【日記】 見えない力への質問~実は、自分が答えてる~ by三宅勇

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2009.07.30
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カテゴリ: 小説




 先日ある機会で、“この人は気づきを得たなぁ~”と直観した人に出会
いました。

 Nさんは、その瞬間を“ザワザワした”と表現していました。
Nさんは、あまり他人に親しくできない性格でした。

 しかし努めてその朝も、“自分から挨拶をしよう”と強く思って駅まで
の道を急いでいました。

 すると、前から老夫婦が歩いてきました。
彼女は新しく買った靴の音がとても気になっていました。


挨拶をすることができませんでした。

 それから、“ザワザワ“が心の中から離れず、今に至っています・・・
とNさんは正直に話してくれました。

 Nさんのザワザワの正体は何だったのでしょうか?



■ それが「抵抗」なのです。


 「私」と「本当の私」が大きな橋を挟んで綱引きをしているのです。
『正直に行動しようよ!』と本当の私は無言に呼びかけます。

 すると、●●年生きてきた価値観としての塊である「私」が猛烈に綱
を引き返します。

 『余分なことはするなよ! 意味なんて無いよ! 今まで通りでイイよ! 


 靴音は、Nさんの抵抗が既に自宅を出た瞬間から予感として働き、大きく
響いていました。


 以前も書いたと思うのですが、私が特に印象強く覚えている光景があり
ます。

 それは、名古屋の久弥通りの交差点でコーラの瓶を“拾おう!“と思った


 私は「ゴミ拾いぐらいできない人が、どうして人をよく出きるか?!」
と思うようになり、ジョギング中にゴミ拾いを始めました。朝、人目が
ない所では拾うことができるようになりましたから、“そろそろ都会でも“
と思ったのでした。



■ そして、その時が来ました。


 久弥通りのスターバックスのハス向かいの交差点・・・時間は昼の
12時でした。

 コーラの瓶に気づき、私は拾うつもりで近づいてゆきました。

 しかし、その瞬間横から5~6名のOLがどっとやってきました。
私は躊躇して、ザワザワしました。そして、通過してしまいました。


 その瞬間のザワザワは今でも強く感覚として覚えています。

 私は本当の私を優先せず、4●数年生きてきた「私」という価値観の塊
に従ったのです。

 私は会社を訪問して、急いでその場所に戻りました。


 どうしても「私」がとった行為が許せなかったのです。
 しかし、まだ15分と経っていないはずでしたが、コーラの瓶はその場
には有りませんでした。誰かが拾ってくれたのです。

 今から思えば、「私」と「本当の私」が橋を挟んで綱をひっぱりあって、
私は「私」を優先したのです。

 大切なことは、「本当の私」の正体をしることではありません。
ただ、私の中には二人の私が居ることに気づくことです。



■ 「気づき」


 いつも書きますが、気づきには限界がありませんし、制限もありません。
私たちは目を閉じれば宇宙の果に意識を飛ばすことができますし、自分の
内臓に集中することができます。

 ですから、人が「気づく」ということは大変に大きなことなのです。
話は最初に戻りますが、Nさんが自分の中の二人の「私」に気づいたこ
とは、限界に気づいたことになります。

 Nさんは明日から、それまでの「私」と「本当の私」を意識して生活で
きるのです。

 人とは、気づきに気づいた瞬間から、「意識」という制限を持つように
なります。

 この意識が私たちの先頭に立って前を進んでくれるのですから、とても
安心です。

 だって、意識は無意識の境目を知っていますから、いつもそこに向って
進むことが出来ます。



■ 「意識を上げること」


 繰り返しますが、45年と2ヶ月の価値観の蓄積である「私」は、
「私」が正しいとか、良いと判断した「意識」によって、今の三宅勇を
創り上げました。

 皆さんも同様ですよね・・・その意識は、正確には「無意識」です。

 しかし、意識であることは間違いありません。
ですから、前回ももうしあげましたが、「意識だけを上げておきなさい」
なのです。

「意識」という判断や価値観に「私」はついてゆく習性があります。
ですから、今の結果がどうであれ、意識だけを空高くに上げておけば、
私たちは勘違いして「意識」についてゆこうとして、どんどん引っ張ら
れてゆくのです。

「日本一の企業研修家である私が、今からお話しをしますよ!」とか、
「100%受講生を、たった半日で新しい私に気づかせる三宅勇がご飯
を食べますよ!」・・・



■ あまり訳が分かりませんが、言えることは、「意識が私を創ったの
だから、意識を上げれば良い」のです。


 それには、私の中の「私」と「本当の私」の存在に気づき、それを上手
く意識しながら、仕事でも生活でも進めてゆけば良いのです。

 そして、もし問題が起こったら、そのザワザワの原因を紙に書き出し、
それを前向きに行動するのです。

 すべてのザワザワに素直に耳をすませ、「不安」や「問題」を冷静に
分析し、優先順位を決めて、即動くこと。


 すると、私は気持ちイイのです。

 それは、「私」と「本当の私」の距離が縮まったか、「私」の黒い価値
観が本当から剥がれ落ちたからです。いずれにせよ、気持ちイイのです!  
(7月30日 執筆)





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Last updated  2009.07.30 08:01:40 コメントを書く


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