非常に適当な本と映画のページ

非常に適当な本と映画のページ

2006.11.22
XML
カテゴリ: 洋画

 1999年に公開された韓国の話題作。二人の主要登場人物が、映画の大半で全裸のままでいることから、韓国の規制当局の間で大騒ぎになった。
 監督はチャン・ソヌ。良い映画には飽きたということで本作品を手がけたそうだ。駄作を作りたい、てことだろうか。
 主演はキム・テヨンとイ・サンヒョン。どちらかが男で、もう一方が女なのだが、韓国人の名だと、見ても全然分からない。



粗筋

女子高生Yは、中年の美術作家Jと付き合うことになる。Jはサドで、それが原因で妻に逃げられてしまった。Jにのぼせ上がっていたYは、Jのサド行為に、最初は積極的に付き合うが(鞭や棒などで尻を叩きまくる)、やがて飽きていく。
 そこでJは提案する。俺を痛めつけろ、と。今度はYがサド行為に走る。
 付き合いは長期間にわたり、Yは高校から卒業し、大学へ通うようになる。しかし、Jとの付き合いが家族に知られ、Yは家出し、大学をやめる羽目になる。Jは、それを機会に、Yと思う存分ヤリまくる。最初はYがJに入れ込んでいたが、この頃には立場が逆になっていたのだ。
 しかし、サドにもマゾにもセックスにも飽きたYは、次第にJから離れる。最終的にはJを捨て、ブラジルに越してしまう……。


楽天ブックス(large)

感想

簡単に言えば、若い女が中年男性に惚れて付き合いを始めるが、結局飽きて中年男を捨て、中年男が一人で残される、という他愛もないストーリー。
 本作品は小説がベース(チャン・ジョンイル)らしいが、元の小説はどんなのだったのかと首を捻りたくなる。プロットと呼べるほどのプロットがないのだ。
 出演者がバンバン脱ぎまくるということで問題作になったが、その手のシーンはいたって普通で、まあ、C級AV並みか。女のより野郎の裸の方が多い感じがする(男優の局部が瞬間的だが望める。モロに見える場面にはさすがにボカシが入っているが)。
 男優が女優の股間に顔を埋めるシーンなど、撮影スタッフは楽しめただろう。が、鑑賞者は、巧妙なアングルと編集により、スタッフが楽しんだ後のカスを見せ付けられているようである(日本公開において更に編集されたのかも知れない)。
 この映画の見所は、乱交シーンより、韓国社会の一面が見られるということである。Yには姉が二人いて、いずれもレイプされたという設定になっている。韓国はレイプ事件が多いと聞く。ネットで得た情報なので、実際はそんなことないだろうと思っていたが、この作品を見ていると、まんざら嘘でもなさそうだ。
 この映画では、韓国人の人間関係も奇妙である。Yが家出する羽目になったのは、Yの兄がJとの交際について知って激怒したからである。しかしYの兄はバイク事故で死んでしまう。するとYは、何でもないように「これで家に帰れる。大学にもまた通える」と喜ぶのだ。この国には兄弟愛や家族愛、てものがないのか。
 韓国は近くて遠い国だという。韓国へ旅行に行ったことがあるので、そうでもないと思っていたが、こういう映画で韓国社会に関する情報を得ていると、やはり遠い国のように思えてしまう。
 結論としては、この手の映画は異国の雰囲気を楽しむ為のもので、それ以上の期待をしても無駄のようだ。


人気blogランキングへ


関連商品


LIES






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.11.22 17:20:48
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: