宇宙は本の箱

     宇宙は本の箱

見えないところ


それを誰が、どのようにするかという事。
<私が><自らすすんで>しかも、、<楽しくなるよう>な思いを持って。

人間の真の値打ちは、ただ、そのことのみで決められるといっても過言ではない、
くらいのことなんです。


例えば昔、やくざの総本部に呼び出された人があって、代わりにまだデスクだった社長が行った。「オレが行ってやるよ」
命がけのことにオレが行ってやるよ、と。
仕事で部下が失敗したらクライアントの所に行って
「私がすべて悪かったんです」と。

例えば首謀者は前へ出ろ、クビだ。出たら他のものは許してやるといわれた時、誰も前に出ずにいた。そしたら「オレです」「オレです」と、一人だけ。
彼は職を失ったら地面にはいつくばって蛆虫になるしかないような時代に、
「オレです」と言った。他の者は下を向いた。
彼は首になり、スマートボールで日の糧を得た。他の者の給料はあがった。
それが吉本。

例えば最近でも、Mさんは伊勢から東京を一日に二往復した。

自分をそこに行かせることが出来る。
自分が一番不利な場所、一番危険な場所に身を投げる、
命がけのことができる。自分の利得の為に命の為に、生活の為に、
人の後ろにこそこそと隠れない。


誰も見ていない所で、誰も見ないかもしれないことを
どのくらいやれるか、やっているか。




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