P-Blog アイデア&インプレッション

2007.02.16
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医療事故に関するビデオの打合せに行ってきた。

医療事故の被害者の方もたくさん参加されていたのですが、当たり前なのだが、そこにいるのはいわゆる被害者像のひとではなく、普通に前向きに生きる人にしか見えない。
確かに、事故直後は混乱し、かなりキツイ時期もあったのだが、問題に正面から取組み。対話し。二度と戻らないものがあるにしても、それなりの成果を出してきた結果が、いきいきとした姿となっていた。
被害者の一人が言った「確かに、いろんなことがあったけど、マイナスになったものはない」
これは、全ての医療事故被害者に言えることではないにしても、一事故の被害者が実感してきたことでもある。
そこで、被害者という言葉が気になってきた。
被害者という言葉があるからこそ、いわゆる被害者でいなければならないという雰囲気が出来てしまう。しかし、実際の被害者は、単に被害を受けただけではない。
場合によっては、最先端になる。

わたしも、今日、多くの医療事故の被害者の方とお話しするまで、その被害者という言葉の罠にはめられていた。
これは、津波の被災者達にもいえる。確かに被災したが、いまは、世界最先端を行っている人になったひとたちがいくらでもいる。
しかし、実情を知らない人たちは、被災者は被災者であることを求める。
とはいえ、言葉通りの方もいらっしゃることは事実でもある。
時間が掛かるかも知れないし、しずかにして欲しい時期もあるには違いないが、ちゃんと向き合うことができれば、マイナスになったものがなくなる時が来るようだ。

これから取材をつづけ、どのようなプロセスを経て、マイナスになったことがなくなったかを探ってゆきたいと思った。


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最終更新日  2007.02.17 01:06:45
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