新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2007年01月27日
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 どこのどいつが 埋(うず)めたか 胸にじんとくる 小島の秋だ




共産主義の問題の多くの路線対立は、闘争方針だとか社会分析の差異性だと勘違いされているのだけれども実は、農業生産地の惣領相続、分割相続の相克が社会制度により増幅されてイデオロギーに化体しているという意見もある。

つまり、惣領相続的な地域性の濃厚な国ではスターリニズム的なもの(いわゆるロシア型マルクス主義)に傾斜しがちであるし、分割相続的な所有権意識の平滑な地域性のもとでは都市型の労働者の権利意識と共振しやすくトロツキズム的なそれ、たとえばスペインのアナルコ・サンジカリズムとか、かつてのイタリア共産党のような構造改革的路線選択に傾きやすいというわけである。


葬式を何度も経験すると、このようなコアの心情圏ともろに遭遇することがしばしばある。

「世代間の思想信条の差異」の現実が、このように生産財や生産と流通のスキルが伝統的に地域や地縁に帰属していたり、地域の歴史的な社会関係、文化的な依存性が濃厚であったりすれば封建的だと言われて、これまで貶められがちだった惣領相続的な感覚や発想が、まだまだ世の中には相当程度色濃く残滓が存在することがたちまちみてとれる。


他者への不寛容、もしくはイジメという現象にはえてして平素からこういった所有、分割の御作法というようなものを相当意識的に文化史的にあとづけてゆく必要もありそうだ。他者への好き、嫌いの感情も深層心理面では、意外なほど、相互に「第三項排除」(つまり社会排外主義的斥力)の動機において、個人の発意を相互に尊重するよりも家族関係の長子を尊ぶ精神にみられるような、長兄、長子を惣領として垂直的な社会関係についての帰依が問われるという事態から還元されるような気がしてならない。


父親と母親の60年に喃々とする角逐は、遠景から描写すると結局そういうことのように思えてくる。






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最終更新日  2007年01月28日 09時01分06秒
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