第190回新囲碁ボケ講評・表彰
いや~、84歳(?)の日本代表(世界アマ)とは・・・
凄すぎる、というか、凄さがわからないのが口惜しいけど。
昨日は一日中、碁ばっかりだったヘキサです。
碁も、碁を打つ人も、ほんとにいいですね。
では、まいりましょう。
お題
おっちゃん「『△△△(書名)』を読みました」
「で、どうなりました?」
おっちゃん「~~~」
na4143さん
おっちゃん「『これからの「正義」の話をしよう』を読みました。
「で、どうなりました?哲学と囲碁って関係あるの?」
おっちゃん「大有りです。対局後の感想戦は無敵です。」
全国大会に出ているみなさんって、局後の検討が長いですね。別室に移ってからがまた長い。それが基本なんですね。そのあと、居酒屋やビストロでマグネット碁盤広げますからね。、しかも楽しそう。とにかくその様子は、迷路を行きつ戻りつ辿りながら、道ばたの宝を探しているっていうのか、もう目に見えないものについて延々と語り合うっていう感じなんです。う~ん、哲学ですか。そうなんでしょうね。そんなことも思わせるタイムリーな作品でした。
nipparatさん
おっちゃん「デカルトの方法序説を読みました。」
「でどうなりました。」
「俺碁を打つ、ゆえに俺あり」
世界アマ日本代表決定戦を見てきましたが、まさにそういう人ばっかでしたね。
nipparatさん
「ヘルマンヘッセの車輪の下を読みました。」
「でどうなりました?」
「てやんでー、最後まで石の下が一つも出ねえなんて聞いてねえよ。」
模様を蹂躙されたときなど、これが車輪の下か、と泣きました。
nipparatさん
「カフカの変身を読みました。」
「でどうなりました。」
「朝起きたらハエに変身し、その直後に高川先生に潰されました。」
傑作です。
kyonchnさん
おっちゃん「『失われた時を求めて』を読みました」
「で、どうなりました?」
おっちゃん「今は失われた眼形を求めて盤上をさまよっています」
一杯の紅茶を口に含むと、いくつもの思い出が浸みてきます
・・・『惜しみなく上手は眼を奪う』
kyonchnさん
「シェイクスピアを読みました。」
「でどうなりました?」
「あれ?石をひっくり返しても色が変わらん。」
なんでかオセ~ロ!
nipparatさん
おっちゃん「シェークスピアを読みました。」
「でどうなりました。」
おっちゃん「生きるべきか死ぬべきか。それが疑問だ。」
「死んでるよ!」
あ~、その場面、棋譜を再現してみましょう、ハムレットで」
「そら、アプレットやがな」
nipparatさん
おっちゃん「シェークスピアを読みました。」
「でどうなりました?」
おっちゃん「今が最悪の状態と言える間は、 まだ最悪の状態ではない。」
「今日の碁は最高の出来だよ。」
株価を見ていて、たしかにそうだなと思います。
nipparatさん
おっちゃん「シェークスピアを読みました。」
「でどうなりました?」
おっちゃん「あんちゃん、生きる手をオセーロ。」
色でなく、駄洒落!その手がありましたか。
nipparatさん
おっちゃん「スタンダールの赤と黒を読みました。」
「でどうなりました?」
おっちゃん「白石を赤貝にするつもりだよ。」
「赤いのは身だけ!」
ダメの詰まりは身の詰まり、う~ん、ジュ~シ~。
あっじょさん
おっちゃん「フランス書院全巻を読みました」
「で、どうなりました?」
おっちゃん「いやらしい手ばかり打つようになりました」
どちらも格闘技ですからね。
あっじょさん
おっちゃん「ドラえもん全巻を読みました」
「で、どうなりました?」
おっちゃん「ボケーるって4次元ポケットから出てきたんだって知りました」
「ボク七右衛門、息子は道策」
あっじょさん
おっちゃん「老人と海を読みました」
「で、どうなりました?」
おっちゃん「上手に食われました」
いそうでいなかったね、名人JAWS、本因坊JAWS。
さあ、最初に名乗るのは誰なのか?
kyonchnさん
おっちゃん「『ああ無情』を読みました。」
「でどうなりました。」
「碁に粘りがでてきました。俺もガンバるじゃん。」
まさに、テクニックと根性のユーゴー。
kyonchnさん
おっちゃん「『ライ麦畑でつかまえて』を読みました。」
「でどうなりました。」
「盤端で落ちそうな石を救うことができませんorz」
やがて盤上から去りんじゃ~。
郷禄介さん
おっちゃん「『カラオケ上達法』を読みました」
「で、どうなりました?」
おっちゃん「キカシ上手になりました」
中野杯決勝へ景気づけの志田ックス
GO!さん
「『竜馬がゆく』を読みました」
「で、どうなりました?」
「将棋指しに転向しました」
なるほど
GO!さん
「『三四郎』を読みました」
「で、どうなりました」
「小目ばかり打つようになりました」
たしかに
GO!さん
「『車輪の下』を読みました」
「で、どうなりました?」
「『石の下』を読めませんでした」
つまり、石の上に乗り上げたというわけですね
GO!さん
「ニーチェ『善悪の彼岸』を読みました」
「で、どうなりました?」
「ザル碁と闘う者は、その過程で自らがザル碁と化さぬよう心せよ」
「おまえが長く相手の手を読むならば、相手もまた等しくおまえを手を読むのだ」
これはいいですね。深い作品です。
GO!さん
「『声に出して読みたい日本語』を読みました」
「で、どうなりました?」
「自分の読みを声に出すようになりました」
それでも勝つところがすごい
GO!さん
「竹本建治の『匣の中の失楽』を読みました」
「で、どうなりました?」
「盤の上では失笑されました」
そして失意のまま、長崎に帰る長次郎。
ユニオン号が下関に到着したのは11月の上旬であった・・・
GO!さん
「『智恵子抄』を読みました」
「で、どうなりました」
「智恵子は碁会所に若者がいないという」
「ほんとうの若者が見たいという」
ボクの前に逃げ道はない、ボクのあとにヌキ跡はできる・・・
GO!さん
「『自分をグーグル化する方法』を読みました」
「で、どうなりました?」
「グルグルマワシでやられました」
『察知力』(中村俊輔)を先に読むべきでしたね。
kyonchnさん
おっちゃん「モーパッサンを読みました。」
「でどうなりました。」
「死亡の石の塊が・・・」
ちょっとググったんですが、幻庵因碩が『囲碁妙伝』を書いたとき、モーパッサンは2歳だったんですね。ついでにドヴォルザークは9歳だったと。小説も、碁も、音楽も、仕掛けがあって、オチがあって、余韻もあるのがいいですね、もちろん囲碁ボケも。それにしてもみなさん名作、古典が多かった。古碁といっしょで、長い時を経て残ってきたものは素晴らしい、ということなのかな。
では、表彰に移ります。
MVP賞
nipparatさん
「カフカの変身を読みました。」
「でどうなりました。」
「朝起きたらハエに変身し、その直後に高川先生に潰されました。」
あっじょさん
おっちゃん「老人と海を読みました」
「で、どうなりました?」
おっちゃん「上手に食われました」
GO!さん
「『声に出して読みたい日本語』を読みました」
「で、どうなりました?」
「自分の読みを声に出すようになりました」
以上3名様にスーパー囲碁ボケ君をおくります。おめでとうございます。
優秀作品賞
kyonchnさん
おっちゃん「『ああ無情』を読みました。」
「でどうなりました。」
「碁に粘りがでてきました。俺もガンバるじゃん。」
nipparatさん
おっちゃん「シェークスピアを読みました。」
「でどうなりました?」
おっちゃん「あんちゃん、生きる手をオセーロ。」
以上2名様に囲碁ボケ君をおくります。おめでとうございます。
タイゼム賞
今回のタイゼム賞は、碁打ちの正義とは?という命題を提示した、 na4143さん です。おめでとうございます。東洋囲碁様のご厚意により、1000万Tポイントが贈られますので、受け取られるIDをお知らせ下さい(「メッセージを送る」からどうぞ)。また、満天下の注目を浴びる、nipparat総裁との記念対局をご希望の場合は、お知らせ下さい。
既に佳境に入っている第191回は、kyonchnさんです。
では、また来月、お会いしましょう。
PR
Keyword Search