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2007年08月04日
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憲法違反の疑義があると、さすがに腰が重くど鈍い最高裁すら述べざるをえないような参議院選挙の怪しいインチキ定数を見過ごしたままやれ「野党が大躍進した」だの、「憲法を守れ」だの、「社民党の零落が寂しい」だのと言っている愚昧な人達が多い。


たとえば今回、自分と誕生日がわずか二週間ほどしか違わない有田芳生が参議院議員になったと聞いて失笑を禁じえなかった。有田は、同年の立命館大卒。ばりばりのミンセイあがりだ。あの赤旗の編集にかかわっていたわけだから、関西の大学に某前衛政党の機構を駆使して恐怖支配していた当事者のひとりだろう。そもそも芳生というのは、あの時代の共産党員の子弟に猛烈に多かった名前だ。



ヨシフ





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スターリンの実名にあやかってヨシフなどと名前をつけられた奴を、個人的に6人は知っている。
四天王寺の境内で姓名判断されて名をつけられた自分とはわけがちがうのである。


有田芳生が、スターリン主義者だと言っているわけではない。あの宮本顕治に楯突き損ねた上田耕一郎らに絡みすぎて、馬の足扱いされて前衛党からパージされるなどという「大儲け」した幸運さ。今回もツキでまわってきた。早い話、政治音痴の都はるみに助られて足を向けて寝られない事態にあるらしい。


だが、宮本顕治の党の元エリート前衛党員が、なぜか安倍晋三の翼賛ジャーナリストばりのお追従をくりかえすコメンティターをわざわざやらかしておきながら、舌の根も乾かぬうちに、ふたたび田中康夫の子分みたいなポジショニングをする。これまた知人だか、恩人だかしらないが、都はるみがやけにありがたがって神輿を担ぐ。例によって、例のごとく政治的痴呆状態にあるこの国の有権者の民度の低さを象徴してあまりある。



大阪にいた時代、50万票を獲得して落選した参議院議員候補がいた。毎回のことながら、政治的に無効にされてコケにされ続けてきた何十万人もの政治意思からすれば、こんなデタラメな選挙制度を維持していること自体が犯罪的だと思う。今回、野党が大躍進だなどと大喜びしているやからは、どいつもこいつもアホである。


今回も、投票場に出向かなかった沈黙する無党派層は圧倒的に巨大な第一党である。


有権者の60%にも満たない投票行動で政治の模様が変わっただの、変わらなかっただのと欣喜雀躍している連中は、やはりどこか狂っている。実態で、今回の選挙結果はせいぜい600万票程度で演出できたものだと印象する。しばしば「憲法を守れ」などと声を出して恥知らずな事をいう者たちが、戦後この憲法精神となんら相容れない怪しい選挙制度を護持してきたブロックだ。政治的に無軌道で、場当たり、現状追認でまるで平気というのがこの国の伝統のようである。





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最終更新日  2007年08月04日 22時46分47秒
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