宇宙は本の箱

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馬鹿制度 確定申告



決算書、一表、二表、なんていうのを記入する時も、こんな申告の仕方を考えた人間はあまり頭のいい人間ではないな~といつも思ったもんだが、三表以降になってくると実に馬鹿馬鹿しい。大体この四表に記載する元となる書類の作成の経緯をよくよく調べてみると、もう十年以上前から税理士でさえ毎年間違った記載をしている。そういえばいつも頭をひねって説明書と首っ引き、更にはどこかに電話。おそらく税務署にだが、そんな複雑怪奇なものを、税にど素人の頭の弱い人間に記入させるのだから、自分でもわけのわからない講義をやっている教授の授業を受けて、勝手に解釈している学生が答案用紙を提出しているようなものだ。
共産党の人達だったかな、帳簿なんていうのは、本来は自分の事業のためにつけるのであって、税金のためにつけるのではない、だった。
まーそうあって欲しいね。税金は国民の義務だからそうもいかないだろうけど、義務だからこそわけのわからない、専門家にだけわかるような理屈はやめて、誰でもが納得できる説明をきちんとつけて欲しいね。税金んあんていうのは単純明快なのが一番いい。

実に複雑怪奇な申告分離課税は置いておくとしても、一番の基となる決算書。
例えば家主に払う保証金。家主は1000万受け取ったが、解約金は300万だから700万は預かり金。その700万には税金はかからない。何十年か前は700万を複利式の定期に入れておけば十年後くらいには倍になった。一方1000万円払ったほうは300万は引いてもらえるが、700万は自分のお金だから、そのお金をどうやって工面したかは問題にならない。何十年か前の700万と今の700万では全然価値が違うのに、ましてや事業をやってる限りは返してもらえないのに、或いは一二年で左前で潰れて、潰れるということはその700万だってもうないに等しいくらい借金だらけが普通なのに、税ではいっこうなんのこともない。

原価償却なんてものもそう。勝手に何年で償却なんていうけれど、それを買った時と、今とが金の価値が同じはずがない。また償却期間は人によって様々で、車にしたところでまだいいものなのに乗り換えるのもいれば、オンボロに十年載っているものもいる。好きでそうするのもいる。

この時代に家を取得して確定申告なんていうのも馬鹿げてる。
実は申告しなくてもわかっていること。
また更に申告漏れがあったら一発で呼び出し追徴課税なのに対して、反対の損失申告ならばなしのつぶて、みたいなのもおかしい。今は本当は全部わかるはず。
そのくらいコンピューターは発達している。

ばっかばかしいぜい!多くの者が納得する税制導入が望ましい。



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