碁盤を囲んで

碁盤を囲んで

September 22, 2007
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管理人から


箱が色褪せ、カバーも破れていたために、

それこそ腰を抜かすほどの破格であったが、本体、中身はピカピカである。

以前の持ち主は、ほとんど読まなかったようだ。

おそらく十年以上、この本は退屈な書生(?)を過ごしたことだろう。

しかし、古書店の奥の書棚の最上段に並べられてからは、

客が訪れるたびに、そわそわしていたかもしれない。

この本には、江戸から平成に至る400余年に生きた、

日本の棋士たちの叡智の結晶が収められている。

もちろん中国に古来伝わる手筋もあわせて載せられている。

基本図2638に添えられるのは、手筋のキレ味を示す図と、俗筋の失敗例、

さらに別の変化図と、実に豊富だ。

この厚さ5.8cm、全1117ページにわたる技の連続を読破するには、

いったい何年かかるだろうか。

箱などには入れず、本棚にも収めず、常に傍らにおいて繰ることにしよう。

それが、この本を喜ばせることになるし、

過去の棋士たちの息遣いに触れることにもなるのだから。

手筋大事典

この本、hidewさんの「県代表になるためのテキスト」に含まれていたと記憶している。

プロ棋士を目指す子どもたちは、こんな大事典で勉強したりしているのだろうか?






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Last updated  September 22, 2007 11:06:04 AM コメント(2) | コメントを書く


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