宇宙は本の箱

     宇宙は本の箱

ありしの日の詩集から



ひとは死にいたるのだろう


生きていくことが切なかった と

うたううたをいくつもてば?


それは まるで昨日のよう

だけど百年もまえのよう

そういううたを いくつ うたえば?


 以下略 自分で書いたものはもう忘れてしまった。


いつの日かまた 遠い星の彼方で
あなたと私はめぐり合うでしょうか?
あの人と私はめぐり合うでしょうか?
忘れない 忘れられない と言ったのは私ではありませんが、
忘れないわけも 忘れられない理由も 私は知っていますが、
そこはこの世ではないから、
千年の時を超えていつかどこかでめぐり合えたら 
思いの丈をこめて抱きあいたい。


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