Royal Blue by Hitoshi Shimono

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トッシュ@シモーネ

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2010.04.26
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最近は映画化などで巷で話題ですね。

太宰は僕の好きな作家の一人。

退廃的耽美を書かせたら天下一品。
レトリックにやられる。

太宰の代表作「走れメロス」にはピュアに訴えかける善の教えがあるが、「人間失格」もまた正反対ではあるが切実に訴えかけるメッセージ性の強い作品。

退廃的で破滅的で整然としない矛盾が繰り返される作品だが、600万部の売上を突破し、今も尚「愛されている」という形容は少々この作品の場合は常識という意味ではおかしいが、永く人に求められているのは誰しもが負のスパイラルに陥る不安を垣間見たい、そしてそれを知ったなら開放できるのか試みようとするからではないか?

「人間失格」が単なる「ダメな人の例」としてアイソレートされる認識にとどまらず、「人間失格」が誰しも持ちうる潜在的思想であると伝われば幸い。

誰しもがありうること。



最後は妻に「Good Bye」されるあらすじだったと言われている「グッド・バイ」もコミカルでシニカルで「人間失格」とは逆の色合いで秀作。

願わくは最後まで読みたかった。





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Last updated  2010.04.27 00:01:25 コメント(8) | コメントを書く


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