なまけたろうとすごす日々

なまけたろうとすごす日々

2016年12月22日
XML
カテゴリ: 読書記録
リトアニアでユダヤ人の虐殺に直面した少女マーシャの証言を元に構成された1冊。

リトアニアといえば、ユダヤ人を救った命のパスポートで知られる杉原千畝が有名だが、彼が救ったのは、リトアニアに難民としてきていたポーランドのユダヤ人だったようだ(wikipedia知識)。

現地のリトアニアのユダヤ人はどうだったか、22万人いたうち生き残れたのは3万人にすぎなかったのだという。

ドイツ人ではなく、リトアニア人がユダヤ人の虐殺に大きく関わっていたそうだ。本では、ドイツ軍が関わるようになって秩序立った物になったとの記述がある。
(もちろん、ユダヤ人をかくまった勇気ある人たちもいた)

死体の頭でサッカーに興じていたというシーンなど、どこまでサッカーが好きなのだと怖くなった。

サイコロで1を出し続けるかのような幸運で手記を書いたマーシャは生き残ることができた。彼女の母親や妹弟、周囲の人、収容所で一緒になり、別れた人。多くの犠牲者が心に残る。

図書館で見つけた本だが、これはどこの図書館にもおいてほしいと思った。

ユーラシア文庫もなかなかベストセラーにはなりにくいものを出しているレーベルのようだが、図書館に置かれている本も、広告媒体と考えていいのではないかと思った。他にどんな本があるのか、この1冊から広がるように、既刊のリストや関連書籍の広告など、奥付の裏でもいいので載せる努力をしてほしいと思った。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年12月22日 20時30分04秒
コメントを書く
[読書記録] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: