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2006年01月28日
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「夜王」ベッキー扮する娘は、自分のもとを離れ出て行った母を捜しに日本に来た。公の場で離れたところでの再会設定。「あなたが私の母親なら子供のことを忘れてしまうか?」質問に対し母親役の黒田福美が言う。「もし私が母親なら毎日子供のことを思い忘れることは決してない」と。「オーラの泉」から3日目の日記です。

その場面に、前回書いた日記がここに続いていると思った。昨日の朝、私は《食神・食神》の知人について思い浮かんだことを書いた。そのせいか、その日一日は彼女のことを考えたし、また新たな別な《食神・食神》の知人をも、さらに思いだしたりした。「オーラの泉」濱口から、私は身近な《食神・食神》探しに熱中する。

音信不通の彼女というのはそっけないので、呼び名をつけたい。彼女の名はイツヨちゃん。五人兄弟姉妹のうちの五番目なの?とよく聞かれるのが、とてもイヤだと言っていた。本当にその通りなんだけどね。彼女は父の方は「お父様」と呼び、母は「かあちゃん」と呼んだ。男尊女卑の傾向が強い、韓国に近い南の島で生まれる。

幼くして父が逝き、母は病弱だった。生活の柱となるべき長男である兄が失踪、行方不明になる。ただ一人の男兄弟だった。母は長い入院生活に入る。残された姉妹たちは、バラバラになり働きはじめる。働き口を探すためには、島を出て本土に渡らねばならない。彼女も中学卒業と同時に看護学校に行きながら、産婦人科に勤めた。

同じ位の年齢の子たちが、そこに中絶にやってくるのをまじかに、いっぱいみてきたという。何やってんだコイツラ。食べていくのがやっとという16歳の彼女は冷めた目で生きてきたと思う。私が彼女と出会ったのは、それから10年後だった。初めて見た時の感想は綺麗・純粋・いい人・目がキラキラ、初対面から友達になった。

横浜での出会いから5年は身近に付き合う。福島に行くというと、「ゆべし」を買ってこいという。すごくおいしいんだから一人で全部食べるのだと。おいしいものを食べている時がとても幸せなのと言う。だから、病院で一生懸命働いて、食べる時はおいしいもの好きなものを、高くてもかまわず買って食べるのが幸せなんだって。

食べてる時が一番幸せそうでいい顔をしていた。それにその時の顔が一番きれいでもあった。私が結婚してから何度か手紙のやり取りもしたけど、お金を貸してくれの電話で次に会った時に返すからでそれきり音信不通。その頃私は海外移住するかも?と言ってたのだが実際は動かなかった。彼女は職や住居を転々としていた様子。

音信不通となり8年が経つ。こうして書いてて大丈夫!繋がっていると思える。実に8年彼女のことを忘れた。たまに私を思い出せよと、向こうが思っているのだろう。《食神・食神》の彼女は仮傷官であり、私の傷官星と通じるものがあった。意識すると電話がかかって来るとか、夢を見たりとか。彼女が娘役で私が母親役だった。

いつも彼女は私を旧姓で呼ぶ。いいだんなさんと一緒になったね、とても良くなった、人間が丸くなったよ、電話で話しててわかるもん。彼女は時に霊能者のような言い方をしたりもする。夕食後、買い物に行く。ああ、いっぱいおやつを買い物籠に入れちゃった。まっいっかー、おいしいものを買って仏様にお供え物にあげるから。



そうだ、彼女は愛されなかった。自分のことを一番多く打ち明けた人が私だったかもしれない。なぜ、彼女の母親はこんなことを子供に話したのだろう。お腹に身篭った時ほんとは欲しくなかった、それで流れたらいいと高い所から飛んでみたりしたのだと母親そういったことがあるんだよと。それで母をよく思えなかったのだと。

ある時が来て、わだかまりが取れたと言ってた。彼女と私は同級生で同い年。あなたは世間知らずだとよく言われた。こっちは年若い時から世の中の辛辣をなめ尽くして来た、この苦労はわかるまい、誰もわかりっこない、この寂しさ。世の中の人って醜いことばっかりなんだよ、いやんなるよ。そういう中で彼女は純真だったのだ。

そんな彼女は好きになった人はいたのだろうか。なぜか、そんな話は一度もしたことがなかった。今はどうしているのか、いい人は見つけたのか。男っ気全くない人。この人結婚できるだろうか?結婚してもうまくやっていけるだろうか?どんな人であってもパートナーとなる親友という存在は絶対必要。彼女の食神を理解する人。

「オーラの泉」で濱口に江原さんが言った。「せっかくこうして乗り越えたのだから変わらなければ」と。相方の有野が結婚してから、少し避けてきたでしょう。距離を置いてた、遠慮もしてた。独占力の強い濱口は、相方を自分だけのものにしておきたかった。それが結婚相手に取られたみたいで嫉妬していた。江原さんが言う。

でも、それは前世から来ているのですと。その話は前回の日記どおり。それで思ったこと。子供の時に十分な愛情に満たされないと、次のステップに進めない。大人の常識とは、与えられたら与え返す。逆に与えたら、与え返されたい欲求もおこる。そして、次のステップが、報酬なくても無償で愛したい。親が子にかける愛など。

そろそろお腹が空いてきた。誰に読んでもらおうとか考えず、ただ無性に心象スケッチしたかった。イツヨちゃん、始めに知人と書いてごめん。友達以上に深い話も通じ合えたというのに。私は冷たい人だよね。こうしてあなたのことを書けば、あなたの霊性はキャッチしていると思う。あなたが幸せになることを思っていくからね。






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Last updated  2006年01月28日 14時32分42秒
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