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2006年01月03日
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*ただ はつらつとした活動によってのみ、不愉快なことは克服される。ゲーテ

干支の活学 (著・安岡正篤)・・図書館で予約して借りたものの、何度も中断し、読み切るのが難しかった。途中のまま返却するのは悔しく、三度も延長した。図書館通いを始め、読書が習慣付いて、まだ一年と少し。なので、どうしても読み切ってから返却したかった。この本が今年始めの考察材料になってくれようとは。

下記の内容は、書き留めたかった抜粋箇所のまとめです。借りた本のため、赤線を引くわけにはいかず、付箋を用意して、電車の中でも心惹かれたページに貼りつけていきました。書き写し作業と辞書引き作業でしたが、写していくと難しい言葉遣いも、紐解けてくるような気がしてきました。どうぞ今年が見えてきますように。

■干支とは・・生命あるいはエネルギーの発生・成長・発展・収縮の循環過程を分類・約説した経験哲学。「干」とは・・生命・潜在エネルギーの発展段階における内外対応の原理を十種類に分類。「支」とは・・生命・細胞の分裂から次第に生体を組織・構成・成長、やがて老衰、ご破算になり、また元の細胞・核に還(かえ)る―これを十二種類に分類。

■干支とは・・干は幹、支は枝、生命の発生から順次変換して、その終末・含蓄に至るまでの過程を、干は十段階、支は十二段階に解説して、これを組み合わせ六十種類に分類。だから六十番目に元に還ってくる。年にすれば六十年目に還る。(還暦)月にすれば六十ヶ月、即ち五年目、日にすれば六十日目に還ってくる。

■私たちの生活はとかくマンネリズムに陥りやすい、即ち因習に堕しやすい。肉体的にも、精神的にも機能が麻痺してくる。そこで、意気ばかりでなく、あらゆる点において常に新たにする、維新・一新することが必要。月だと六十ヶ月、五年も間があるのだから、自然その間に停滞・沈滞・頽廃(たいはい)が起こる。

■さらに六十年も経てば、身心共に強健な人でも、相当の沈滞・疲労は免れない。大いに維新する必要あり。万物みな固まる秋になっても、えびだけは固まらず殻を脱ぐという。えびが殻を脱がなくなったらそれは死の時。「六十にして六十化す」とは、えびの如く常に生命的であり、新鮮であり、進化してやまぬということ。

■そもそも人間の飲食というものは、その人間が住み慣れたところにできる、季節のものを摂取するのがもっともよい。これは西洋の医学・生理学などの一つの結論である。東洋医学では昔から主張されてきたこと。何千年か前のことを、また何千年か経って証明した。一種の真理の再発見というか、真理そのものは変わらない。

■オーストリアの学者であり、精神病理の大家フランクル教授の言葉より。『現代の人々の最も重大な誤りの一つは、むやみに享楽や幸福を追求することである。いかに生きるかということは、いかに楽しむかということであり、それを人間の幸福と考えて、要求してやまない。苦労とか犠牲とかいうものをまったく知らない。



■~などとせっかくの善事を馬鹿にして、行わないことが多いが、その人間の行うことがどんなにささやかに見えても、それがどんなに大きな影響があるか、これは量り知るべからざるものがある』」という。(論理学の法則)因果応報の神秘な理を諄諄(じゅんじゅん/よく分かるように筋道を立てて言うことの意)として説く。

■戌の意味・・戌は戊に一を加えたもので茂(も)と同義語。すなわち枝葉末節が茂って、日当たりが悪くなり、風が通らなくなることで、末梢的煩瑣、過剰を表す文字。枝葉が茂ると木が傷む。そこで植木屋は思い切ってこれを刈り込んで、剪定をして、風通し・日当たりをよくし、根固めをする。そうして初めて木が生きる。

■~これはまだ木にそれだけの生気が残っているからで、中の「一」はその陽気を表している。それを生かしてゆけばまだまだ続くということ。戌の年とは、「思い切ってあらゆる停滞・沈滞・怠慢を一掃して、溌剌たる状況に持っていく。思い切って枝葉末節・煩瑣(はんさ/わずらわしさの意)を刈り取って、簡易化する。






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Last updated  2006年01月07日 07時10分36秒
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