新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2006年01月14日
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また、子供の頃はほんとうに今から見れば、変な正義感や義侠心から、
世のため人のためになることをするのは誇らしく思えたものです。

最近は、その余勢で生きているものの、あまり、IT長者になる素養
もなく、技術革新で世直しだと騒いでいる自分がほんとにこれでよかった
のかと迷います。

妻からもっと融通を利かせて金儲けをしないとただのお人よしじゃないの
言われるたびに自分の主義に反することまでして金持ちになりたいと思わ
ない自分が歯がゆい時もあります。やるだけやってお金がついてくれば良し。
来なければ、それも自分の人生と割り切る心境になりつつあります。

平成維新への挑戦さん



実は、告白というほどでもないが子供の頃、警察官に憧れた。

間違ってもピストルが撃ちたかったからではなく、やはり映画の影響が大きかったのでは
ないだろうか。映画「警察日記」の主人公は、森繁久彌だったと思うが当時の映画で
警察官と町方役人はスクリーンの華だった。意図的、政策的なものがあったにせよ
庶民の熱狂がナイーブに投射できる対象だったことは、今にしておもえば不思議な程
だが。勧善懲悪に飢えていたのか、戦争時代の重圧感から解放された気分が、映画勃興期
に素直に弾けられた理由だったのかもしれない。

小学校高学年ぐらいになると、妙に物心づいてきて打算的な知恵が廻り始める。同級生に
「俺は、警察官になるのも悪くないと思っている」などと下校時に口にしたらば、一斉に

官庁へ向かって行ったのかと思う。個人的には、おまぬけにも制服姿の警察官に憧れて
いた子供時代の自分について、あまりのヌルさに呆れはしても突き放して嫌悪感を抱くには
惜しいものを感じている。

案外、10歳以前の少年時代に抱いた「変な正義感」に殉じて死ぬのも悪くはないような気がする。

実在した新発想ビジネスヒントフォーラムの本当のオーナーであった松島君たちのように、
人知れず光通信から大枚せしめて勝ち組目指して行くというのも今嘱望されている人生ではある。

しかしながら、素材をもとめて北インドや中国を歩きまわっているうちに、自分などでは
「融通を利かせて金儲け」をすることのビジネス上の収支はともかくも、宇宙経済的な視野で
どのような収支になるのかは、さすがに分かってしまった。自分の主義に反する、などという
高踏的なイズムではなく、日本人がほんとうにガムシャラに金儲けに狂奔すれば、我々の類
としての命脈は確実に短くなる。これは間違いない。



制動をかけねばならないという時代にさしかかっている。資本主義は、それほど堅牢なもの
ではなくなっている。人々が気づかないだけなのである。早い話、水道管が凍結しただけで
実感としてふところの中のカネの交換価値は、急降下した。砂漠にあっては、コップ一杯の水
という「現物」がすべての交換価値の極相に躍り出るというのは、大学の初等経済学講義で
まっさきに話題になる。初等的だが、本質的な議論なのである。


関与している。


日本海の面積は約100万平方キロメートル、日本列島の約2.5倍、最大水深は3725mと深い。
平均でも1350mある。だが対馬海峡など出入りの海峡は、意外に浅く200m程度しかないから、
日本海はほぼ閉じた海盆と言って良い。
                    石井吉徳  東京大学名誉教授 前国立環境研究所長






巨大原発基地である新潟の柏崎刈羽原発がフル稼働する際の温排水は1秒間に約560トンだ
という。これは日本最大の河川として知られる信濃川の流量を遥かに上まわるのではないか。
温排水は海水温に、プラス約7℃を付加するほどのものである。わかりきった話であるが、
温度が上昇した海水では、到底溶けきれなくなった分だけ大気中に二酸化炭素を放出する。
原子力発電所が、炭酸ガス削減効果が高い、などというのは真っ赤なウソである。


とかく、日本人は水や海を汚すことに躊躇がない。
原子力発電所の冷却水は、放射能核種をいっぱい吸い込んで日本海に垂れ流し。
なにしろ日本海側の原子力関連施設が廃棄する冷却水というもの。汚染物質
だけではなく、熱までも捨てている。この廃熱たるや膨大なもので日本海全体
の海温を2度も上げる力があるという。

ほかならぬ田原総一郎の「原子力戦争」という本に書いてある。
この本が発刊されたのは1973年だ。
日本のジャーナリストも、垂れ流し体質は変わらない。

2004-8-11「水に流そう。」




すでにこの日記でも述べたが、田原総一郎の著作「原子力戦争」(1973年発行)の中にも
記述されている。ようするに原子力発電所から排出される一次冷却水は日本海の温度を
軽く2℃は上昇させるほどの温排水を日本海に注いでいるそうだ。雪がふれば、どかっと
降るぞとの危惧は70年代からあった。

問題は、これまで誰もそれに関心を抱かなかったことだ。



「首が飛ぶかどうかのときに、髭の心配をしてもはじまるまい」(映画「七人の侍」より)














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最終更新日  2006年01月15日 09時42分25秒
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