HOMEなな猫ほーむ

HOMEなな猫ほーむ

2024年04月05日
XML
​今 年、1月11日に亡くなった
草太の一生ものがたり、

​​ようやく書いてやりたいと思います。
​​以前は、猫たちが死んで数日中には
​​それが書けていたと思うのですが、
​​近年とみに、それが難しい。。

​​画像が多いと整理が大変というのも ​​

​​あるにはあるのですが、
​​ ​​ ​​
​​ ​​年を経るにつれ、わたし自身が
​​猫たちの死を受け入れるのに
​​時間がかかるようになってきてます。

​​そういう意味では、今も、
​​近年亡くなったひかりや苺や桃太郎、
​​その前の小雪やかおるあたりから
​​まだそこらにいるように思えて
​​死が現実にならないというか。。しょんぼり

​​とにかく、草太の一生、 ​​
​​もう、書いてやりましょう。



​​ ​​ ​とてもわかりづらいのですが、
​​これがわたしと草太との最初の出会い。
忘れもしません、
2005年の5月の連休ごろのこと。

​​ミクシーの里親さがしコミュニティで
​​この写真で里親というか、
保護してくれる人を探していた方がいて、
ほんとにわかりづらいけど、
茶トラ二匹と黒っぽいサビ猫の、
この3匹が品川の海のそばの
公園にいるという話でした。
(これはその方撮影の写真です)

当時住んでいた高輪に近く、
そのころは車もあったので、
近いんじゃ?くらいの軽い気持ちで
わたしとオヤジで出かけていきました。
結局、子猫5匹と母猫の6匹いたのですが、
うちで写真の3匹を引き取り、
他の3匹はボランティアの方が保護。

当時わたしは全くの猫保護素人で、
キャリーさえ持って行かなかったのです💦
捕れるだけワーッと手で囲い込んで、
そのまま車に入れて
連れて帰ったのでした大笑い



さあ、ここからはうちの写真です。
3匹の子猫には、当時、
「海・空・小雪」と
仮名をつけてました。
茶トラが海と空で、
どっちがどっちか
今では不明です(;'∀')



当時、ケージもなく、
今思えばお恥ずかしいばかり
昭和スタイルの猫飼いでしたので
段ボール箱に子猫を入れて
世話し始めたのですが、
なんとその箱に、自らすぐ入って
「お母さん」をしてくれたのが、
写真のかおるでした。
かおる自身、まだ1歳にもならず、
子育てをしたこともないのに
天性の「母親」でした(笑)


サビ猫の小雪と、たぶん「草太」のほう。





このかわいさ。国宝級ですね
おなかがパンパンですが、
このころスポイトでミルクを飲ませていて、
3匹のうち、草太が一番食いしん坊で、
他の2匹を来るな来るなと押しのけて、
他の子の手を噛んだりして、
自分だけミルクを飲もうとして
欲張ってたのを思い出します大笑い
おかげで、一番大きな体に成長しました。




野良猫あがりで、
慢性の風邪をひいていて、
目やにで、ぐちゃぐちゃでした。
(でも子猫たちも逃げなかったし、
 ママ猫もすぐ保護されたので、
 捨て猫だったのかもしれません。
 ママ猫も他の兄弟も
 きっと幸せになったと思います)






かおるママ
 「もうこの子はいうこと聞きなさい
  おうちにはいるのよ





 かおるのお姉ちゃん級のひかりも、
 1歳にならないくらいだったけど
 子猫たちとよく遊んでくれました。



 かおるママと草太。
 片目がつぶれてます。







 ちょっと大きくなったころ、
 得意の「バンザイねんね」で。



これ、みんながするわけじゃなくて、
性格でしょうか、
草太はいつもこの
バンザイねんねで寝てましたね。


   ひかりに甘える草太。



ひかりはよく、
こんなにして遊んでくれました。
しっぽに気づいて、
子猫たちが寄ってきます。


 ひかり「困ったこどもたちねえ」


 「こら





大人になった草太と、
ママをしてくれたかおる。
大きくなった息子と母です。
かおるが成猫としては小柄で
おだんごしっぽで丈が短いので、
よけい差が目立ちますね。

三匹いた子猫は、
一匹の茶トラだけ里親譲渡できました。
「三つ葉」と名付けられたその子は
幸せな猫生を過ごして、
2019年に亡くなりました。
(里親さんが知らせてくださいました)

草太と小雪はかわいすぎて
わたしが譲渡できなくなり💦
そのままうちの子になりましたぽっ
わたしもまだ猫保護の新米で、
譲渡精神が甘かった(-_-;)



赤ちゃん時代をすぎ、
すくすく育つ、
草太と小雪の兄妹です。



この子は、草太と小雪が成長してきたころ
はじめて「保護猫」として預かった子で、
「小春」と名付けました。
草太は小春が大好きで、
よくこうして抱き着いていましたっけ。



この下の子は成猫ですが、
目黒の保護ボラ・H賀さんの保護猫で、
うちで預かることになって
「桃」と名付けました。
草太は、この桃のことも大好きでした
(桃は結局うちの子になりました)


 イケメン風な、思春期くらいの草太(笑)


 草太と小雪。


 草太と桃。


 草太と小雪。
 仲良しで、
 いつも一緒に育ちました。


この子は「りんご」と仮に名付けた
保護子猫です。
いま「千代丸」として
幸せに里親さまと暮らしています。



誰とでも仲良くなる草太なのでした。







これは、「白黒3兄妹」の子だったか。。
草太が成長していくうちに、
うちではたくさんのたくさんの保護猫を
次々と預かり、里親譲渡していきました。
こういう白黒兄弟も何組か預かったので、
パッと見にはわかりません💦


 これはたぶん目黒保護の「きなこ」かなあ。

子猫の箱に自ら入って
世話し始めたかおる、
そのかおるに育てられた草太は、
自分のあとにうちに来た
たくさんの保護猫たちと
すぐにうちとけ、
仲良しになってくれました。

かおるの、すべてを受け入れ、
惜しみなく自分を与える
素晴らしい性格を
草太も育てられながら
受けついでくれたのかなと思います。
人でも猫でも、
親とか育ててくれた人の生き方って、
大事ですね。
育てられたほうは、
知らずに受けついでいくのですね。

  おまけ画像・・かおるです。


誰よりも小柄な猫のかおるは、
なな猫ほーむの基礎を作ってくれました。
よく、先住猫が新入りを受け入れないので
二匹目を飼えないとか
保護できないとかいいますが、
うちでは本当にそこがラッキーでした。

2004年にかおるを保護し、
自分より後の保護猫たちを
かおるが全部世話してくれて、
赤ちゃんが来ると育て、
緊張している成猫には、
ここは怖くないよと寄り添ったり、
ビビりのあまり狂暴になってる子にも近づいて、
パンチを食らったりしても
へこまずまた近づいたりして😢
わたしが新猫を保護しやすいように
ずっとずっと、2019年に死ぬまで
本当にわたしを助けてくれました号泣



そしてこの子たち、
新之介、草太、桃。
かおるをそばで支えるトリオです(笑)

新之介も、戸越で子どものときに保護されて、
かおるに育てられ、
今度は新之介が、男ながら赤ん坊猫を
育てるようになりましたハート
育てた子猫はゆうに50匹を超えますびっくり

桃は成猫で来て、
はじめビビっていましたが、
かおるが近づいて友達になってやり、
うちに慣れてしまいました。
(その後14歳で死ぬまでうちの子でした)


 赤ちゃんの草太を育てたかおるが
 こんなに小さい。



だんだん男らしく、
オヤジくさくなっていった草太。
筋骨隆々としていて、
誰よりも大きな体になりました。
頭も大きくて、顔が丸くて
目と目の間が離れており、
頭蓋骨がでかい!と
お医者に褒められて?いました大笑い



ある時期の、ごはん風景。
死んでしまった子がいっぱいいます。
譲渡され幸せになった子もいます。
草太はたぶん、一番右かな。
同じ茶トラも何匹も預かったので。。


 うちのオヤジ(旦那)と草太。



戸越保護でうちに来た
新之介とは1歳違いで、
本当に兄弟のように育ちました。
新之介はブサカワですがウィンク
こどものときに病気になり、
そのままうちの子になりました。
いま、空の上で草太に会えているかな。。


 狭くても二人が幸せ💛


 肉球を見せてくれる草太。



山梨保護の、光を抱っこする草太。
光は、産んだ子猫を畑に埋めるという
鬼のような家からレスキューされ
うちでお預かりした子猫で、
のちに広尾のやさしいご夫婦に譲渡でき、
昨年、幸せな一生を終えました。



草太らしさがよく出ている写真。
口のまわりが大きくて、
犬みたいなんです。



草太の指吸い。
右手の親指を吸います。
赤ちゃんのときから
やめられない癖。


 「ちょっとだけヨ~」の草太。

ここからは、2019年に千葉に越してから。


 三毛のくるみちゃんと。


 苺にもたれる草太。
 歯が抜けてるので変な顔。



茶トラトリオ。
風太、なずなちゃん、草太です。
同じ茶トラだけど、
顔も模様も、実は全部違うんですよね。


すごいビビりで、
ビビりのあまり狂暴になるタイプ。
でも草太には最初から心を許しました。
草太の、全然怖くない、
攻撃心のないオーラが
わかるんでしょうね。



山形保護の花ちゃんに
ガン飛ばされて
びびってる草太。



年は10歳以上、
花のほうが下なのに。。
目を伏せて負け大笑い






 帽子も似合ってました(;'∀')


 まだ苺が元気だっだ頃。



ストーブ前で苺と寝ていて、
桃太郎が来て、
草太の背中でモミモミ。
これはよくいわれる按摩とかじゃなく、
赤ちゃんのときの、
ママのおっぱいを思い出す行動、
あったかい、ふわふわのものにやります。
桃太郎も、ほんとに草太を
慕っていました。



もう、このへんは最近。
おととし、晴ちゃんが小田原から来て、
すぐ草太とも仲良くなりました。
二匹は同じ年齢でした。
その晴ちゃんも、草太の後を追うように
先日亡くなりました。
草太が寂しくて呼んだのかな😿





オヤジが秋葉原で買ってきた
大好きなぬいぐるみと。
顔の大きさ、同じだね。



この「指吸い」は、
ある意味、
草太のトレードマークです。



一日に何度も、抱っこ抱っこと来て、
こうして右手の親指を吸います。
左手は、わたしのおなかとかを
触っています。
赤ちゃんポーズそのものです。
これを毎日毎日、
19年間、本当に毎日やりました。



指吸いをしなくなったら
死ぬときかもね、
と言っていました。
死ぬ少し前に、本当にしなくなって、
もうすぐ死ぬなー、、
と思っていました。
(この指吸い動画もあって、
 実はそれを探したんですけど
 結局どうしてもみつからなくて
 このブログを書くのが遅れていました)



これは本当に最近、
去年の写真ですね。
去年夏に保護した子猫たちとごはん、
(子猫といってももう中猫だけど)
右の足が白くて体が黒は、晴爺、
その右の白黒は、いじわるゆめちゃん。





去年夏に保護した「ののか」も
草太に甘えてました。
ののかもとても良い方に
譲渡できました。


 花と草太。



大好きなぬいぐるみの
トラちゃんをはさんで、
晴ちゃんと草太の
爺さん二人。





オヤジのおなかに晴爺、
足の間とかごちゃごちゃいます。
草太は左のチェアに。


 子猫たちやくるみちゃんと、草太。



子猫の真夏と、草太。
真夏はビビりで、
野良猫保護なので
家の中の生活に慣れるのに
時間がかかりました。
でも、家にいた成猫が
怖くない草太だったので
本当に助けられたと思う。



わたしの膝にゆめがいて、
その周り、左に草太、
右にれんちゃん。
ゆめの目がちょっと病気です。



向こうに真夏も。
これがまた、
みんな茶トラなんですよね(笑)



左にゆめが寝てて、
右に草太、
その上に乗ってるのが晴爺。



これは、右に真夏、
その上に晴爺がまた乗ってる。
草太の顔つきが、
ちょっと変わり始めてます。
このあたりから
体の具合が悪くなってきたのだと思います。



去年の冬くらいから、
草太の感じが
だんだん変わっていきました。
わたしは、なんか危ないなと感じてて、
なんだかせかされるように
草太の写真をたくさん撮ったんですよ。
いま撮っておかなければ、、
って気がして。

そして年賀状も、いつも作るの大変で
今年はやめようかとも思ったのですが、
草太の写真をみんなに見せなければ、
今のうちにお見せしなければ、、
って気がどうしてもして、
草太のこれらの写真を入れて、
年賀状をつくりました。
「19歳になるけど、まだまだ元気です」
って感じのことばを入れて。。











この写真なんか、
毛づやが悪くて、
なんか体の具合が悪そうな。











草太のことをみんなに
覚えててもらいたいというか、、
高輪のころから、
猫保護の仲間や、
ミクシーで知り合った、
動物好きの友達がよく遊びにきてくれて、
みんな草太のことを知っている。
かおるとともに、
草太はみんなに愛されて、
草ちゃん面白い顔だね、
草太でっかいね、
ってみんなに可愛がってもらってた。

そんな草太、まだまだ元気です、
というか元気でいてほしいと
そんな気持ちで、
これらの画像をいろいろ入れて
年賀状を100枚くらいお送りしました。







年末に、足をひきずるようになり、
そのずっと前からお腹も壊していて
いつも下痢なので
薬をもらっていました。
年末ギリギリにいつもの病院に連れていき、
足になにか刺さって
腫れてることがわかり、
ほかにも病気があるかもしれないけど、
検査して何か判明しても
年齢を考えて治療できないかもだから
検査はしないで
とりあえず対症療法ということになり、
薬だけもらって帰ってきました。








 顔つきが急にかわってきた草太。





でもそれから、
病院がストレスだったのか
結局歩けなくなって、
よろよろ、フラフラして
トイレに行くまでにやってしまうので、
そのままオムツになってしまいました。
ちなみに、わたしは猫にオムツをするのは
草太が初めてです。
今まで亡くなった子たちは、
そんな事態になるまでに死んでるので。。





このオムツは犬用で
ちょっと大きいのです。
あわててオムツを買いにいき、
わたしも動転してたんでしょう、
犬用しか目に入らずひとまず買って、
あとで猫用の小さいのも買いました。



ガリガリにやせて目もくぼんでて、
苺が死ぬ前と同じで、
何年も前に死んだ奈々も
死ぬ前、急速にこんな顔になったので
わたしは死を覚悟しました。
草太はとうとう死ぬんだなと
思いました。

こうなってくると、わたしは
一旦、悲しくなくなっていきます。
なぜだか、自分でもよくわかりません。
認めたくないのか、何なのか、
とにかく死の瞬間まで
世話に必死になってしまうので
涙も出なくなります。
動物を飼ってる皆さんもそうでしょうか。。


       









顔つきが本当に変わってしまいました。





草太のトレードマークともいえる、
まるい広い顔、まんまるの目、
口まわりの犬みたいな大きさ、
そんな顔がなくなってしまい、
かわりに表れた、落ちくぼんだ目、
なくなった表情、 
毛づやも悪くやせ細った、
骨ばったすがた。
骨が太く、大きかっただけに、
痩せさらばえた感じが
かえって強調されてます。







そんな草太に乗っかる晴爺(-_-;)



二匹の後ろにいるのは、
やはり晴ちゃんと一緒に
小田原から来た陽ちゃん。
お爺さん3人組ですが、
陽ちゃんのほうが2歳若い。

でも、いまどんどん痩せてきてて、
次は陽ちゃんか、
と言ってますしょんぼり
一匹2匹くらいしか飼わない方には
そんなことは起きませんが、
たくさん保護しているボランティアの家では
やっぱり次々に亡くなるし、
お骨もたくさん
安置してたりするんですよぽっ
(うちは今ほとんどプランター葬ですが)





年末から年始にかけて、
ほんの1週間ほどで、
草太は急速に衰えてしまいました。

それまで、毎日毎日、
うちで買う100円ローソンだけで売ってる、
「うまいにゃんジャンボ」という猫缶を
一人で一缶食べる勢いで、
ちょうだいちょうだいとせがんでいたのに
次第に食べなくなってしまい、
仕方なくad缶の強制給仕を始めましたが、
いつもあとで後悔するのですが
無理に食べさせなければよかった。
嫌がるものを無理やり口に入れる、
あげてるこちらも辛いし、
食べさせられてる猫はもっと苦しい。

人もそうだけど、動物が死に瀕して
自然の摂理として食べなくなってきたとき
それに従って自然に任せるべきだと、
そう思うようにはなったのですが、
実際、猫が死にそうになると、
持ち直すかもしれないと思ってしまって
どうしても強制してしまいます😿

30日に病院に行ってから、
毎日毎日、下の世話とオムツ替えと、
ご飯を食べさせることと、

薬と、また苺のときのように点滴、
毎日、毎日、
やれるかも、もしかしたら持ち直すかも、
そう思ってやってました。


草太は、そんな体になっても、
足をひきずって、
夜はわたしの布団に入ってきて

朝まで布団のなかで
一緒に寝ました。
わたしが布団を敷くのを待って見てて、
片付けが終わってわたしが布団に入ると、
はいる~、と体を起こして
布団に入ってきました。

1月11日の夜中、
12時から2時すぎまで、

断続的にずっとウンチが出続けるので、
わたしは起きて、お尻を拭いたり
オムツを替えたりしていました。
その日、よくごはんを食べてくれたので
ウンチがすごくたくさん出て、
いつまでやるの、っていうくらい
ウンチが出続けました。
オムツを替えても替えても出るので、
何枚もオムツを替えました。

2時半を過ぎて、
もういいかな、

落ち着いたかな、となったので、
草太を抱いて布団に入りました。
布団の周りでは、5チビやゆめや花が寝て、
布団の中には、草太のほかに
くるみちゃんも
入ってきて、
みんなで寝ました。

そして朝7時頃目が覚めて
ハッと見たら、

わたしの腕のなかで、
草太が冷たくなっていました。


数日前から、
朝目覚めると草太をパッと見て、

死んでない!?と確かめていたのですが、
11日の朝、目が覚めてみたら、
もう固くなっていました。
たぶん、眠りについてからほどなくして
眠るように死んだのかなと思います。
全然、苦しむとか
啼いたり、動くということもなく、

わたしの腕の中で
静かに息を引き取ったのでした。









13日に、庭の、3つ目の大プランターに埋葬しました。





左上のプランターには、
過去に高輪で亡くなった7匹の骨と
2021年にここで亡くなったひかりが
埋葬されています。
古い骨は、もうすっかり土になっています。

その右となりのプランターには、
一昨年亡くなった苺と桃太郎が。
そして右の、紫やオレンジのパンジーが
今真っ盛りになったプランターに
草太を埋葬し、その直後、
3月に急死した晴ちゃんも
草太の上に埋葬しました。



このパンジーたちの下に、
仲良しだった草太と晴ちゃんが
今もまた仲良く眠っています。



プランターの向こうには
鉢植えですけど河津桜を植えています。
今年も、早咲きでよく咲いてくれて
ピンクの花びらが
下で眠る苺や草太の上に
舞っていました。

草太は本当になな猫ほーむの「顔」で、
遊びにきてくれる方たちが皆さん、
うちに猫を見にきて、
他のビビりの猫が隠れるなかで
かおるや新之介や苺とともに、
草太は必ず出てきて
穏やかにお客様を迎えるので、
皆さん喜んでくれました。



この特徴ある顔と、
猫一倍大きなからだつきで
人も猫もいやしてくれました。
これ👇よく「なな猫ほーむ」の
タイトル画像に使う写真なんですけど👇








若いときの写真ですが、
草太の特徴がよく出ていて、
本当に、
草太というと、この顔で、
結構ありそうでない猫顔でした(笑)



そして、草太といったらこの「指吸い」で
赤ちゃんから保護して
ずっとわたしがママで、
死ぬまで、オムツになるまで
毎日毎日指を吸って
甘えてくれました。


いつか別れがくる、
いつかいなくなってしまう、
それは十分にわかっています。
わかっていても、
その日が来るのが怖いし、
ついにその日が来ても、
なかなか受け入れられません。
時間の経つのを待つしかないのでしょう。



こんなかわいい赤ちゃんのときから
ずっと育ててきた草太。



兄妹仲良く、
いつも小雪と一緒で
その小雪も、千葉に越す少し前に
亡くなりました。



実質、草太を育ててくれたかおるとは
いつまでも母親のように甘えていました。
そのかおるも
2019年に亡くなってしまいました。



自分のあとに保護された新之介とも
実の兄弟のように育ち、
次々と保護される子猫たちを
一緒に世話してくれました。



苺も、生後一か月の赤ちゃんで
うちに来たので、
草太を慕って
いつも一緒にいました。



ふたりでギュウギュウで
水を飲む、草太と苺。



苺は一昨年の10月に
腎不全で亡くなってしまいました。
今ごろ、空の上の猫の国で
会えているかな。。



おとなしいくるみちゃんも
草太に甘えていました。
草太が全然怖くないので、
怖がりの子もみんな
草太を慕っていましたね。

くるみちゃんはエイズキャリアで、
口内炎がひどくなって、
先日とうとう抜歯したのですが
まだ12歳。
草太の分も長生きしてほしいです。



下から見ると特にかわいい草太の顔。
手も猫一倍大きくて、
肉球はピンクでしたよ!



牙が抜けてからは、
ますますおかしげな顔に。
でもそこがかわいかった。



オヤジくさい顔。
政治情勢でも解説しそうな(笑)
この顔こそ草太の顔ですウィンク









そして草太の「指吸い」。
この20年近く、200匹近く猫を預かり、
世話してきましたが、
こんな子ひとりもいません。
赤ちゃんのときにやる子はいますが、
こんな、19歳までやる子はいません(笑)
また自分ひとりでやっても、
必ずわたしに抱っこされて
指を吸う子はいませんでした。
草太は、いつまでも
わたしの「赤ちゃん」です(>_<)



草太、草ちゃん、
特にこの数年、いつ死ぬか、もう死ぬかって
心配してたけど、
とうとう本当に死んじゃったんだね、
あまり長い間草太と一緒に過ごして、
赤ちゃんのときから19年も見てきて
ほかの子が次々死んでいくなかでも
草ちゃんだけはいつまでも元気で
もうこのままずっと
いられるんじゃないかって
そんな気さえしてたけど、
やっぱりそんなことはなかったね。

オムツになっても
からだもしんどいのに、
足も引きずってるのに
ママのお布団に入ってきて、
一緒にねんねしてくれてありがとう。
嬉しかったよ。

もっと長く、
オムツの草太を世話したかった。
もっともっと、草太のオムツを替えたり
ご飯を食べさせたりしたかったけど
草太のからだが
そこまで続かなかった。
もう、からだがしんどかったんだね。
草太はママに苦労かけまいと
2週間くらいで永眠してしまったのかな。





  草太、さよなら。
  草ちゃん、草ちゃん、
  さよなら草ちゃん。

  19年前、ママとオヤジのところに来てくれて、
  ありがとう。




























お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年04月05日 20時52分09秒
コメント(0) | コメントを書く
[NANANEKO HOMEの保護猫たち] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

なな猫ぴあの

なな猫ぴあの

コメント新着

なな猫ぴあの @ Re:草太が死にました…。(02/02) anzunohahaさま コメントありがとうござ…
anzunohaha@ Re:草太が死にました…。(02/02) なな猫さん、草太ちゃんの突然の訃報に驚…
aki@ Re:5チビギャング、来てます(;'∀')(12/19) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
なな猫@ Re[1]:腎不全闘病の苺、10月1日に亡くなりました。(10/15) ひろみさんへ やさしいお言葉ありがとうご…
ひろみ@ Re:腎不全闘病の苺、10月1日に亡くなりました。(10/15) 我が家のアンディも先月天国に旅立ちまし…

サイド自由欄

設定されていません。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: