ハリハリ資料室・第一分室

ハリハリ資料室・第一分室

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2004年12月26日
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 1月1日から,仕事場の看板が変わる。今までの会社の看板が,吸収合併された親会社のものに変わるのだ。われわれ職員は,年度末に契約更新ということになるのだが,それに先立って1月20日までに提出する書類一式というのを,昨日Tz副室長から受け取った。
 まず,A4用紙1枚の職員台帳。これには「保証人」の欄があって,保証人の氏名・続柄・生年月日・住所・電話番号・勤務先社名・役職・勤務先電話番号まで記入しなければならない。保証人の生年月日を何に使うのだろう?
 また,今までの会社と合併先の会社では,メインバンクも異なるので,銀行口座も新しく開かなければならない。今年度いっぱいで退職する人でも,指定の銀行に口座を開かなければ,1・2月分の給与の振込は受けられないという。やれやれ。まあ,実際には現場の室長レベルで調整するのだろうし,それを見越した上であえて居丈高な言い方をしているのだろうけれど,感じが悪いことに違いはない。
 まだある。健康診断書。僕のまわりでは,これの提出が一番不評である。「この忙しいときに」というわけだ。僕などは,まず保険証を作るところから始めなければならない(いや,これは自分が悪いのだが--しかも,後でわかったが,健康診断に保険は効かないから,保険証は要らないのだった)。“3000円までは”会社が費用を負担してくれるとのこと。ありがたいことで。
 ちなみに,職員の交通費の会社負担額は,新体制では1日あたり500円までになる--つまり,片道だと250円までだ。僕自身は地下鉄で1本(初乗り運賃区間内)なので全然困らないのだが,たとえばJRと地下鉄を乗り継いで来ている人なら,初乗りでもこの限度額を超えることになる。もちろん,超過分は本人負担となる。
 それから,住民票と卒業証明書の提出。お役所じみた形式主義だ。住民票は300円かそこらだが(自治体によって違うらしい),これも自腹で取ってこなければならない。
 そして,8項からなる「誓約書」。守秘義務の条項には特に「インターネット」の言葉があるから,この日記にも,仕事がらみのことはますます書けなくなる。もっとも,こう書いていること自体が,すでにして内部情報の漏洩であったりするわけだが。

 某篤志家さんから届いたハリネズミ・グッズの詰め合わせ。先週,不在郵便で渋谷中央郵便局に戻っていたのを取りに行ったのだが,自動車免許も保険証もパスポートも持っていないような人間には,大事な荷物は引き渡せないらしい。「じゃあ,自宅に再配達してもらわない限り,僕がその荷物を引き取る方法は存在しないということですね?」と確認したら,しれっとして「その場合,差出人に差し戻しとなりますが,それでよろしいですか」とおっしゃりやがりました,局員氏。よろしいでしょうかだって? よろしくないぞ,と答えれば何とかしてくれるんだろうなアンタ,とか思っていたら,続けて「あとは,職場に転送するという方法もありますが」と言う。差し戻しとか言う前に,まずそれを言えよ! やっぱりダメだな,郵便局。その場で仕事先の住所を書いて転送の手続きをとったが,考えてみれば,身元証明ができないから荷物の引き渡しを拒否された僕が,どうして自分の望む所に荷物を転送することだけはできるのだろう。解せないシステムではある。
 さて,その小包,ちょうどイヴに僕の手許に届いたのだが,開けてびっくり,予想していた以上にゴージャスなのだ。いや,この人にはいつも驚かされるのだが,今回も,海外の書籍をメインに,これも珍しい海外の雑貨や,果てはお手製の一品(詳しい取り説つき)まで…… 言葉に詰まる。今までだって十分そうだったのだけれど,これはもうどうあがいてもお返しのしようがない。せめて,愉しんで読んでいただいているらしい「資料室」の記事の追加・更新で何十分の一なりと報いたことにするほかはなさそうだ。とりあえず全品を改めてお礼状を認めるべきところだけれど,とてもいっぺんに全部取り出してみる心の準備ができない。今日でやっと半分くらいだろうか。ますます遅れる礼状である。



 上野駅地下のファミレスで食事中,携帯にメール,ハリグッズ発見情報。それはありがたいのだけれど,誰からだかわからない。まあいいや。返信。(あとで判明,カーター卿でした。感謝)

 まずは駅前の玩具店,ヤマシロヤ。ひろみさんに教えていただいた「きりにつつまれたはりねずみ」のヨージクのぬいぐるみ……え,売り切れ? もう? 製造数自体少ないとのことだったから,きっと予約注文だけで全部ハケちゃったんだろうな。残念。かわりに童心の「はりねずみのリックS」(どこかで見たことがあるような気がするのだが,思い出せない。テディベア作家の誰かによるものとおぼしきデザイン)と,オーロラのディンプルシリーズのハリの,薄色バージョン(これもひろみさんのサイトで知ってはいたけど,実際に目にするのははじめて)を購入。ほかに,同じオーロラのシャーベット・バルーンのラージとミドルも発見(と一口に言ってしまうが,ラージの方は,大きめのソファークッションほどもある。まあ,販促用の非売品で,さらに3回りほど大きなサイズのものも見たことがあるけど)。ヤマシロヤ,なかなかハリ率高し。

 お次は,上野の森美術館の「大兵馬俑(へいばよう)展」。日曜日なので,かなり混んでいる。兵馬俑そのものには実はあまり興味がなかったりするので,人混みの後ろからざっと見て回る。本当のお目当ては,「杜虎符(とこふ)」。これはトラの形を模した金属製の割符(色は黒,金色で古代漢字が記されている)で,中3のAさんから,会場でレプリカが売られていたと聞いていた。出口のところの土産売り場で捜したのだが,見つからない。さてはガセだったか? 自分もほしいけど,お世話になっているあの書家さんに,ぜひ一体お送りしたかったんだけどな。
 しょうがない,「杜虎符」を写したペーパーフォルダと,古代漢字の手ぬぐいを買う。あとは「中国古代兵器展」と記された,いかにも流用ものっぽい古代武器フィギュアのセット。国語の授業で,「矛盾」という故事成語の説明で「ほこ」という言葉を使うが,一まとめに「ほこ」と訓読してしまう中国武器たちについての我々のイメージは,実はかなりあやふやである。こういう見本セットが手許にあってもいいだろう。戟(げき,ほこ)とか蛇矛(じゃほこ)とか方天戟(ほうてんげき)とか,三国志ファンが喜びそうなセットだ。18本の長柄武器がずらっと並んで千円ポッキリとは,さすが中国ものである。

 最後に,国際子ども図書館。明治時代に建てられた荘重な建物が,「子ども図書館」というかわいらしい名前の印象を見事に裏切る。「本にえがかれた動物展 II」。今回は十二支でまとめているので,ハリネズミは発見できず。ただし,ひろみさんに教えていただいたように,ポスターに使われているイソップの肖像に描きこまれている動物の中に,ハリらしき姿が。ポスターを間近で見ても,モグラかハリネズミかはっきりしない。
 その「子ども図書館」で,まさか知り合いに声をかけられるとは思わなかった。去年入試直前に個別指導で国語を見たH君。今は晴れてかのW学院高の1年生である。今でも試験前には個別を受けにきてるから,そう久しぶりではないのだが,お互いにびっくりである。「見慣れた後ろ姿だと思ったら」と笑うH君。うん,何しろしっぽつきだからね。彼によると,今日この近くの奏楽堂でコンサートを開くのだが(彼はピアノ担当),夕方まで会場に入れないので,父兄の1人の提案で,急遽この図書館のロビーで打ち合わせをすることになった由。僕もH君も,この建物に入ったのは生まれてはじめてなのだが,偶然ってあるものだ。

 さて,教室に帰らなければ。JR上野公園口側にある公園出口から,車道沿いの側道を地下鉄の駅のある南側へ下っていくと,最後は階段になっている。と,後ろから,黄色い大きな自転車が。乗っているのは,元気なお婆ちゃん。「あら,やっぱり階段なのね。困ったわ」道をご存知ないということは,このあたりのご近所さんでもないのだろう,お達者なことだ。脇には車椅子の方も乗れるエレベーターがあるけど,自転車はちょっと。
 というわけで,何だか漫画みたいだけど,いぬかわ,声をかけて,お婆ちゃんの自転車を階段の下にお運びいたしました。ずいぶんお礼の言葉をいただいて,かえって恐縮だったけど。「なんてうれしいのかしら」って,東京の育ちのいい方は感嘆文をさらっとお使いになることを実体験できて,こちらもうれしゅうございました。お婆ちゃんが,長髪に片眼鏡のヘンな風体の男と,目だけはできるだけ合わさないようにしていたのは,たぶん僕の気のせいなのだろう。

今日耳にした,もう一つの名台詞。
「……それでもどんどんぶつけちゃう。もう鬼畜以上だから」
地下鉄の駅の出口ですれ違ったおばちゃん二人連れの一方の言葉だったのだが,いったい何の話だったのだろう。「鬼畜」って,おばちゃん世代にも浸透している言葉だったっけ?



 今日の最後の授業は,おなじみ高2O君の個別。O君,冬休みになって,ちゃっかり髪を茶色く染め直してる。「それ,新学期になったらまた黒く染めるわけ?」「んー,わかんない。たぶんね」彼は明日からスノボツアーだ。愉しんでこい。





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最終更新日  2005年02月07日 06時48分35秒
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