新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2007年01月03日
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NHKで「ワーキングプア」の報道を見ました。見ていて胸が熱くなる思いを
しました。一生懸命働いて、それでいて生活保護以下の収入しか得られない人
々。しかも登場人物は世間が悪いとか自分は不幸だなどと一切言い訳せず、黙
々と働いて、しかも生活が出来ない。

世の中、勝ち組と負け組みの二極分化が激しいとは聞いていましたが、これほ
どまでとは思いませんでした。「
才覚はなくとも一生懸命働けば報われる」の
が日本の常識だったのに、時代は大きく変わったと思われます。人々はこの格
差社会を小泉構造改革のせいだといいますが、少し違います。

まず国際経済のグローバル化がこのような事態をもたらしたことは明確です。
国際競争に勝てず大企業が不振であった失われた10年の間に、大企業が思い
切った合理化を促進し、当時世界一高いといわれた日本の人件費削減に努めま
した。その結果多くの契約社員やパートを生み出したのです。

正社員は企業の回復で苦労がめぐまれますが、パート、契約社員は置き去りの
ままです。
その人たちがワーキングプアーに追い込まれています。民間企業が
懸命に生き残りのために人件費削減に努めているのに行政は落ちこぼれる人た
ちのセーフティ・ネットの構築に努力しなかったのが、このようなワーキング
・プアーを生み出したことは間違いありません。

安倍総理は「再チャレンジ」を重要政策課題にしていますが、税金の無駄使い
に慣れた官僚たちは見当外れのお金を使い税金の無駄使いをします。実情が見
えていない官僚に血の通った行政が出来るはずもありません。 個人で支えられ
ているIT関係のSOHO支援策を行政が推進し、かえってSOHOを苦しめ
るトンチンカンなことをする実例も知っています。


官僚の考え方は「ワーキングプアーでとにかく予算を獲得した。これは使い切
らないといけないから、適当にお題目を見つけて消費しよう」との考えしかな
く、「ワーキングプアーを生み出した原因とか実情」を深く追求しません。

れが官僚の慣わしです。安倍内閣の再チャレンジでまた税金の無駄使いが始ま
るかと思うと憂鬱です。

民間がこれほど苦しんでいるのですから、談合や裏金で汚染された列島を抜本
的に改革し、税金の無駄使いからお金を捻出して、一刻も早いセーフティネッ
トを構築して欲しいものです。


NHK「ワーキング・プア」番組を見て
藤原雄一郎の経営最前線シリーズ        




藤原雄一郎という人の、メールマガジンがいつ頃からか入って来ていた。

内容を、斜めに読んでいてキレを感じなかったので今回のメールでそろそろ購読を
やめようかと思っている。


NHKのあの番組をみていて「胸があつくなる」というところは良心的だと思うのだが
これまでこの現実をみとおしたり、読み解きされたことが無かったのだろうと推量する。
つまり、「これほどまでとは思いませんでした」という箇所だ。


この方は、あの90年代後半の「貸し剥がし」状況をついに読み落としてこの世紀に困惑
されている人なのだろう。楽天ブログを読んでいる大多数の諸兄と大差ないに違いない。
当然それなれば、どういう構造から生じてその後も日本の基調にどのような影響を生じている


このような善意の方には、気の毒だがメールマガジンを垂れ流すのはやめて猛勉強された
ほうがいいのではないか、と老婆心ながら思う。


官僚に血のかよった行政ができるはずはありません。それもよろしいでしょう。


で、セイフティーネットを構築して欲しいって?
誰が?誰のために?なぜ?


これに言及できないので、皆困っている。
困った、困ったと言われても、やはり困るばかりなのである。


セーフティネットなど、鉄壁のものが出来ようはずがない。


日本の行政にそれを作らせない工作もあるのだ。
それを見落として、「セーフティネットを構築して欲しい」などと、昼行灯のような
ゴミを撒かないで欲しいものだ。




それがやれるような国ならば、負ける戦争を始めたりはしない。




2006/11/15
ルメイの再来


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最終更新日  2007年01月03日 18時08分16秒
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