なんだこれは? 妙なことを言っているなあと思った。
ゆうすけ(5段)>ヘキサさん怒らないで
私の二間高バサミの連打を見ての発言だろうか?
わたしとしては、好きな星ばかりに打っていて気持ちよかったのに...。
おそらく、私の着手の速さが尋常ではないと感じたのかもしれない。
実はゆうすけさんは、このひと月ばかりの間、
タイゼムで調整している私の碁に頻繁に訪れてきてくれていた。
セリフはいつも
ゆうすけ(5段)>がんばって
こんな言葉が定型文にあるのだろうか?
いつもの私の碁に比べて、あまりにも着手が速いと判断するデータが、
ゆうすけさんにはあったのだ。
そして、諭すように
ゆうすけ(5段)>二間にしわですよ
このボケは理解できなかった。
しかし、この時点で懸賞は拮抗して、少なからず安堵したことを覚えている。
出だしから脈絡のつかみにくいボケを飛ばしていたのはGO!さんであった。
GoEiskeGo(1段)> 五子だけにゴシップ満載で
GoEiskeGo(1段)>夏だけに涼ガカリ。
ストックしておいたものを放出してくれていると思われるボケに混じって、
他のボケラーへカウンター的に打ち返しているボケもあり、
まさに「努力もする天才」的なキーボードの打ちっぷりである。
不覚にも大笑いしてしまったネタがあった。
GoEiskeGo(1段)>hexaさん焼酎!もとい集中!
エア・ポケットに落ちたような感触を持つと、一転、花火が上がった。
打ち上げてくれたのはりなちゃん、正確にはmamaさんかもしれない。
この二重人格のIDが、対局後の雰囲気を一気に濃厚にしていくことを、
誰が予想できただろうか。
華やかな光に癒されるまもなく、白の三三入りを迎えて、私は小考した。

黒のハサミがあって弱い方の白石(G16)を切り離す黒D17だと思ったのだが、
逆に実戦の黒8の方向に押さえるほうが、白石(C14)が傷むだろうと考えた。

そして、黒8と押さえ、黒16とツケて、焦点は左辺に移ることになる。
白17の割り打ちがみえみえだが、次の手は既に用意していた。
白17のカタを揉むべく手首を回して入念に準備運動をしていたのだが、
観戦者の多くには、白に甘くされ困って長考に沈んだように映ったかもしれない。
実際は、このとき管理人の体内では、コーラに含まれるブドウ糖が、
血管を通して脳を急襲するやいなや、
それをエネルギー源として、脳細胞が活発に働き、
ニューロンの破天荒なネットワーク化が、猛烈な速度で進んでいたのである。
すなわち、心労が重なる総裁を前にして、
カタ揉みから始まる、十数手の癒しの構図が、
一瞬にして、遥かな天空から舞い降りてきたのだった。
果たして、その神授の構想とは?
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