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クレナイヒメホンヤドカリ(写真左)は近年記載された新種です。国内では琉球列島、伊豆諸島、四国に生息しています。見た目はまさしく紅色ですが、濃淡の程度は様々なようです。水槽内では、特に採餌している様子はなく、何を食べているのやらわからないヤドカリですが、夜間ちょこまかと動いているので、このときに、採餌しているのかもしれません。ちなみに、写真右はサミダレヒメホンヤドカリです。※昨日ホタテツノハゼが☆になりました。 飼育してちょうど2年ぐらいです。 大事にしていただけに、かなりショックです。(涙)
2007年11月30日
グリーンバンデットゴビーは、西太平洋(バハマ、中央アメリカ~南アメリカ北部)に生息する小型ハゼで、水深5m以浅の岩礁で、ウニや岩の下に生息します。ウニとの関係は片利共生で、ウニの下で捕食者から保護されているようです。
2007年11月29日
今年の9月に後輩と串本にシュノーケリングに行った時のことです。波が少々高かったものの、晴天で海がきれいでした。お互い、シュノーケリングに夢中になり、串本の海を楽しみました。そして、昼過ぎ頃にそろそろ食事にしようかと思った時のことです。後輩が磯辺で何やら食べているではありませんか。”何食べてんの?”と聞くと、”これおいしいですよ。”と返答します。”答えになってないやん。”と思い、近づいて見ていると、イソスジエビの殻をむいて、踊り食いしているではないですか。”それ食べられるの?”と聞くと、”わからないですけれど、おいしいですよ。”と答えます。”本当においしいの?”と思ったものの、とてもじゃないけいれど、このよどんだタイドプールのイソスジエビを食べる気にはなりません。しかも踊り食いなんて。よく見ると、エビヤドリムシの寄生したイソスジエビもいます。”病気になっても知らないよ。”と言ったものの、全然気にしていない様子です。でも、私は知っています。彼がその晩、長時間、ホテルの便所に入っていたことを。後々、調べた結果、イソスジエビはどうやら食べられるらしいです。でも、いくらなんでも生食はダメでしょう。
2007年11月28日
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2007年11月27日
去年、沖縄で採集したヤドカリさんです。浅瀬の岩礁で、ほかのヤドカリさんといっしょに集まっているのをよく見かけます。個人的には、どこでもいるわけではなく、いる場所は限られているように思います。かなり丈夫なようで、いろんなヤドカリさんの入った水槽にほったらかしにしていても、元気です。※一昨日、昨日の磯採集の疲労が抜けません。 えーい、こうなったら、栄養剤でドーピングだー!
2007年11月26日
昨日から沖縄へ出発しました。今回は砂泥地の観察、採集が目的です。まず、最初に到着した採集場所はここです。気持のいい所でした。しかし、ほとんど魚が見られません。海水も濁っていました。仕方なく、次の採集場所へ移動しました。きれいな所ですが、すでに潮が満ち始めていました。そのため、潮流が速く、浅瀬での観察、採集を行いました。やっぱり、サンゴ礁にすべきだったかなあと思ったりもしましたが、これはこれで、楽しかったです。適当にヤドカリを拾い集めて、今回の採集は終了しました。持って帰ったのは、お気に入りのヤドカリ数匹(写真下)で、その他はリリースしました。今回の磯採集の成果はヤドカリ数匹のみでしたが、意外な場所に意外な魚がいることがわかり、近々、もう一回行かなければならなくなってしまいました。
2007年11月25日
今日はこんな花の咲く地へ出発です。1泊2日の超ハードスケジュールです。短期勝負の磯採集なので、1分たりとも無駄にできません。今回はリーフへ行かず、砂泥地での磯採集を予定しています。
2007年11月24日
ヒカリキンメダイは目の下の発光器に発光バクテリアを共生させています。この発光器を内側に回転させ、点滅した光を放ちます。近海では水深200m付近で見られる深海魚ですが、西太平洋のヒカリキンメダイは水深10m付近で見られる浅海魚です。アクアリウムトレードとして扱われるのは、おそらく西太平洋産の浅海魚と思います。※今日は、明日出発の磯採集の準備で忙しい上に、 水槽のモーターの1つが壊れるというトラブルが発生しました。 朝から忙しい1日になりました。
2007年11月23日
去年、沖縄の汽水域で採集したボウズハゼの若魚です。残念なことに今はもういません。去年はこのハゼに対して無知でありました。実際、名前しか知らない魚でした。このハゼは初夏に川で産卵し、仔魚は海へ下ります。そして晩春ごろに若魚が川を遡上します。ここまでは良いとしましょう。問題はこのハゼが岩登りをするという点です。腹鰭が吸盤状でこれで吸い付きます。そして口も吸着し、岩を登っていきます。去年、このハゼを入れていた水槽は、蓋のない縁なし水槽です。無知であった私は次の日に、干からびたこのハゼの姿を確認しています。当時、私は水槽を飛び出したのかと思っていましたが、調べていくうちに、どうやらよじ登った可能性が高いと思うようになりました。ボウズハゼには、ほかにも興味深い点があります。このハゼは岩のコケを食べるのですが、かなり特殊な歯を持っています。歯の抜け変わり周期が9日に1回という短い周期であり、抜け変わりと同時に予備歯が用意されています。予備歯は多段階に発育・形成されています。さらには、機能歯が一度に全て抜け変わり、抜け変わる歯が上顎にすべて再吸収されてしまうということです。なんとも奇妙なハゼです。小さなボディに特殊な能力、本当に面白いです。
2007年11月22日
ボクシングジムに通い始めて、もう2年半ぐらいになります。最初は健康のことを考えてやり出したのですが、次第にのめり込むようになりました。選手としてのピークをすでに過ぎた(いや過ぎ去ったというべき)身体ですが、練習を重ねていくと、少しずつうまくなっていくような気がします。はじめは目をつぶってしまっていた相手のジャブやストレートも、だんだん見えてきているような気がします。でも、以前から視力が悪く、限界を感じたこともしばしばありました。視力回復手術を受けようと何度も思ったことがあります。(ちなみに、今でも視力回復手術を考えています。)以前、ボクシング試合のリングドクターをしたとき、間近で見た選手の眼光が今でも忘れられません。あんなにしんどそうにしているのに、闘う姿勢が全くくずれない、そんなボクサーの心の強さに圧倒されました。このときのボクサーの強さが忘れられず、また、それに憧れてしまったために、今でもやめずに続けることができています。身体はたとえ無理でも、、心はボクサーに近づきたいと考えている私です。
2007年11月21日
右鋏脚が大きく、歩脚がオレンジ色で美しいティーダゼブラヤドカリです。一見すると、アデヤカゼブラヤドカリに似ていますが、鋏脚と歩脚に白い点状・線状の模様があるので、鑑別可能です。写真の3匹は、いずれもティーダゼブラヤドカリですが、写真左と右下のティーダゼブラヤドカリの色彩は少し淡くなっています。これら2匹は、脱皮の際に歩脚の一部が完全に抜けきれないといった事故に遭遇しています。原因は不明ですが、脱皮の際にいっしょにいれていたほかのヤドカリの攻撃を受けた可能性が高いと考えています。まず、これらのヤドカリを守るために、ほかのヤドカリを隔離しました。歩脚が完全に脱皮できなかったものの、頭胸部は完全に形成されていたので、そのまま1日ほど様子を見ました。やはり歩脚の脱皮は無理のようで、ほとんど動きません。鋏脚もうまく動かせないようです。とりあえず餌をあげようと思い、ピンセットで口元付近に餌を置いてあげました。しばらくすると、鋏脚を使えないものの、不器用に食べはじめました。これで一安心。あとは2回目、3回目の脱皮を成功させれば、元通りになるかもしれません。毎日、餌を口元に置くのは手間のかかることですが、仕方ありません。がんばって、ピンセットで餌を与え続けました。(ちなみに餌として人工餌とクリルの細片を与えました。)このようにして、次、その次の脱皮を成功させて、写真のように自分で歩き、採餌できるまでになりました。手間がかかった分、余計にかわいらしく思えてしまいます。実は余談ですが、これ以外にも、ティーダゼブラヤドカリがもう1匹いました。その1匹は、残念なことに完全な脱皮不全のため、お亡くなりになりました。
2007年11月20日
先週の金曜日にショッピングに出かけた時のことです。駐車場に車を止めて、歩いていると人だかりを発見。やじ馬のごとく中に割り込んでいくと、妙な物体が置かれているではありませんか。これはどこかで見たような、そうだマンボウだ。なぜこんなところにマンボウが?近くにある魚市場の商品でしょうか?謎は深まるばかりです。確か先週15日の朝に鳥取県の境港で、2.9mの巨大マンボウが水揚げされたというニュースを見ましたが、いくらなんでもそこまで大きくはありません。それにしても近づいてみると、さすがにでかい、でかすぎます。海で人が乗ったという逸話(?)もうなずけます。マンボウは食べるとおいしいと聞きますが、これは商品としてこれから売られるのでしょうか。だとしたら、ぜひ食べてみたいですね。
2007年11月19日
言わずと知れたホタテツノハゼです。テッポウエビ類と共生する底性ハゼですが、写真では泳いでいるように見えます。これは以前の写真で、時折、滑空するように泳いでいました。今は落ち着いたようで、水中を泳ぐことはまずありません。和歌山にも生息しますが、磯採集レベルの深さで見れることができないのが残念です。ところで、最近気になっているのは、トールフィンシュリンプゴビーです。ホタテツノハゼ(ホタテツノハゼ属)とは異なり、、トールフィンシュリンプゴビーはヤツシハゼ属です。ホタテツノハゼに少し似ている、第1背鰭が長い共生ハゼです。飼育してみたいハゼの1つです。
2007年11月18日
以前からいろんな病院で咳エチケットのポスターが貼られていますが、これがどれくらい実行されているのかは、疑問のあるところです。病院によっても違いはあると思いますが、個人的には、インフルエンザや結核などの呼吸器感染症と診断された後で、マスク着用を行っているケースがあると思います。ここに1つの問題点があると考えます。診断結果が出た後で、病院側からマスク着用を指示しているという点です。すなわち、診断前はマスクを着用していない方もいるということで、こういった人達は周りの人に対して、感染させてしまうかもしれないということです。これでは病院へ治療に行ったのに、逆にインフルエンザをうつされてしまったということになりかねません。呼吸器感染症は、咳エチケットを実行することでかなり防げると思います。咳エチケットについては、いろいろなサイトで述べられているので、一度閲覧するのもいいかもしれません。すべての人がマスク着用というわけにはいかないでしょうが、少なくとも咳やくしゃみのある方は、人前に出る際には、マスク着用を心がけるべきと思われます。今後、インフルエンザ流行シーズンを迎えて、咳エチケットに対する個人の自覚・実行が必要でしょう。
2007年11月17日
今はあまり派手な色の魚を飼うことが少なくなりましたが、2年ぐらい前にこのラッセバスレット(ラスバス)を見たときは、なんてかわいくて、きれいな魚なんだろうと思ってしまい、衝動買いしてしまいました。今よりも、1回りか2回りぐらい小さかった様に思います。ラッセバスレットはフロリダ、カリブ海の40~50m以深に生息するハナスズキ属の魚です。ラッセバスレット(ラスバス)はWrasse Bassであり、ベラ(ラス)に似ているという意味だろうと思いますが、見ようによればベラにも見えるかな?うーん微妙です。
2007年11月16日
去年、沖縄で採集した数匹のヘビギンポを飼育して、もう1年以上になります。採集したヘビギンポはセグロヘビギンポと考えていましたが、シマヒレヘビギンポの可能性もありそうなので、昨日、水槽から取り出して調べてみました。大きさは2cm弱、去年とあまり変わっていないようです。シマヒレヘビギンポでは、腹鰭に縞模様がありますが、このヘビギンポの腹鰭には縞模様がないようです。やはりセグロヘビギンポのようです。また、体色・模様の感じからもセグロヘビギンポのようです。第1背鰭が長く、よくこれをゆらゆらと左右にゆらしています。写真では第1背鰭が頭側へ少し倒れています。水槽にはほかにも何匹かいるのですが、セグロヘビギンポかシマヒレヘビギンポかは不明です。ヘビギンポには不明種が多いようです。そういった不明種を見つけるのも、磯採集の面白さの1つでしょう。
2007年11月15日
アメリカのWyoming州で産出された新世代・始新世のナイティアsp.というニシンの仲間の化石です。始新世というと今から約5500~3800万年前です。この時期のニシンの仲間の化石は大量に産出されており、日本でもかなり発見されています。気の遠くなるほど昔の魚です。この魚が泳いでいた海はきれいだったのだろうかと、ふと考えてしまいます。
2007年11月14日
紫色のヤドカリといえば、コムラサキオカヤドカリやムラサキゼブラヤドカリでしょうか。他には、ムラサキゼブラヤドカリによく似たPylopaguropsis lemaitreiなども頭に思い浮かびます。ちなみにこれは、Pylopaguropsis lemaitreiです。では、この薄紫色のヤドカリは?わかる人には簡単かもしれません。おそらく?だと思うんですが、実は答えにあまり自信がないです。
2007年11月13日
ボルケーノシュリンプゴビーです。ダテハゼ属の色彩のきれいなハゼです。餌食いも良いです。なかなか臆病で、最初は顔を見れませんでしたが、最近はよく顔を出してくれます。ちなみにこの写真は購入当時の写真です。ボルケーノシュリンプゴビーはかなり好きな方です。でも本当は、クビアカハゼによく似ているレッドバンデッドシュリンプゴビーの方が好きです。ボルケーノシュリンプゴビーさん、ごめんなさいね。
2007年11月12日
昨日から、飛行機で沖縄に出発して、1泊しました。そして、本日、待ちに待った磯採集に出発しました。いつも良く通る赤嶺駅です。赤嶺駅は沖縄都市モノレール線の駅で、日本最南端の駅です。那覇マラソンが近いため、ランニングをしている人がいつもよりも多く見られました。そして、いつも良く行く磯採集地に到着しました。干潮の時間まで少しあるので、シュノーケリングで磯観察をしました。いつ見ても、きれいな海だなあ。アマモ場はこんな感じです。 ヘンゲボヤ。お魚さん達。マイヒメエビさん。そして、いよいよ干潮の時間かという時に宿命の敵に遭遇しました。オドリハゼです。どこにいるかわかるでしょうか。真ん中の巣穴から、顔を出している、黒色で縁取られた白色のハゼです。そして、こちらはオドリハゼによく似たシロオビハゼです。オドリハゼはシロオビハゼと違い、巣穴付近でホバーリングをします。オドリハゼとの格闘は約1時間半、干潮の時間帯の大半を費やしました。そして、いつものように完敗しました。もう、オドリハゼの採集は諦めようとさえ思ってしまいました。こちらはオビテンスモドキの幼魚です。大きくなると厄介者になるから、リリースです。そして、汽水域で名前のわからないハゼを採集しました。カワアナゴの仲間によく似ています。汽水域は非常に面白く、以前にも、いろんな見たことのないハゼを採集したことがあります。持って帰ったのは、カワアナゴによく似たハゼのみです。その他のお魚さん達は逃がしてあげました。と言っても、オドリハゼとの戦いのため、ほとんど採集していません。今回の磯採集は楽しかったものの、オドリハゼとの戦いに疲れた磯採集でもありました。修正:ヘンゲボヤおよびマイヒメエビの名称の記載(2011年8月10日)。
2007年11月11日
1週間に1日、非常勤として大学勤務があります。後輩達が、学会発表、論文のための研究をしているのを見ると、懐かしく思います。どこも人手不足で、こんな私でも誘われると少し悩むこともありますが、今の職場での重責を考えると、とても無理です。現在大学では、個人認証としてID、パスワードを用いているが、今後、指紋認証に切り替わるようです。簡便性、セキュリティ性から考えると、非常に良いと考えます。あらかじめ、個人の指紋を登録するらしいのですが、特にこの季節、指が乾燥、ひび割れている方は登録できない、もしくは登録しにくいのではないかと思ったりします。指に少々の傷があっても認証可能とも言われていますが、どうなのでしょうか。実際、こういったことで業務がしにくくなったりはしないのだろうかと、少し不安になります。また、指紋は個人特定には良いのですが、もし何らかのトラブルで指紋情報が流出すると、今後使用できなくなるのではないかと、危惧したりもします。パスワードは変更できますが、指紋は変更できないですからね。以上は予測されるトラブルと考えますが、これらに対する対策は、いかなるものでしょうか。
2007年11月10日
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2007年11月09日
去年の沖縄磯採集では、採集できなかったオドリハゼのために、昨晩から準備を開始しました。3X5mmほどの小さな釣り針です。この釣り針を使って水中釣りを考えています。去年はオドリハゼだけのために、沖縄に5回は行ったと思います。タモ採集はほぼ不可能で、トラップや水中釣りを試みるも見事に完敗でした。水中釣りの敵は、なんといってもベラとスズメダイです。幾度となく、これらのエサ取りを釣り上げたことでしょう。さらにこれらを回避しても、最後に待ち受ける共生エビによるエサ取り。これはつらい、つらすぎます。オドリハゼが安心して出てくるよりも先に、ほとんど共生エビがエサを取りに来ます。今回はこの釣り針で、リターンマッチを試みよう。(しかし、この針小さいなあ、糸が結べないや。)
2007年11月08日
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2007年11月07日
いつもどこにいるかわからない2cmほどのハゼですが、エサをやると、ひょっこりと出現するかわいいハゼです。なぜかわからないのですが、コベンケイハゼとよくいっしょにいます。ヒレグロフタスジハゼに似ているような気がしますが、そうでもないような気もします。
2007年11月06日
トラフウミヤッコです。拡大写真はこちらです。水槽に小さなハゼ達といっしょに4匹ほど入れていたのだが、最近1匹しか見なくなったのです。以前にヒバシヨウジがクサビライシに捕えられていたことがあったので、これを除去。さらに小さなカニがいたり、ウミケムシがいたりしたので、一度、リセットし、デスロックから水槽を作りなおしたのに...いつも見ているのに死体が見つからない。ハゼ達は一向に元気なようです。動きのゆっくりなトラフウミヤッコが何者かに捕食されていなければ良いのだが、不安は尽きない。
2007年11月05日
今日は朝の干潮に合わせて、和歌山南紀に行く予定でした。しかし、目覚めてみると、なんと”午前10時30分”ではないですか。完全にへこみました。体力・気力ともに疲れていたようです。飼育疲れかなあとも思いましたが、魚さんを眺めていると癒されます。そんなときのこの1枚。かわいい子ですが、うーん、かなり怒っているようですね。私はハクテンカタギといい、ユウゼンといい、渋めの色合いが好きですね。
2007年11月04日
串本で採集したカエルウオで、ミノカエルウオの幼魚を疑っています。別に珍しくもないカエルウオですが、なぜか採集してしまいました。というのは、見つけたときは成魚と異なる体色・模様のため、判別できなかったからです。でも、頭でっかちのこの幼魚はかなり愛嬌があって、お気に入りです。
2007年11月03日
昨日に引き続き、以前にハシナガウバウオの粘液毒でお亡くなりになった魚の写真を掲載します。イボオコゼ科の魚を疑っています。大きさは非常に小さく、この程度です。(写真はデトリタスいっぱいでごめんなさい。)個人的には、アカントスフェックス・レウリニス(Acanthosphex leurynnis)かなあと思っているものの、確信に至りません。イボオコゼ科の稚魚なら何でもいいような気もします。ほかに亡くなったのは、このチャイロサンゴヤドカリです。 (涙ものです。)
2007年11月02日
今日は写真をうまく撮れなかったので、ブログを始める少し前に亡くなった魚の写真を掲載しました。イサゴハゼもしくはその近縁種と考えられるハゼです。(左下のクリーム色と茶色のストライプのハゼ)ほとんど動かないハゼでした。口元にフレーク状のエサを置いてやると、はっと気付いたように食べていました。残念なことにお亡くなりになりました。原因は一緒にお亡くなりになったハシナガウバウオ(ペア)の粘液毒ではないかと考えております。ハシナガウバウオはガンガゼを食べるらしく、オスは自分の卵の一部を食べながら、卵を守るらしいのです。ガンガゼを入れ、また、幸運なことに卵も生んだのですが、うまく飼育できず、痩せていき亡くなりました。ほかにもこのために亡くなりました。不注意のため、他魚に影響を与えてしまったことが、反省点です。
2007年11月01日
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