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禅問答に、こんな話があります。
二人の修行僧が旅の途中、
川を渡れずに困っている若い女性に出会いました。
一人の僧は何も言わず、その女性を抱えて川を渡し、
向こう岸でそっと下ろします。
しばらく歩いたあと、
もう一人の僧が言いました。
「修行僧が女に触れるなんて、戒律に反するんじゃないか」
すると、女性を運んだ僧はこう答えます。
「私は川のほとりで彼女を下ろした。
だが君は、まだ彼女を担いでいるのか?」
この話を初めて聞いたとき、
正直「うまいこと言う話やな」くらいに思っていました。
でも最近、この話がやたら引っかかります。
たぶんそれは、
自分自身が“担いだまま歩いている側”やからだと思います。
過去を引きずってしまう理由
僕は、過去に執着しやすいタイプです。
家族のことで深く傷ついた出来事も、
もう終わった話だと頭では分かっているのに、
ふとした瞬間に思い出して、心がザラつく。
人に言われた嫌な一言。
された態度。
その人の顔。
「もう気にせんでいいやろ」
「忘れたらええやん」
そう思おうとするほど、
なぜか余計に手放せなくなります。
この禅問答が本当に問いかけていること
この話は、
「女に触れたのが正しいか間違っているか」
を問う話ではありません。
本当に問われているのは、これです。
終わった出来事を、
今も心の中で生かし続けていないか?
助けた僧は、
必要なことをして、終わったら下ろしました。
何もしなかった僧は、
正しさを握ったまま、
ずっと心の中で担ぎ続けました。
重かったのは、
行為ではなく、考えだったのだと思います。
なぜ「分かっているのに苦しい」のか
過去を引きずるのは、
弱さでも甘えでもありません。
むしろ、
その結果です。
人は、納得できなかった出来事を
無意識のうちに何度も再生します。
「もう一度考えれば、楽になるかもしれない」
「理由が分かれば、前に進めるかもしれない」
でも多くの場合、
考え直すほど傷は深くなってしまいます。
仏教が教えてくれる、現実的な視点
仏教や禅は、
「忘れなさい」「許しなさい」とは言いません。
もっと現実的です。
今、持ち続けなくていいものを下ろしなさい
怒りや悲しみ、正しさも、
必要だった時期は確かにありました。
でも、今も必要かどうかは別です。
手放すとは「消す」ことじゃない
手放す=忘れる
手放す=許す
ではありません。
現実的な手放し方は、もっと地味です。
完全に下ろせなくてもいい。
再生回数を減らすだけで、心は少し軽くなります。
担いでしまったときの小さな工夫
過去を思い出してしまったとき、
こんなふうに声をかけてみてください。
それだけで十分です。
最後に
過去を引きずるのは、
弱いからではありません。
人を大事にできるから、
記憶も感情も、ちゃんと抱えてしまうだけです。
もし今、何かを担いだまま歩いていると感じたなら、
無理に下ろさなくていい。
まずは
「まだ担いでいるな」
と気づくだけで、十分だと思います。
川は、もう渡っています。
あとは、
空いた手で歩く練習をしていくだけです。
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