新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2006年05月12日
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カテゴリ: 汝自身を知れ。




お金の値打ちが、無くなるみたいな事を周囲に言いふらすと狂人扱い
を受けるのは避け難い。そのうち、金の価値が暴落するなどといえば
たぶん電波系だと思われても我慢せねばならないだろう。

しかし、日本ではほんとうにお金の値打ちが相対化され、少なくとも
いまよりも羽振りを悪くして貰わないと困るという気がする。あまりにも
短期でお金を集め(回転させる)ことが経済社会で白熱し過ぎているからだ。

皆さん、あたりまえのように思っているが、これはすべて仕組まれた事だと
気づいていない。昔、それほど酷くはなかったのだということを忘れ始めて
いるらしい。実は、あのプラザ合意というのはこういう加速感の起源にある。


わたしの謂いは、お金こそこの世の格差を助長するシステムの中心に他なら
ないからだ。多くを保有するところに、多くがあつまり、手元に少ないところ
にはけして集まってこない。だから、我々は致命的に豊かになれないということ
に少しは気づくべきだろう。

いまの時代、景気は全人口の5%程度に潤いを与えているだけだ。もしいま購買
が改善して売れているという流通に関わっている人たちがいるのであれば、それは
この国の5%に関与していると思っていい。

一方、日本の失業率はもう5%目前というところだろう。多分実態では5%を越え
ているに違いない。つまり景気のいい5%は、雇用されない5%を養ってあまり
ある規模の収入を得ている。とすれば、残りの90%の大多数国民が、潤う筈が無い。
そう考えて間違いないだろう。格差社会といわれるものは、どうやら5対95の


こんな国でも、世界ではGDP第2位で、ばら撒きで有名なODAは1兆円どころか、
2兆円にもなろうかという嵩だったはずだ。こんな派手に我々の福祉に充当しても
良かろうはずの金員を例年ばら撒いているヤカラを、「国」だと呼ぶのならば愛国心
などが目覚める筈がない。だから、強制的に君が代を歌えとか、起立しろとかレベル
の低い話をぶりかえすのである。ようするに嫌でも国を愛したくなるように懐へ、

えないだろうというのが自分の読みなのである。

およそ豊かな国とは、どんなイメージか。



しやすく、子供がつくりやすい。
三、30代になると、ゆとりが出てきて別荘が持てる。
四、海に臨んだ家では、桟橋にクルーザーを保有して土日は自前で調達した
シーフードで家族でバーベキューができる。
五、年恒例で、一ヶ月の有給休暇を認められていて、その消化を会社から
義務づけられている。
六、ルーブル博物館や、ボストン美術館、そしてエジプトにピラミッド発掘など
社会人になってからも訪問が容易くできて、常に世界の文化状況に通暁している。
七、時間があまれば、環境ボランティアで山や川、湖の美観に余念がない。


本来、すでに我々の生活はこのレベルだった筈なのである。これは間違いない。
戦後、一度も戦争をしなかった日本は当然この域に達していたことは相当な確度の
高い内容なのである。


実は、GDPが日本以下の国で「豊かな国民」イメージを問いただすと大体それら
1~6のイメージになるらしい。彼らが不満を抱くとすると、このうちの2つ、3つが
実現しているだけで到底6つは無理というような内容らしい。
なんと、われわれ日本人が6つとも実現できていない、というのはそれらの
国の人達には、夢にも思われていないらしい。まさか、日本でこれほど自殺者
が多いなど、誰も思ってはいないわけでありましょう。皆、お金の分配が絡んで
いるからではないのか。

昨今この国の生活保護世帯がついに100万世帯を越えたと言う。収入が1000万円
以下400万円以上という絵に描いたような中流派は、ジリジリと減る一方。だって、
GDPの60%が個人消費だという構造の国で、中流派が減れば、個人消費が減じるのは
避け難い。そもそも賃金は連続7年下がりっぱなし。

「誰が、景気回復やねん」といっている人が、国民の95%という体たらく。しかも
そのうち5%は、落ち込んだまま息絶え絶えなのだろう。

景気回復にさえ、社会に格差があるという笑えない社会。無駄遣いをした覚えも無いのに
我々の社会がけして豊かな事態にないという理由は、お金という特性をフルに活用した
謀略によるものだと、いいかげん気づかなければならない。そう思う。





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最終更新日  2006年05月16日 22時40分08秒
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