先週の日曜日に放送されたNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国」ですが、関ヶ原の戦いへと向かう過程で、徳川秀忠が真田昌幸、幸村親子に抵抗されて、関が原に遅れてしまうという話でしたね。
さて、関ヶ原の戦いでは、家康を総大将とする東軍が、名目上の総大将は毛利輝元ですが、実質的には石田三成を中心とする西軍に勝利して、その後の家康の天下取りに大きな影響を及ぼしました。
ところで、この関ヶ原の戦いですが、事前の家康の調略による小早川秀秋の裏切りなどがあって、東軍が勝ちましたが、裏切りなどがなかったら西軍が勝ったかもしれないとされています。
そこで勝手に空想したいと思いますが、もし、西軍が勝っていたとしたら、その後の歴史はどうなっていたでしょうか?
勝ったとして、東軍の徳川家を改易(取り潰し)にできるかというと、石田三成にそこまでの仕置きができそうもなく、結局、徳川家は家康が隠居して、家督を秀忠に譲るという程度で終わるでしょう。
むしろ、東軍側になった福島正則、黒田長政、細川忠興などの豊臣譜代の大名で、石田三成と不仲の大名たちが取り潰されたり、減封(領土が減る)されたりして、結果的に豊臣を守ろうとする大名たちの力が減少することになるでしょう。
その結果、豊臣内部での石田三成VS福島たちの反三成派の対立構図がそのまま温存され、再度、徳川家が暗躍して、大きな合戦が起こることになり、最終的に徳川家が天下を取るまで、その戦争状態が続くのではないかと思います。
結局、関ヶ原の戦いで西軍が勝ったとしても、第2次関ヶ原の戦いが起こることになり、2度の戦いでも徳川家が天下をとれないと、第3次関ヶ原の戦いが起こ り。。。。というように豊臣家から徳川家に天下が移るまで、戦いが続くというのが僕の結論ですが、いかがでしょうか?
もし神風が吹かなかったら・・・ 2022年10月28日 コメント(4)
戦国武将 細川藤孝・・・ 2021年01月27日 コメント(4)
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