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2013.07.19
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かつて日本三大修験道場として栄え、現在は多くの登山客が訪れる英彦山中岳(福岡県添田町)の山頂に公衆トイレが設置される。古くから山頂一帯は「つばも吐いてはいけない神域」(英彦山神宮)とされてきたが、環境悪化を防ぐため、福岡県が来年3月までの整備を決めた。中岳の標高は1188メートル。完成すれば「県内で最も高い場所にある公衆トイレ」(同県)になりそうだ。

 添田町によると、英彦山の登山客は年間約20万人。多くは中腹にある英彦山神宮奉幣殿(ほうへいでん)から山頂まで片道約1時間半の登山道を利用するが、途中にもトイレはなく、野外で用を足す人もいる。山頂付近はがけが多く、人目を避けるために茂みに入った際に滑り落ちる人もいるという。

 このため地元住民や自然愛好家のグループなど41団体が昨年、連名で町や神宮にトイレ設置の要望書を提出。関係者が協議した結果、登山道を管理する福岡県が環境省の補助金を利用し、山頂の休憩所に公衆トイレを設置する方針が固まった。

 県自然環境課によると、公衆トイレは微生物が排せつ物を分解し、くみ取りが必要ないバイオトイレとなる予定。微生物を入れた木材チップをかき混ぜたり保温したりする電源確保のため、屋根に太陽光発電のパネルも取り付ける。


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 中岳山頂に「上宮」がある英彦山神宮の高千穂秀敏宮司は「信仰の山としてはトイレ建設に反対。ただ、今は観光中心の山になっており、環境を守るためにはやむを得ない」。年に70回前後、英彦山に登るという松村栄治さん(65)=同県田川市=は「頂上付近の野外で用を足す人がいたのでトイレができるのは大賛成。管理が大事で、利用者もきれいに使うよう心掛けないといけない」と話している。





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最終更新日  2013.07.19 07:27:41


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