†サディスティック放心ラプソディア†

2006/08/02
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知らないフリをして、気付かない素振りを見せて、今ココに居るけれど。

目についた瞬間に心臓が止まりそうになる。

ねェ、彼女は何処に?

どうして離れたっけ?

君が誰だかワカラナイ

囁く声を煩く鳴り響く鐘の音に喩え

腕に抱き込んだ兎に立てられる爪の痛みを甘く感じながら。

ぼんやりと文面を目で追った。

泣きそうになるくらい、縋りたい。

泣きそうになるくらい、懐かしい。

泣きそうになるくらい、今一度…。

嗚呼、やっとココに戻ってきたんだ、と。



忘れていた、自分。

“僕”は“僕”だから。

一体化してしまった己、細胞分裂。

ホルマリン漬けにされていた、その瓶の蓋を開けて蘇る記憶。

嗚呼、今、ココに居る。





■□■□■□■





この実体を知ってる人が居るならば、それが“僕”

だけど、流れ着いた人たちがこの実体を知ったならば、彼等はどんな反応を見せるのだろうか。



完全ではないけれど、元に戻った生活。

完全ではないけれど、言葉を交す毎日。

完全ではないけれど、充実してる時間。

そう、完全ではないけれど。



踏み出してみようか、この外へ一歩。

踏み出す事が出来たならば、其処には風が吹いているから。





怖いけど、行ってみるよ。

きっと、大丈夫。

普通に接することが出来たら、それはきっとシアワセな事。

受け入れて貰えなくても、存在は認識してもらえるから。









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Last updated  2006/08/02 11:42:09 AM
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