昨日で、今年のボランティア活動も終りだ。
日本語教室で、ブラジル人の青年とおやじが2人来てくれていた。
青年は、兄弟なのだが兄の方が体調不良で残念がってくれていたそうだ。
この三人は、大変日本語学習意欲が高くて熱心だ。熱心な生徒がいる
と、こちらも手を抜けない。自分が英語学習していて、つかんだスキルと
いうのか、方法論はさっそく日本語教室で、咀嚼しなおして見せている。
いまはまっているフラッシュカードを、いくつか使ってて教科書は全然使わない。
本当は教科書を買わせろという空気もあるが、金額に比べて内容がたいした
ことがない。手作りの教材の方が、弾力的で相手の成長速度にあわせて
自在な分、役に立っているように思う。おやじは、仕事が多忙で復習をする
余裕がないのだろうと思う。実は、自分より1歳下の年輩なので記憶の補助
になるように工夫してあげないといけない。本よりもフラッシュカードを何枚か
渡すほうが日常の利便にも近いと思う。
若い兄弟は、教室を紹介した人が配置の都合で遠方へ行ったのだけれど
よほど丁寧にオリエンテーションされているのか、かかさず参加してきている。
日本にいるあいだに日本語が日常会話レベルで習得できるほうが絶対に
生涯賃金にも影響すると真剣味を帯びて学んでいるのだと思う。
日本語だって、文法よりもまずメッセージの単位の道具化が優先すると思う。
むろん文法は大事だが、文法は学ぶよりも悟る(覚る)ほうが大切だと思う。
使っている表現の、内部にある文法構造は使うことで体感されているものを
法として自覚することのほうが遥かに大切で、普遍性があると思う。
だから、文法の時間などを割いたことは一度もない。わずが5分の解説もして
いない。練習の反復のなかで、体感されたものがそれが文法だ、という気分は
彼等に伝わっている。自分が願望する、英語教師のイメージを自分が演じて
いるという風に思っていただければ間違いない。
最近、はまっているフラッシュカードの論理はスティーブ・ソレィシーの一連の図書
から理解したものだ。実に興味深いことを彼は言っている。

スティーブソレィシー談
「時制は間違っても通じます。時制にはメジャーなものとマイナーなものがあって、文法を勉強
すればするほど、マイナーな時制に走ってしまいます。気にすれば気にするほど、会話の量は
減ってしまいます。
メジャーな時制とは、現在形、過去形、未来形、この3つだけです。この3つの時制を使って
フリートークできる人は英語のレベルが高い人です。
完了形で、Have you… ? という形はよく使われますが、答えるときは、単純過去形
でかまいません。
例えば、
Have you been to Italy? (イタリアに行ったことありますか?)
Yes, I love Italy. I went there for my 20th birthday.
I met a lot of nice people.
(はい、イタリア大好きです。20歳の誕生日のとき、イタリアに行ってね、やさしい人たちに会いました。)
このとき、あれ、have met にすべきかな?今はもう会ってないから、had met にするのかな?なんてことは、もう忘れてかまいません。
先にも述べたように英語は、語順です。とっさに語順がうまく言えることを目標にすると文法のことはそんなに気にしなくても大丈夫です。
前置詞、冠詞、動詞の変形、時制などは、そんなに深刻になることはありません。」
「会話で一番いけないのは、言葉につまって無言になってしまうこと。沈黙が何よりもいけないんです。
とにかく発話の「量」で勝負すること それと、英語を話すときの「量」、
これが足りないと、なかなかコミュニケーションは取りにくいんですよね。せっかく話すチャンスがあっても、うぅーん、と考え込んでしまって、無音状態になってしまうのは、非常に残念なことですね。」
スティーブソレィシー談
実は、私がこれから何年間もかけて運動しようとしていることは、文法の規制緩和です。
本を読めば読むほど、英語番組を見れば見るほど、教室へ行けば行くほど、「規制大好き」が伝わってきますよね。TOEICの試験を見れば見るほど、規制ばっかり!無駄な規制が多過ぎます。これは、本当に英語を話したい人にとっては、じゃまになってしまいます。
「文法が完璧だから通じるはず」と思っていると、実際の会話では通じなかったりすることってあるんですよ。「あれ?完璧に言ったつもりなのに通じないじゃない。」というような経験をした人も多いでしょう。
「すいません、次に私が言う文章の空欄をうめてください」と言う外国人は誰もいませんよ。(爆笑)
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