こんばんはぁ~♪

>読んでみたくなりますね

巧い作品だと思うけど、あんまりオススメはしませんよぉ~(汗)

(2006.04.05 22:47:21)

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2006.04.04
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カテゴリ: ★★★★☆な本
残虐記





<感想> ★★★★☆

『グロテスク』と『残虐記』どちらも桐野夏生さんの作品ですが、ちょっ

と手に取るのを躊躇っていました。 『グロテスク』で取り上げた事件、

本書のモチーフになった事件いずれもその特異性から、ワイドショー的

な報道をされた事件です。 実際の事件となれば、そこには被害者、加

害者を含めた関係者がいるわけで、そちらの立場に立った場合はどうか

なぁ~というのがその原因です。

さて、本書は誘拐事件そのものより、その後の被害者の心理を緻密に描い



件の設定も異なっているし、その点では事件をモチーフにしたというより

事件に触発して書かれたという見方が正しいかもしれません。 

仮説を提示しながら読者を誘導していくという『柔らかな頬』で使われた

手法は、描き方次第で消化不良を起こしたりしますが、圧倒的な筆力がそ

れを優れた作品に昇華させています。 

優れた作品を読むと言うのは読者にとって最上の喜びであることは言うま

でもありませんが、私も含めた大半の読者が手に取るのを躊躇したと思わ

れるこの作品を書いた著者の意図はどこにあるのか?というのが、終始あ

たまの片隅から離れませんでした。 しかし読み終えて本を閉じる瞬間、

手に取るのを躊躇するほどだったこの作品のページを次から次へとめくっ

てしまうエネルギーは自分のどの部分から噴出していたのか・・・と考え



者も感じていたとするなら著者はこの作品に最大限の皮肉をこめたのかも

しれません。






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最終更新日  2006.04.04 23:06:37
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うわ☆  
+しづく+  さん
読んでみたくなりますね (2006.04.05 01:00:26)

Re:「残虐記」  桐野夏生著  新潮社(04/04)  
abuabu08  さん
確かに読むのを躊躇していたのに、ぐいぐい読んでしまった私がいました。

+しづく+さん  
きたあかり  さん

abuabu08さん  
きたあかり  さん
こんばんはぁ~♪

>確かに読むのを躊躇していたのに、ぐいぐい読んでしまった私がいました。
>私も桐野さんの意図はどこにあるんだろうと思っていたのですが、最大限の皮肉というのはその通りかもしれませんね。

前に感想を拝見していたので、実際の事件の被害者のコトを考えながら読み進めました。桐野さんは文壇で確固たる地位を築いている作家だし、売らんがためにこのテーマを選んだとは考えにくいのでそのあたりに意図があるのかなぁ~と思いましたが・・・
やはりちょっと納得のいかない部分は残りました。

(2006.04.05 23:05:11)

Re:「残虐記」  桐野夏生著  新潮社(04/04)  
さんがに  さん
早速お出でいただいてありがとうございました m(_ _)m

はずかしながら、アップしてから他の方々の感想を拝見し、
あの事件の直後に出版、ということを知りました
その事実を知らずとも、いやでもあの事件を彷彿とさせられましたが...

普通の人々の、「知りたい」という気持ち
そこを根としてはりめぐらされる想像
自分もそのひとりなのだなあと思い知らされました

TBさせてください! (2006.12.08 01:58:36)

さんがにさん  
きたあかり  さん
おはようございますぅ~♪

>早速お出でいただいてありがとうございました m(_ _)m

パソコンおとして寝ようとしたら・・・おぉぉーとガマンできずうかがいました(笑)

>はずかしながら、アップしてから他の方々の感想を拝見し、
>あの事件の直後に出版、ということを知りました
>その事実を知らずとも、いやでもあの事件を彷彿とさせられましたが...

>普通の人々の、「知りたい」という気持ち
>そこを根としてはりめぐらされる想像
>自分もそのひとりなのだなあと思い知らされました

桐野夏生さんって作品を通じて読者に挑みかかってくる作家ではないかと思います。 かなり辛辣な書評も見かけましたが、それを見ながらほくそえんでいるのではないかと思います。

>TBさせてください!

ありがとうございました♪

(2006.12.09 09:35:42)

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