人について学ぶ旅

人について学ぶ旅

2008.12.27
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甲子園の空に笑え!

ここに収録された『銀のロマンティック…わはは』という作品がある。
傑作である。
個人的には、欧米の価値観が主流を占める中で、われわれ大和民族が、
どのように己の美意識を表現していくかという観点を提示しているという意味で、
ある種、文明論にも匹敵するのではないかと…(言いすぎ?)

ストーリーは、ジャージャーごときが語ると陳腐になるので、本当は触れたくないのだが。
「テクニックはすごいが、表現力がない」と言われ続けたペアが…という内容。
…説明してないに等しいじゃん。
いや~、でもね、さすがは「カーラ教授」とファンから崇拝されるだけあってね、


(あぁ、『甲子園…』もいいっすよ。おススメ。メルヘンに終わらないところがまた、いい)

突然ですが、ね。
日本から世界に羽ばたいたプリマの先駆者、森下洋子さんの舞いを、かのベジャールが、
「彼女には能の世界観がある」と称したらしい、というエピソードを
どこかで読んだ記憶がある。

能を見たのは、たった一回、森下さんの舞いを観たのもたった1回の私が
決して口にしてはいけないことなのだと思う。

思うのだが…何となくこれ、分かる気はするのだ(あぁ、言っちゃた)。

私が生で見ることができた欧米の有名バレリーナは、
プリンセツカヤ、ギエム、アナニアシヴィリくらいなのですが(何と心もとない経験じゃ)
彼女たちは…何と言うか…「肉食動物だのぉ~~~」という感想を持ったものだ。

…あ、アナニアシヴィリは違うかな。彼女は結構、庶民っぽさもある可愛らしい感じだったかな。
………でも、何かやっぱり、ネコだなぁ~

それに対して、森下さんの舞いには、すごく静的なものを感じた。
彼女の舞いを反芻してみると、なぜか、「竹」を思い出すのだ。
竹やぶの持つ、静かな神秘性…そんなものとともに、彼女の舞いを思い出すのです。


かなり強引なんだけど、大和民族って、やっぱり、基本は腸の長い
草食動物なんじゃないですかねぇ~~~~~
で、肉食動物が似合う人はいいですけどねぇ~~~~~
似合わない人にまで肉食動物の仮面を被せなくてもいいんじゃねぇのぉ?なんて
思ってしまうんですな。

何の話?って

浅田真央ちゃんの話です。

何も「いかにも肉食動物」なロシアンセクシー路線を彼女に当てはめなくてもいいのでは?
似合っているのでしたらいいですよ、似合っているのなら。
似合っているのですか?
『仮面舞踏会』が!

私には、彼女の良さを引き出しているとは、到底、思えないのだ。
見ていて痛々しさすら感じてしまう。
それは、彼女が悪いのではない。
似合わない路線を彼女に無理やりさせている演出側の責任なのだ。

所詮、素人フィギュアスケート見なので詳しくないのですが。
私は、浅田真央のプロでは「くるみ割り」が一番、好きだった。
…このロリめ!と言われそうですが。
でも、無邪気で、屈託のないあの時代の彼女の良さが、うまく生かされていたプロだったと思う。

そして、ああいう無邪気な女の子が、多くのことを学んで育っていったとする。
その先にあるのが『仮面舞踏会』なのだろうか?
私は違うと思うのだが…

「セクシー」とか「女っぽさ」だけが女性の美ではないのだと思う。
あるいは、芸術なのではないと思う。
その人の良さが、自然体で醸し出されれば、そこに自ずと美が生まれるのだと私は信じる。

まおさんには、ぜひ「銀のロマンティック…わはは」を読んでもらいたいと思う。
彼女なりの美の表現を追及していただきたいものだ。

(実は、その片鱗は、アジエンスのCMの、戦う女編に現れていると思うけどね)







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Last updated  2008.12.27 16:42:39
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