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今回の記事は何もA子の悪口を言いたかったのではなく、美人の生きにくさの一例として、彼女を挙げてみたまでです。さて、男というものは、いい女を前にすると小学生に戻るんじゃないかというほど単純で、残酷です。その場にいる女の中で、一番いい女に群がるのが男です。他の女性にかまうことなく、延々とその1人対男全員で会話は進行します。そして会話の内容は、男と女についてです。美しいとか、若く見えるとか、どんな男性が好きなのかということです。そこでは慎重に言葉を選ばなければ、どんどんちやほやされて、女王アリさながらです。注意しなければならないのは、へたに謙遜すると、余計に持ち上げられてしまうことです。そしてへたに他の女性に話を振ると、彼女がみじめになってしまいます。したがって、黙っているしかないのです。これだけでも相当に面倒くさいのですが、最も苦労するのは、社内の人間関係でしょう。女王様がいる場合、美人としてお姫様扱いされている女性は居場所を失います。男性社員は、お姫様にだけに質問します。どんな男性が好きなのか、結婚願望はあるのか、デートはどこに行きたいのか、社内で気に入った異性はいるのか、いい男の条件を3つあげよ・・・など。女王様は当然不愉快です。鏡に聞いている気分になるのです。世界で一番美しいのは誰?と。その結果、お姫様は意地悪をされることになりますが、男性が守ってくれるため、意地悪はエスカレートするばかりなのです。ここまで書いてみて思うのは、美人の存在というのは、社会の秩序を乱すものであるということです。クレオパトラや楊貴妃はその典型例といえましょう。かのなでしこジャパンですら、チーム内で美人選手が苛めに遭っていたというではありませんか・・・。美人は生き延びるために、次の3つの選択を迫られます。1.男に生きる2.女に生きる3.地味に生きる「男に生きる」とは、男次第の女になるということです。賢い女なら、男を上手に操って思い通りに生きることができます。当然、女の嫉妬を買います。「女に生きる」とは、男性の優しい手を振り切って、女性を重んじるということです。仕事に生きる、という言い方でもいいかもしれません。これは、うまくいきすぎると、男性の嫉妬を買うリスクもあります。「地味に生きる」とは、美人であることを隠して生きるということです。誰の嫉妬も恨みも買わない代わりに、寂しく老いていき、手に入ったはずの多くのものを失うリスクもあります。さすがにちょっとドラマチックすぎたかもしれません。A子は、「女に生きる」を選んだように見えます。その割に、わたしにはずいぶん、社内の女性の悪口を言っていましたけどね。みなさんは、この3つのうち、どの選択をしますか?先日社内でミステリー小説が好きだという話をしたら、ある男の先輩(40歳・既婚)がこんな小説を貸してくれました。占星術殺人事件表紙がどぎつすぎて、官能小説かと思いました。これもいい女ゆえの試練なのでしょうか・・・ほんとむかつきます。普段お世話になっているし、お人よしぶってるので、泣き寝入りです・・・。いや~生きにくいったら。いっそしんだ方がましかもしれませんね!
2013/03/03
25歳で女性ホルモン美容に目覚め、それから美意識とファッションセンスを磨いたおかげで周囲と比べて老化のスピードが遅いと実感しています。32歳まであと3ヶ月ですが、最近困惑するほどモテるようになりました。自分で言うのもなんですが、雰囲気がおそらく男性のツボに入っているんだと思います。合コンでも、習い事でも、職場でも、旅行先でも何かと特別扱いで、わたしに興味のない人たちには申し訳ないと思うことが多々あります。わたしの嫌いな女性の話をしたいと思います。その子(A子としましょう)は同い年で、とても美人でおしゃれです。顔や背格好は益若つばさに似ていて、その昔、売れないアイドルをしたことがあるらしい。その後社長秘書をしていた頃は、バーキン(推定100万)やダイヤベゼルのカルティエ(200万~本人談)、メゾンブランドの靴などを貢いでもらっていたという、氷河期世代に似つかわしくないバブバブな20代を生きた、バツイチ30代です。A子を友人づてではじめて紹介されたときはすごくわくわくしたものです。こんなに(見とれるほどです)可愛い子が同い年だなんて、これから起こる楽しいことの兆候のような気がして。ところが、A子ときたら、すごい曲者だったのです。知り合って半年間で、愛想がつきるという結果になりました。自分で言うのもなんですが、お人よしでおバカで天然ボケなわたしは、まんまと彼女のいいように利用されました。A子はとても要領がよく、そして残酷です。使えないものは人間でも使い捨てます。わたしは気がついたらA子の御用聞きになっていて、次の瞬間には無視されるようになり、その後もらった連絡は、わたしがエリート会社員との合コンをセッティングしたという話を聞きつけ、紹介して欲しいという内容のメールなのでした。4ヶ月ほど前、彼女がこう言っていたのを覚えています―「女には気をつけろ」その言葉は彼女の生きざまを見事に表しています。A子は非常に、女友達にはとても気を遣っていました。わたしのようにお人よしキャラは手がかからないので基本放置ですが、ほかの女子には手厚いケアを怠りません。可愛いメモの置き書き、小さなプレゼント、社内各部署のイケメンのリストアップやその他オトクな情報の伝達・・・など。A子の別の顔を知っているわたしは、はたから見ていてさすがに気分が悪いのでした。逆にいえば、それほど非常な美人というものは生きにくいのであろうと思いました。女は女の美貌に嫉妬するものです。嫉妬の対象が近くにいれば、心穏やかでないこともあるでしょう。女の友情なんて体裁を保つだけのごく表面上の利害関係。水面下は競争心にあふれ、足の引っ張り合い・・・。なんて、いま仲良しの子たちに対して失礼すぎるよね。ごめんなさい。お人よしで寂しがりやのわたしもたまに心が疲れることがあり、最近ようやく、合わないと思った人とは意識的に距離を置いたりするようになりました。そのひとりがA子ってわけです。(その2に続く)
2013/03/03
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