立命館大学法友会

PR

×

Calendar

Comments

・・・@ 最優秀チーム賞 新島襄記念法律討論会 歴代最優秀チーム…
大学院生@ Re:第60回秋季関西学生法律討論会 論題(08/02) 川口先生から「ドイツ語の判決文を全文翻…
もりたかま@ 渉外副局長 会場担当です。がんばりませう。
大坪です@ ろんじゃ あと一週間がんばるぞ!
こんにちは@ 末川杯争奪法律討論会 以前、秋季関西学生法律討論会のところにコ…

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

法友太郎

法友太郎

2011年12月19日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


甲が単身でAのもとから立ち去った後、AはB女と同居し、Cはこの二人に養育されていた。
現在、甲とAとの間で離婚調停が行われていたが、甲は、Cの親権については、このままでは、現在Cをかんごし、かつ経済的に安定した収入のあるAが優位であり、自分がCを養育できないのではないかと危機感を募らせていた。甲は、実兄夫婦が両親と同居していたので、実家に帰ることもできず、同一市内に単身でアパートを借り、近くのスーパーでパートとして働きながら生計を立てていた。
甲が別居してから1年後のある日の朝、Aと同居していたときに近所づきあいしていたD女と出勤途上に出会い、甲は、Dから、Aの家からいつもこどもの泣き声がしていること、今日もBは自分の仕事を優先して、Cが病気なのに無理矢理に保育園に登園させ、保母らも迷惑しているとの話を聞いた。この話を聞くに及び、甲は、いたたまれなくなり、その日の午後パート勤務を早退し、Cの通っている保育園に行き、保母Eに、「Aから頼まれて、Cを迎えに来ました。」と告げた。Eは、普段送り迎えしているBではなく、面識のない甲が迎えに来たので訝しく思ったが、Cが「ママ。」と一言いったので、Cを甲に委ねた。甲が、保育園の園庭を出ようとしたところで、タクシーから降りてきたBと遭遇した。BがCに駆け寄って、「お母さんと一緒に帰ろう。」といいながら、Cの手を引いたので、甲は、「何をするの。」というなり、Bを突き飛ばし、Cを胸に抱いてその場から逃走した。突き飛ばされたBは、後頭部をコンクリートの路面に強く打ち付け、2ヶ月の治療を要する傷害を負った。
実は、AとBは仲もよく、CもBに馴染んでいた。Bは、この日たまたま、自分の仕事の都合で、午前中休みを取ることができなかったため、保育園の了解を得て、Cを午前中登園させたのであった。そして、仕事が終了したので、急いで、タクシーでCを迎えに来たところであった。Cの泣き声の件は、Dの全くの作り話であった。Cが甲に連れ去られたとのAの届け出により、警察が捜査したところ、Cは、甲の実家で甲と一緒にいるところを発見された。
甲の罪責を論じなさい。


出題:広島修道大学法務研究科 植田 博







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011年12月19日 16時40分05秒 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: