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2007年03月10日
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雑用が多い。

雑用を避けていれば、また日々が混迷するので、片づけなければならないのだ。我々の社会はちょっと雑用を増やし過ぎるのではないかと常に思っている。国民に雑用を強いているのは、この国の政府や行政が非効率を好んで来たからだ。薄々みな思い思いに推量している。だが、誰も猫に鈴をつけようともせず、結果人口が激減している。まもなく毎年、堺市ぐらいの住民規模で国民が減ってゆく。国の非効率さが、国力を見事に削いでいる証左だ。日本は、素晴らしい国だという人が多いけれども、日本が急激に国力を落としている国でもある、ということについては駁論しない人が多い。住みやすくて良い国だという人は、この国においてその当人が「住みやすく居心地良いグループに属している」という表明以上の意味はない。この国は、非効率で病んでおり、間違いなく貧困に向かっている。いわゆる「勝ち組」とても、この国の国民が怒涛のように疲弊して視野から消えてゆけば、本当になにを勝ち誇っているのか、という気持ちになる瞬間が来るだろう。

 個人についてと同様に、この国も結構ばかばかしい雑用を片づけてきていない。

アメリカについては言うまでも無く、世界中にカネをばら撒き結果世界中から債務を踏み倒そうと仕掛けられている。軍事大国アメリカを始めとして、世界には、数え切れず日本の債務を背負っている国がある。だから、奴らは見事に結託する。日本の債務を帳消しにできる可能性は、日夜考案されて日本を陥れるためならば、肌の色を越えて見事に一瞬で結託するという具合である。たとえば従軍慰安婦問題など、その典型だ。ヒラリークリントンなどがアメリカ大統領などになったならば、そのあたり。あの共産中国と結託して、やれ南京虐殺だのとセットに口やかましく責め立てシコタマ日本の債務を踏み倒してくることだろう。

 雑用が、多いというのはひとつひとつを確実にかたずけてこなかった事のツケだとつくづく思う。いま日本が世界中にばら撒いた金があればわが国の非効率な役人とそのシステムを廃止しても十分やっていけるぐらいの余裕。間違いなくこの国に生じていたことだろう。本質的なことを、きちんと片づけないということがどれほど怖いことか。

話は、変わるが自分の身の回りの雑用を片づけていて思う。

世間では、炊事洗濯家事掃除と配偶者に押し付けるオヤジが多いそうだ。滋賀などでは、タテのものをヨコにもしないというオヤジが今だに大勢いる。自分が炊事、洗濯、買い物を一手に実行しているというだけで仰天してなさる。まあ、男尊女卑県だとは聞いていたが、60代、70代はこのままあの世逝きするつもりのようだ。自分の身の回りのことながら、日々こんなくだらない雑用に忙殺されながら済ませているのは必要に迫られているからだが、世のご家庭。夫婦とはいえ、家庭内で他人の世話を黙々やっていられる女性の気持ちがよく分からない。賃金労働ならば、理解しないでもないが、たかが亭主だという程度の相手によくぞ本気で甲斐がいしく世話が出来たものだと感心するほかない。

 こちらは幸いか不幸か、団塊の世代の一群から取り残されて脱落してしまった。寝ているあいだにワイン瓶で頭をかち割られるのも困るわけで、やはり雑用は自分でこまめに処理してゆこう。






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最終更新日  2007年03月11日 20時39分34秒 コメント(3) | コメントを書く
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