JAFの趣味なページ

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2008.08.11
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カテゴリ: 映画レビュー
お久しぶりです。押井守監督作品『スカイ・クロラ』見てきました。

いや、なんというか、「素晴らしい」という言葉はこの映画には似合わない。「凄まじい」と言ったほうがしっくりくる。

まず空戦の圧巻さ。空中を激しく飛び回る戦闘機の鋭さと、空を切り裂く機銃の迫力。思わず首をすくめたくなるような迫力と臨場感に映画の中に一気に引き込まれます。ジェット機の甲高い音では得られない、レシプロ特有の重低な響きと、腹のそこに響いてくるような機銃の発射音と、音も完璧です。この空戦シーンだけでも見る価値があるでしょう。

もっとも、その空戦シーンも静かでシリアスなシーンがあるからこそ引き立つわけで。スカイクロラも押井節はしっかり出ているのですが、アヴァロンなど他の作品に比べて随分素直で分かりやすいものでした。世界観も最初は「ん?どういうこと?」と思うかもしれないけれど、それは後々そういう演出なのだと気付く次第。これなら押井初見者でも大丈夫?
ネタバレは避けたいのであまり書きませんが、見ていてわけが分からないということはないと思います。

飛行機マニアとしてはやはりメカデザインも気になるところ。主人公の機体である散香のイメージはフォッケウルフだそうで震電は特に意識してないとデザイナーの竹内さんは仰ってますが・・・ 俺は騙されねえぞ!(笑)
エンテ翼と推進式エンジンだけならともかく、補助脚が前方引き込み式で垂直尾翼の下に補助輪があってプロペラも二重反転とはいえ計6枚なのに震電意識してないなんて 嘘だっ!! むしろフォッケウルフとの共通点なんてぱっとみキャノピー形状くらいだよ!

最大のライバル機であるスカイリィのデザインは自分の目ではパッと見P-51が元。どこにも言及はされていませんが、敵側の戦闘機は連合国軍機を元にしているそうなので、自分の直感は多分正しいのでしょう。ほかにもいかにもイギリスイギリスした魅力的な敵戦闘機であるレインボウとフォーチュン、ランカスターを思わせる敵重爆。ノースロップさんが泣いて喜びそうな味方重爆ともう見所満載でした。軍用機好きなら間違いなく震えるはず。



なんといっても押井監督作品ですから、一般の方に自身を持ってお勧めできるかと言われると胸を張って「やめとけ」といいたいところですが(笑)、いや、しかし私はこの映画大好きです。昨日見たばかりですが、その帰りに劇場のグッズ屋で設定資料集とサントラとクリアファイルとパンフしめて6940円を買っても全く後悔せず、今既にもう一度見に行こうかと計画するほど気に入りました。DVDが出たら絶対に買うでしょう。
そこの飛行機好きなあなた、飛行機好きなら楽しめるはずですから、行ってみては?





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Last updated  2008.08.11 19:18:21
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