昨日は、所用で滋賀県の環境保全課のボランティア活動には参加できなかった。
われわれの活動の中心は、滋賀の国土景観にかかわるものが大半だったが、滋賀の課題としては琵琶湖の湖底も由々しい事態になっていると聞く。
たまたま、サイトを眺めていてもこんな記載があった。驚くべきゴミがゴロゴロでてくるというのは、滋賀の県民がこれまでの半世紀にそれほど環境保全の意識が十分ではなかったという証左だろう。戦前まではともかく、滋賀の戦後世代はやはり地球環境の保全という意味合いでは、むしろ後ろ向きだったと思わずにいられない。昨今、急速に意識改革が進んできているのだが、いまの現役の環境ボランティアらの嘆息しきりである。
『琵琶湖湖底クリーンアップ作戦!』清掃作業報告
作業実施日 平成16年10月29日(金)30日(土)31日(日)
当日の天候 29日 曇り 22℃、水温 16℃
30日 雨 21℃、水温 16℃
31日 晴れ 23℃、水温 17℃
清掃ポイント 29日 浜大津港南釣り桟橋周辺
30日 浜大津港南釣り桟橋周辺
31日 大津プリンスホテル周辺
作業内容 湖底に放置されたゴミの回収作業
潜水回数 延べ潜水 36本(回)
作業スタッフ 潜水班(ダイバー) 延べ 18名
陸上班、船舶監視班 延べ 18名
使用監視船:『 タイガーIII 』
回収ゴミ結果
自転車 7台 126,000g
バイク 1台 60,000g
ベンチ 2台 30,000g
フェンス 1枚 6,000g
タイヤ 5本 34,034g
空き瓶類 2,800g
空き缶類 41,790g
ワーム・ルアー類 14,600g
可燃物 84,742g
不燃物 5,310g
大型不燃物 5,806g
合 計 ( 3日間 ) 411,082g
実のところ、琵琶湖の湖底は関西人が想像している以上に悲惨な事態になりつつあると聞いている。実は、これらポイ捨て以上に深刻なのが「温暖化」である。
琵琶湖の湖底は、暖冬で確実に汚染が進行するという構造になっているらしい。
琵琶湖の水質は、冬の冷気で冷やされた水が湖底をさらえてサーキュレーションして循環し、結果汚濁した水が押し流されるという仕組みを何万年も実行してきた。ところが湖水がこのところまともに冷やされないために湖底に届かない。しかして琵琶湖の湖底は汚濁進行し、ヘドロだらけという事態になる。
では、この現下の地球温暖化の正体はなんだろう。
世間常識的には、温室効果だ。いわゆる炭酸ガス、メタンなどの地球の上層を包んでいる保温性の高い温暖化ガスが宇宙への熱放散を抑止するマントとなって一種の園芸農家におけるビニールハウスのような機能を生じ地球全体が「温室」化してきている、というあの風評である。
本当にそうか?
経験的に、各国政府が過去40年ほどのあいだデタラメな科学知識を垂れ流してきたことを小学生時代から眺めてきた。科学者などというのも、怪しい徒輩が多い。ビニールハウスの中に這入って見ればすぐわかる。ハウス内は、どこに移動してもほぼ内部の温度は一様に暖かい。つまり、温度上昇は一様にあがってゆくのである。ところが、大阪育ちの自分はよく分かる。昨年は湖北に一年住んだ。大阪は冬でもバイクで生活。湖北の冬は、氷点下である。東京に至ってはヒートアイランドとまでいわれている。つまり温度差はわれわれの体感レベルではないか。つまり温室効果という比喩的な効果を形成するというメカニズムは仮説に過ぎないのである。地球温暖化という事実性の追求にくわえて、そのメカニズムの「温室効果仮説」の信憑性は二重に検証する必要がある。
なぜならば、その対策と社会意識の形成が錯誤にもとづく場合にはむしろ環境を悪化させる可能性さえあるからである。
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