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久恒啓一

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カテゴリ: カテゴリ未分類
先月から始めた雑誌での「人物記念館の旅」の連載執筆。

PHPの「ほんとうの時代」。今号は創刊15周年特別記念号で、メイン特集は「定年革命!」。堺屋太一・加藤仁の巻頭対談、、、、、。


「河内小阪という駅がある。-------------私は三十年まえにこの地にきて小阪駅の次の八戸ノ里駅周辺に住んだ。--------文字どおりの場末である。」という記述が「以下、無用のことながら」という司馬遼太郎のエッセー集の「駅前の書店」という文章の中にある。夏の季節に司馬遼太郎記念館を訪ねた。
近鉄奈良線の準急の止まるこの河内小阪駅で降りて、果物を売る店や食べ物屋のある昔風のアーケード商店街を抜けて小さな道を案内に沿って歩くと朝日新聞東大阪支局が目に入る。司馬遼太郎の自宅と記念館はその隣にあった。自宅の表は「司馬遼太郎(福田)」との表札があり、みどり夫人が住んでいる裏の表札には「福田(司馬)」とある。

中略

ふと見ると、コンクリの天井部分に雨の「しみ」が浮き出ていた。そのしみは、写真で見る竜馬の上半身にそっくりで、「竜馬が現れた」と小さな話題になっていて愉快な気分に浸った。

コーヒーを飲みながらエッセー集を読むという、ゆったりした、ぜいたくな時間を過ごしていると、あの優しい眼差しの司馬遼太郎が傍らに、、、。






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Last updated  2005/10/18 05:54:08 PM
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