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2月25日~26日に定番の三多摩方面へ行って来た。日野宿本陣、百草園の観光を終えて青梅線で御獄駅まで移動する。駅を降りて多摩川河畔まで下る。 日野あたりと比べればやや気温が低いのだろうが、梅は咲いていた。上流側へ歩いてゆき杣の小橋を渡る。橋の上から多摩川を俯瞰する。この付近はカヌーも行われてる。 川の対岸から見たぎん鈴旅館。ここは昨年4月に泊まった。崖の上にせり出すように建てられているのがよく分かる。 下流へ向けて遊歩道を歩いて行くと今宵の宿である河鹿園が見えてくる。先ほどのぎん鈴旅館同様に木造の鄙びた造りである。 玉堂美術館前の多摩川。御獄小橋より。人道橋を渡って御獄駅側へ戻る。ちょうど良い時間になったので、河鹿園へ向かう。 御獄駅前すぐにある旅館なので交通の便は良い。 レトロな帳場。 帳場付近の様子。右手の建物が食堂にもなっている建家である。 木造レトロな館内。大正時代の建築とのこと。 客室の縁側。窓もアルミサッシではなくて木枠の硝子戸である。宿帳の記載を済ませ、茶を一服後風呂へ行く。風呂や水周りは改装されており綺麗である。温泉では無いがお風呂で暖まり、待望の夕食となる。 山里会席料理と銘打っており、一品ずつ暖かいのが出てくる。地酒「澤乃井」とともに美味しく戴く。部屋へ戻ってからも連れと語り合って酒杯を傾けた。 明けて26日、朝日が眩しい。風呂に入って目を覚ますと朝食である。 食堂からの眺望。多摩川を一望し、向かいの建物は玉堂美術館である。木枠の格子戸も雰囲気がよい。 朝食。右奥で炙っている魚は名物の「鮎の風干し」。わざわざ別注で頼んだ。美味しく戴き、部屋でゆっくり食休みを取る。旅館泊まりで朝ゆっくりなのは嬉しい。河鹿園はクラシカルな良い旅館であったが、残念ながら2017年3月末日を以て、旅館としての営業は終了するとの事。御獄駅前付近の旅館は、ゆずの里勝仙閣が一昨年閉館しており、老舗旅館河鹿園の閉館でぎん鈴旅館だけとなってしまった。(おわり)
2017年03月01日
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知人から駅前にあるとんかつ・カレーの老舗「たくま」が閉店したと聞いた。本当かなあと確かめに出かけた。店の外観。ツタがからむ蔵造りの店舗であって二階も客席になっている。反対方向から。隣の若大将も昔からやっている店である。窓の張り紙は何故か英語が主で日本語が従であった。そんなに外国人客が多い店だったのかなと思う。昨年秋にカツカレーを食べに行ったのが最後になってしまった。地元の老舗店がまたひとつ失われてしまった。
2017年08月18日
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