宇宙は本の箱

     宇宙は本の箱

目覚めてのち


それは楽しい想像とはいえないが、そういうことなのかもしないと思ってみる。

夢を見て目覚めた。
無意識は手紙の返事を出すのを促し、
無意識は彼女達を登場させた。


私は大人びてはいたけれど、まだまるで子供で、そして都会に生きていた。
私には望みさえすれば手の届くものが沢山用意されていたから、
一方では望み、他方では否定し、そういう自分の孤独があって、
誰彼のこころの中に入って、そこに住みつこうとは思うこともなかった。

ものは皆消えゆけ!
生きた痕跡などどこにも留めるな!

寂しい寂しい寂しいと心の奥で泣いていても、
心がきしんでいても、
現実に真っ赤な血をポタッポタッと滴らせてみせなければ、
私の心の懊悩をわからせることは出来なかったろう。
そして、分かりもしないくせに、あの子達は泣くんだ。。。
馬鹿だから理解も出来ないくせに、泣くんだ。。。
だから、私は・・・・


ああいう時代に、そこにいた人達の顔に30年40年をたしてみる。
凄いね。
では今なら・・・
分かってどうする?

はは、人間に進歩はないや。
この間の新聞はまたもや省エネ促進の為の住宅減税だよ、昨日の新聞の見出しは海外利益非課税だ、
これが消費資本主義国家日本の政策だっていうからお笑いだ。
人のことは言えないか・・・
が~んばるかな?
寝て過ごすかな?


迷いはないよ。
人が求めないだけのことだ。
自分勝手でわがままで、馬鹿な、愛すべき人間がいるだけだ。

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