテルを貼られて不名誉な誹謗中傷をされる
ことも良くある話である。その証拠に電力会社の取締役には警察官僚や


いま、たまたまあなたがヒラの市民だったりすればまだしも頭を悩ます
ことになるかもしれない。しかし、逆にこの時代の経済産業省の役人で
あったり大企業に所属していて、大きな流通と仕組みで生活を維持でき
ている人であれば、なんで苦労してそんないまの日本に対して巨大な変化
を強いるような愚かな事業テーマを選ぶ人を歓迎することがあろうか。

冗談のようだが、この国の中でほんきで研究開発型の新規創業をやって
いるような「本格派」は大抵浅瀬で溺れかけている人のような精神の
持ち主だと言ってよいと思う。



あの中村修二先生だって、価値が604億円あると判決されたが8億円で
和解せよとたたみ込まれた。たたみ込まれたトタンに、あれは8億円ほど
の値打ちしかない発明だった、などと言う人がわんさかと登場する。実に
おめでたい国というべきだろう。個人でできることは小さい、という事に
しておく方が幸せなのだ。

このあいだも東京大空襲の話題をまたまたこの日記で取り上げた。

常連のたまゆら1/fさんですらも、ここを本当に不思議な日記だと思われ
ているらしい。ビジネス系の日記と思っているのになんで、ことさらに
東京大空襲なのか、と。

しかし、よくよく考えて貰いたい。あの60年前の3月10日、一晩で
30万人もの老婦人、子供と幼い命が地上から消え去った。しかし、
その30万人は無名の個人のままである。報道は、60年後のいまなお
10万人しか数えていませんでしたと平然と澄ませている。個人は幽霊
のようにけっして数えられることがない国なのである。

日本で優れて研究開発型のベンチャービジネスを目指している人たちは
その事を肝に銘じて取り組まれることを老婆心ながらおすすめしておきたい。




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ください。愉しく御話してみましょう。
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最終更新日  2005年03月21日 13時41分48秒
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